5月14日、筑波大学にてJ-WAVE、筑波大学共同開催「INNOVATION WORLD FESTA」が開幕しました。
科学技術の国際会議「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」の公式プレイベント(前夜祭)として開催される本イベントでは、m-flo、小室哲哉等豪華アーティストの特別ライブや、堀江貴文氏や森川亮氏等ITの最前線で活躍しているイノベーターらのトークセッション、スタートアップ企業によるピッチコンテストやプロダクト体験サービスなどあらゆるイベントが同時並行で行われています。

INNOVATION WORLD FESTAの詳細についてはこちらhttps://ferret-plus.com/3734

オープニングセレモニーでは筑波大学長の永田恭介氏とつくば市長市原健一氏が登壇し、それぞれの想いを語りました。

ラジオ局と大学が共同でイベントをやるのは日本で初めてなんじゃないかと思います。
なぜ筑波大学が選ばれたのか。
当大学はノーベル賞とオリンピック金メダルを取っている唯一の大学です。様々な分野に対して精力的に活動しているという点が1つと、つくばクリエイティブキャンプというクリエイターを育てるカリキュラムも開設しています。

そして、どうせならこのイベントをG7の前夜祭に位置付けてしまおうということで、今日のこの日を選びました。
みなさん楽しんでいただければとと思います。(筑波大学長永田恭介氏)



明日から、つくば市にてG7が3日間開催されます。
話し合われるテーマのうちの1つに、「科学技術をどのように発展させるか」があります。
科学技術というと、垣根の高いイメージがあるかもしれませんが、このようなイベントが開催され、テクノロジーと音楽を一緒に楽しんでいただくことで科学技術が身近になり、私たちの生活に大きな影響を与えているということを感じて頂ければなと思います。(つくば市長市原健一氏)

オープニングセレモニーでは、パフォーマンス集団「白A」とダンサーの蛯名健一氏によるコラボパフォーマンスも披露されました。

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今回は、出展ブースの様子をダイジェストでお届けします。

出展ブース(一部)

ウェアラブルデバイスとARで実現するテクノスポーツ「HADO」

誰もが子供の頃に憧れた「手からエネルギー波を放つ」行為を、ウェアラブルデバイスとARで再現したプロダクトです。

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ヘッドマウントディスプレイと手首専用デバイスを装着します。

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プレイヤーにはこのような画面が見えています。手を動かすとディスプレイ内でボール状の魔法が放たれます。バリアを張ることも可能です。

敵味方に分かれて魔法を撃ち合うバトル形式が基本的なプレイスタイルで、イベントやレジャー施設など様々なシーンでの活用が期待できます。

体の動きにに合わせて音をならせる「Fick POP」

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手首、足首に専用デバイスを装着し、各部位を動かすとデバイスが反応して音が鳴ります。
音の種類は選択可能で、例えばロボットダンスに合わせて機械音を鳴らすこともできます。

2次元と3次元を融合した遊び「TABO」

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iPadPro専用の3センチ四方の自走型ロボット「TABO」は、タッチスクリーンに動作を認知させることで、スクリーン内の世界と連動させることが可能です。
iPadの上に「TABO」を乗せ、専用アプリを起動させれば、子供でもすぐに理解できる直感的な遊びを実現します。