堀江貴文氏・小笠原治氏・山海嘉之氏トークセッション「イノベーションは人が動かないと始まらない」-INNOVATION WORLD FESTA 2016-
モノを作るだけの人は多い
堀江氏:研究されている方々とうまくコラボしたいんですよ。専門家の方たちと連携できればいいんですが、なかなかマッチングできない。
Twitterでリプ返してくれる人もいるんですが、まだまだ足りない。
小笠原氏:シリコンバレーってもともと軍事研究の施設じゃないですか。軍事の研究はするけど、中では作らず、外で勝手に持って行って起業しろっていうのはあります。
そうやって表に出さないとなかなか難しいというのはあります。
堀江氏:自分でやりたいこともあるんですよね。僕はパーソナルモビリティに興味があって。
これからの自動運転や交通システムを考えると、今の自動車って、なんかフィットしないというか、しっくりこない。
一人を運ぶために4人乗りの車を使ってる。あれってどう考えてもオーバースペックだよねと。
そこをスーツ型とか、イス型とか、まだ見ぬデバイスとして作ることができれば一大産業になると思う。
山海氏:ちょうど、つくば駅の一つ手前に、東京ディズニーランドぐらいの敷地があって、そういうことを投入できる街をつくろうと思っています。
移動型のモバイルベースを作って、イスを乗せれば自動的に移動できるようにして、小さなコミュニティでパーソナルな移動ができるようにする。
ロボット機能も持たせれば、買い物もしてくれる。
最終的に、大きな道路を作らなくても移動できるようになります。
堀江氏:ハウステンボスなんか、PRの一環で移動用のロボットスーツ採用した方がいいですよね。
技術的には実用化できるレベルにきてると思うんですが、ただ自動運転とかパーソナルモビリティ世界って、スマートフォン以前の世界と同じで、ここでiPhone的な存在が出てくるべきなのかなと。
小笠原氏:そうですね。何人か作ってる子がいるのは確かなんですが、みんなモノを作っているだけなんですよね。例えば自動運転だったら、いちいち行き先言わななきゃいけなかったり。
堀江氏:そうそう。次の予定はGoogleカレンダーに入ってるんだから、本当は次どこに行きたいのかわかるはずなんですよね。
小笠原氏:自分の必要としているものに答えてくれる、それだからこそパーソナルモビリティだと思うんですよね。
山海氏:今はロボットの技術が実験室の世界からやっと外に出始めた段階で、携帯の世界でいえばトランシーバーに毛が生えた程度です。
ただ、ひょっとしたら、環境の中にいろいろ組み込んだ方が早いんじゃないかと。
堀江氏:もう一つ普及の鍵になるのがデザイン性ですよね。ガジェットを持ったときにワクワクする感じは重要。Oculas Liftが出たときに壁を一つ越えた感じがしますよね。
iPhoneもそうですよね。
あと僕は、自動車メーカーがパーソナルモビリティを出しちゃいけないと思ってて。
例えばトヨタも一人乗り用の自動車をテストしてますけど、申し訳ないけど欲しくならない。惜しいなあって。
小笠原氏:トヨタの場合は「運転する楽しみ」という話になっちゃって、今までの延長線上のコンセプトになってしまいますよね。
堀江氏:別に移動したいだけで楽しくなくてもいいんですよね。
あとは一番最初に素敵なものができないとダメな気がしていて。
スティーブジョブズの映画の最新作を見たとき、ネクストキューブの発表会のシーンがあって、デザインにものすごくこだわっている鬼気迫るシーンがありましたが、iPhoneは当時の彼らが作れる最高の製品なんだなと思いました。
山海氏:今使われている技術はあの頃開発されたものが多いですからね。
堀江氏:ですよね。
今使える全ての技術を使った上でゴリゴリにこだわった製品があった方が、それに向けてみんな一丸になれるんじゃないかなと。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- デバイス
- デバイスとは「特定の機能を持つ道具」を表す語で、転じてパソコンを構成するさまざまな機器や装置、パーツを指すようになりました。基本的に、コンピューターの内部装置や周辺機器などは、すべて「デバイス」と呼ばれます。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
おすすめ記事
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング