SEOツール(無料・有料）おすすめ13選！SEO対策の基礎知識も解説

更新日: 2023年02月24日

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「Webサイトを検索上位に表示させたい」「WebサイトのSEO対策に本格的に取り組みたい」今、この記事を読んでいる方はおそらくこのような課題を抱えているのではないでしょうか。

SEO対策を行う際にはSEOツールの活用が欠かせません。戦略立案の根拠となるデータを取得でき、具体的にどうアクションを起こすべきかヒントをもらえます。その結果、効率的に成果を上げていくことが可能です。

この記事では、SEO対策の基礎知識と併せて、SEO対策におすすめの無料・有料ツール13選を紹介します。

SEO対策の基本的な考え方

まずは、SEO対策の基本的な考え方を解説します。

SEOとは

SEOの基本

SEO（Search Enginne Optimization＝検索エンジン最適化）とは、特定のWebサイトやWebページを検索結果画面の上位や、目立つ場所に表示させることです。

ビジネスでWebサイトを運営しているのであれば「集客したい」「成果を出したい」といった目標があるはずです。そのためには、Webサイトへのアクセス数を増やす必要があり、一人でも多くのユーザーにWebサイトを見てもらわなければなりません。

ゆえに、SEO対策はどのような企業にとっても重要な取り組みだと言えます。

ユーザーに評価されることが大事

検索結果の上位に表示されるためには、ユーザーから高評価を獲得することが重要です。

ユーザーは、疑問に対する「答え」を求めて検索行動を取っているため、答えが端的に記載された分かりやすいコンテンツを求めています。

ユーザーの疑問に対して的確に回答している分かりやすいコンテンツは、多くのユーザーからアクセスされるようになるので次第にユーザー評価が高まり、その結果、検索結果の上位に表示されやすくなります。

Google検索エンジン対策も大事

Google検索エンジンからの評価も重要です。検索する際に「Yahoo!」を使うユーザーもいますが、Yahoo!はGoogleの仕組みを取り入れて構築されているため、SEO対策とは実質Google対策だと言えます。

Google検索エンジンは、日々ロボット（クローラー）をWeb上に自動巡回させて、無数のWebサイトを見て回っています。新規Webサイトを公開すると、クローラーが「Webサイトの構造は分かりやすいか？」「HTMLタグの使い方は適切か？」などをチェックします。

このときにサイト構造が分かりにくかったり、HTMLタグの使い方が不適切であったりすると、Google検索エンジンからの評価が下がってしまいます。

そのため、WebサイトがGoogleのロボットにとって分かりやすい構造であることを目指す必要があります。突き詰めれば「人が見ても、ロボットが見ても分かりやすい、明瞭なコンテンツやサイト構造を目指すこと」が重要なカギだと言えます。

SEOツールを使うメリット

続いて、SEO対策に取り組む際にSEOツールを活用するメリットについて見ていきましょう。

SEO対策の精度が上がる

SEOツールを使うことで、「どんなキーワードでコンテンツを作ればユーザーから注目されるか」「現状のWebサイトの構造で改善すべき点はどこか」といった課題点を明確にできます。

データに基づいた具体的なヒントが得られるため、現在の弱点が明確になり、的確に手を打つことができるようになるでしょう。その結果、より多くのユーザーからのアクセスが期待できるようになります。

検索上位を維持し続けられる

SEO対策に取り組む際は、施策前と施策後で検索順位にどのような変動が起きたかを分析し、PDCAを繰り返すことが重要です。

検索エンジンの動向は日々刻々と変化していきます。競合他社が優れたコンテンツを新たに公開してユーザーの人気を集めることもあれば、Google検索エンジンのアルゴリズムに変更が加えられ、ある日を境に検索順位がガラッと変わってしまうこともあります。

検索上位を獲得し続けるためには、「コンテンツを一度見直して終わり」ではなく、日々のたゆまぬ分析・改善が必要です。

注目度が高いキーワードや現在の流入数、検索順位などを日々モニタリングできるSEOツールを活用することで、適切にユーザーニーズを捉えながらアルゴリズム対策もでき、その結果として検索上位を維持し続けることができるのです。

SEOツールの種類・機能

ここからは、各種のSEOツールがそれぞれどのような役割を果たすのか、カテゴリごとに見ていきましょう。

キーワード調査ツール

キーワード調査ツールは、どんな検索キーワードがユーザーの間でニーズが高いかを明らかにするツールです。

特定のキーワードに対し、競合他社がどのような記事をアップしているかや、そのキーワードの競合性などが分かり、自社がどんなコンテンツを作っていくべきか具体的なヒントを示してくれます。

内部診断・コンテンツ診断ツール

内部診断・コンテンツ診断ツールは、その名の通り、Webサイトの健康状態を診断してくれるツールです。つまり、適切にSEO対策ができているかどうか、課題点はないかどうかを診断してくれます。

