CAMCARDとは？特徴や注意点、料金プランを詳しく解説

名刺管理ソフトは経営者や営業パーソンなど、多くの人が活用しています。なぜなら、名刺管理ソフトで大量の名刺を一括管理することにより、取引先の情報をすぐ検索できたたり、出先や自宅でも確認ができたり、管理が楽になって業務効率化できたりと多くのメリットを享受できるからです。

そこでこの記事では、名刺管理ソフトの中でも世界的な人気を誇る「CAMCARD」の基礎知識をはじめ、特徴や強み、機能、料金形態を詳しく解説。名刺管理ソフトを探している方はぜひ参考になさってください。

CAMCARDとは

CAMCARDとは、約2億人、100万社に利用されている世界的にメジャーな名刺管理ソフトです。

名刺管理ソフトは国内外問わずさまざまなものが提供されていますが、CAMCARD は200か国以上で利用されいてるため、グローバルにビジネスする人にとっては特に使い勝手のいい名刺管理ソフトだと言えるでしょう。

法人版と個人版の2種類が展開されていて、法人版のほうが機能が多く充実しています。

CAMCARDの特徴

CAMCARDはなぜ世界的な人気を誇っているのでしょうか？強みとも言えるその特徴について解説します。

名刺にメモを追加できる

名刺管理ソフトのなかには、ただ名刺を読み込んでデータを取り込むだけだったり、自分で手入力したりと簡易的なものもありますが、CAMCARDはメモ・リマインダー・訪問手帳などの機能があり、名刺にさまざまな情報を追加することが可能です。

営業活動では名刺交換した相手との会話内容などを記録しておく必要がありますが、忙しいとどうしても記録がおろそかになったり、ノートに手書きでメモしておいても出先ですぐに確認ができなかったりと管理しにくいのが難点です。

しかし、CAMCARDであれば名刺データにそのままメモして訪問手帳として活用できます。そのほかにもリマインダー機能があり、商談などの予定を記入できます。

メールマガジンの配信ができる

名刺管理ソフトを導入して連絡先を一元管理しても、その連絡先にまとめて連絡をしたい場合はほかのメール配信ツールを連携しなければならなかったり、エクセルなどにデータをエクスポートしなければならなかったりと手間がかかることもあります。

CAMCARDはメール配信機能がついているため、登録されているメールアドレスへ一括送信することが可能です。マーケティング活動や営業活動がしやすくなり、業務効率化につながるでしょう。

簡易SFA機能で営業を効率化できる

CAMCARDには営業業務を効率化する簡易SFA機能も搭載されています。CAMCARDの簡易SFA機能では、商談やタスクを名刺に紐づけて記録することが可能です。

SFAは売上や利益を引き上げるツールで、営業全体の業務改善をしたり、営業担当者が営業に集中できる仕組みを作ったりするのに欠かせません。

17か国語に対応している

CAMCARD最大の強みは多言語機能でしょう。実に17か国語に対応しており、さまざまな国とのビジネスがしやすくなります。言語対応していないと自動認識ができず自分で入力しなければならなかったりと手間と時間がかかりますが、CAMCARDであればスムーズに取り込めます。

海外との取引が多い企業や、グローバル企業に属している方はCAMCARDのように多くの言語に対応している名刺管理ツールを選んだほうが無難でしょう。

文字認識機能の精度が高い

CAMCARDは世界最高クラスの画像補正・OCR（文字認識）機能を搭載していて、名刺画像をわずか5秒でデータ化できます。名刺交換をしてすぐにデータ化してCAMCARDに保存しておけば、スマートフォンでもパソコンでもマルチデバイスで顧客情報などを確認できるようになり、業務がスムーズになるでしょう。

また、最短5分でオペレーターによるデータ修正も可能で、データの精度は99%とほぼ間違いありません。大切な顧客情報を間違えると思わぬトラブルに発展するリスクがあるため、適宜活用して正確なデータ管理を心がけることが大切です。

