工夫をして働かないと休みがとれない

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西井:僕も世界一周をしたから、今の話はすごい共感できます。
しかし、これを一般の人に言っても全然わかってもらえないんですよね。

例えば、2週間休んで旅行しようよというと、2週間あるんだったら毎週1日ずつ休んだほうがいいという考え方もあるんですよ。そこは原体験が違ったりしますからね。

もしTABIPPOに、すごく優秀だけれども、日本から出たことがありませんという人の応募があったらどうしますか?

清水:ちょっときついかもしれないですね。それでも、旅を広めたいとか根本的なところが合っていればいいと思います。

19歳のときに採用したインターンの子は、海外には行ったことがないけれど、旅の感覚はすごいわかると言っていました。でも、その子はこの1年で3回くらい海外行ってますね。

今、インターンが一人モロッコに行っていて、デザイナーはチリにいて、元インターンがボリビアにいて、来週から一人タイ、来月からキューバにいくメンバーもいますね。
ほんとうにそういう感じなんですよ。

それ前提で働くので、みんなすごく工夫していますよ。

西井:仕事をしていると、時間の使い方がうまいとよく言われるんですけど、工夫をしないと休みがとれないんですよね。僕も年に3回くらい海外に行くのでその時間を取りたいですし。

別にそのために働いているわけではなくて、仕事も楽しいんだけど、旅行も楽しいので、その両立を目指すとどうしても工夫するしかない。

清水:世界中を旅していると、そういう国いっぱいあるじゃないですか。ほんとに夕方からビール飲んでるおっちゃんばっかりいて(笑)。

僕が最近例えで使うのが、日本とドイツの違いですね。1時間あたりの労働生産性とかドイツのほうが圧倒的に高くて、それでいて、国として経済力があって。

彼らはすごい合理的なんで、日本で同じことはできないと思うんですけど、両方のいいところを取り入れることはできると思っています。

フォトグラファー:三浦一紀