「コンテンツの文字数が少ない」「被リンクを増やしたほうがいい」といった課題を具体的に教えてくれるので、Webサイトの評価を高めるうえで役立ちます。

アクセス解析ツール

アクセス解析ツールとは、Webサイトがどれだけ多くのアクセスを獲得しているか分析するためのツールです。

「ユーザーをしっかり集客できているか」「特にユーザー人気が高いコンテンツはどれか」「ユーザーがすぐ離脱するページはどこか」など、Webサイトの良い点や課題点を明らかにでき、Webサイト改善へのヒントになります。

検索順位の分析ツール

検索順位の分析ツールとは、特定のWebサイトの検索順位を確認できるツールのことです。自社サイトはもちろんですが、競合サイトについて分析できるツールもあります。

特定のキーワードについてSEO対策を行った後、「施策の成果はどうか」「順位の変動はどうか」といったモニタリングができます。

Webサイトの競合優位性を定点観測し、PDCAを回していく上で役立つツールです。

機能統合型ツール

機能統合型ツールとは、「キーワード調査」「内部診断」「アクセス解析」「検索順位の分析」など、SEO対策に必要な機能をすべて兼ね備えたツールのことです。

確認したい指標によってツールを切り替えたり、ツールごとに使い方を覚えたりする手間がないのが最大のメリットです。

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無料のSEOツール5選

ここからは、無料で使えるSEOツールを5つ紹介します。

1. Google Search Console

Google Search Console

出典：Google Search Console

● 掲載順位の改善に役立つ

Google Search Consoleとは、Googleが無料で提供しているツールのひとつです。検索順位の分析や、内部診断ができます。

担当するWebサイトが、Googleの検索結果でどのように表示されているかを知ることができ、ユーザーがサイトへアクセスしてくる一歩手前のデータも確認できることが特徴です。

例えば、自社のWebサイトのページが検索結果でどれくらい表示・クリックがされているか、サイトが検索エンジンからどのように評価されているか、ペナルティを受けているかなども見ることができ、掲載順位改善のヒントを与えてくれます。

2. Google アナリティクス

Google アナリティクス

出典：Google アナリティクス

● ユーザー行動の把握に役立つ

Googleアナリティクスはアクセス解析ツールで、Webサイトへのアクセス状況を把握できます。

ユーザーがどのような経路を辿って自社Webサイトにアクセスしたのか、コンバージョン（購入や資料ダウンロードなど）に至ったユーザーにはどのような傾向があるか、Webサイトに訪問したユーザーがコンバージョンに至ることなく去った割合はどの程度か、といったことなどが見えてきます。

ユーザーのWebサイト上での行動を数値で明らかにすることで、Webサイト改善のヒントを得られ、Webサイトの収益率を改善できます。

3. PageSpeed Insights

PageSpeed Insights

出典：PageSpeed Insights

● Webページの表示速度の分析が瞬時にできる

PageSpeed Insightsは、Webページの表示速度をチェックできるツールです。

Webページの表示速度が遅いと、ユーザーがストレスを感じて離脱してしまい、その結果、コンバージョン率の低下につながってしまいます。

表示速度の評価だけでなく、より速度を上げるためにはどんな修正を加えたら良いかを指摘してくれるので、それに従って修正することで表示速度を改善することができます。

4. Google キーワードプランナー

Google キーワードプランナー

出典：Google キーワードプランナー

● キーワード選定の助けになる

Googleキーワードプランナーを使うことで、特定のキーワードでどれだけ検索が行われているか知ることができます。本来は「Google広告」利用者向けのツールですが、広告出稿をせずとも登録だけすれば使用可能です。

例えば「SEO」というキーワードは月間に何回検索される可能性があるか、SEOというキーワードと掛けあわせた複合キーワードの検索ボリュームはどれくらいか、などが分かります。

コンテンツのキーワードを決める助けになり、データに基づいてユーザーニーズを汲みながらコンテンツ作成計画を立てることができます。

5. Googleトレンド

Googleトレンド

出典： Googleトレンド

● 検索トレンドをいち早く掴める

Googleトレンドを使うことで、Google上で検索されている情報をもとにキーワードごとの注目度をチェックできます。

アカウント登録は不要で誰でも手軽に利用でき、キーワードごとの検索回数を時系列で把握できます。今求められているのはどんなキーワードを盛り込んだコンテンツかといったことを把握できるので、コンテンツ作成のヒントになります。

有料のSEOツール8選

ここからは、有料のSEOツール8選を紹介します。

	特徴	料金
SE Ranking	キーワード順位取得精度100％	5,200円〜/月
Emma Tools	コンテンツの作り込みをロジカルに助けてくれる	3万円〜/月
パスカル	初心者でも簡単、1つで工数削減	4万9,500円〜/月
TACT SEO	SEOに関する課題を自動抽出	9万円〜/月※初期費用別途
Keyword map	Webマーケティングの内製化をアシスト	要問合せ
ミエルカSEO	CV増に向けた具体的な改善アドバイスをくれる	要問合せ
Afrefs	SNSで拡散されやすいコンテンツ作りのヒントも得られる	99ドル〜/月
Semrush	広告分析やSNS上の競合対策もこれ一つでできる	119.95ドル〜/月額