外部サービスと連携できる

CAMCARDはさまざまな外部サービスとの連携も可能です。たとえばSalesforce、DynamicsCRM、SugarCRM、Google Contact、Kairos3、Oracle Sales Cloudなどのサービスと連携でき、取り込んだ名刺情報をあらゆるツールに連携させて活用できるようになります。

これらを人力でやろうとすると、名刺の情報を手入力でエクセルなどに記入してから、さらにそれを各サービスに転記していく作業が発生し、入力ミスや読み取りミスなど人為的ミスが発生しやすくなり、業務効率が下がります。連携できるサービスが多いほど、業務効率化を推進できるでしょう。

CAMCARDの注意点

このようにCAMCARDはとても便利なツールですが、当然ながら注意点もあります。

まず、顧客など取引先の名刺データをオンラインに保存するため、セキュリティを強化して個人情報を保護する必要があります。万が一情報漏洩などのトラブルが起きると、企業としての信頼が下がってしまい今後の取引に悪い影響が出てしまうでしょう。

また、CAMCARDにはSNS機能がありません。名刺管理アプリにはSNS機能がついているものも多々ありますが、SNS感覚でオンラインでの名刺交換ができるわけではないので、そういった使い方をしたい方は注意してください。

CAMCARDの種類・料金

CAMCARDには先述した通り法人版と個人版の2種類があり、それぞれで機能や料金が異なります。詳しい内訳や料金について紹介します。

個人版「CAMCARD」

個人版は基本的には無料で使えますが、名刺スキャンは上限500枚までで、アプリ内に広告が表示されます。また、複数デバイスでの活用はできず、専用ホットラインへの問い合わせは不可です。

ただ、人力による校正サービス「高精度校正」はオプションで利用可能で、名刺10枚720円、名刺20枚1,200円、名刺50枚2,800円です。

それに対して、プレミアムアカウント（月額480円、年間5,000円）では名刺スキャンが無制限になり、広告も非表示になります。さらに複数デバイスでの利用が可能になり、専用ホットラインへの問い合わせも可能です。また、アカウントにはVIPアイコンが付与されます。

法人版「CAMCARD BUSINESS」

法人版にはSTANDARDプラン（IDあたり月額1,700円）とPROFESSIONALプラン（IDあたり月額2,500円）の2種類があります。共通する機能は

• 名刺登録枚数が無制限
• 利用者数5ID～
• 名刺管理
• 商談情報管理
• タグ管理
• 管理者機能
• 順位によるアクセス権の設定
• 名刺情報の共有
• エクセルファイルのインポート＆エクスポート
• MicrosoftDynamicsへのエクスポート
• Sugar CRMへのエクスポート
• Web Service APIによる連携
• スキャナ連動機能
• 人事異動情報の通知
• 一斉メール配信機能
• オンライン名刺交換機能

です。

高精度校正の枚数が、STANDARDプランだと20枚(ID/月)まで、PROFESSIONALプランだと50枚(ID/月)までとなっていますが、いずれも最低利用期間は3か月です。

法人版は個人版とは異なり、オペレーターによる手動データ補正や、IPアドレス制限などのセキュリティ管理、SalesforceなどのCRMとの連携、組織ツリー表示、人事情報の配信などの機能が追加されています。

名刺管理ソフトCAMCARDで幅広い取引先に迅速に対応できる

このように名刺管理ソフトを活用することによって、スピーディーに取引先の情報をデータ化できたり、活動履歴を残していつでもどこでもすぐに現状を確認できるようになったりと、円滑な取引が可能になります。

そのなかでも多くの言語に対応しているCAMCARDのようなサービスを選ぶことで、幅広い取引先に対応できるようになるでしょう。個人版であれば無料で利用できるので、まずは無料で使用感を試してから検討してみてはいかがでしょうか。

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