インターネットの普及に伴い、誰でも気軽に情報を発信できるようになったため、最近は個人や企業の発信力が重要度を増してきています。
TwitterやFacebookなどの各種SNSはもちろん、ブログやメディアなど情報を発信できる場は多く存在します。
ライター業を職務としていない方でも、テキストを書いて情報発信を行っている方は多いのではないでしょうか。

今回は、書いた記事が読まれるために最低限抑えておきたいポイント3Tをご紹介します。
ブログやメディアの記事に限らず、TwitterやFacebook等での情報発信にも役立ちますのでぜひ参考にしてみてください。

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読まれる文章のための「3T」とは?

1.ターゲット(ペルソナ設定)

まず、記事を書く前に「誰に」向けた記事にするのかを考える必要があります。
ターゲット(ペルソナ)を詳細に設定しておくと、具体的にどんな人に読んでほしいのかをイメージしやすくなるため記事を書きやすくなります。

例えば、アプリ紹介の記事を書くとします。
どのようなアプリを選定したらよいのか、どのような書き方をしたら良いのかなどは、ターゲットによって変わってきます。

30代の営業職のビジネスマンをターゲットとするのであれば、外回りや営業先などで便利なアプリを紹介すると読まれやすくなります。
新卒のビジネスマンをターゲットにするなら、線も冥護はなるべく使用せずにわかりやすい平易な文体で、ビジネス上で必要となる基本的なアプリを紹介する方が読まれやすくなります。

このように、あらかじめターゲットを設定しておけば自ずとどのような内容にしなければならないのかが見えて来るため、完成度が上がりやすくなります。

また、タイトル付けをすることを考えるとターゲットを設定する必要性が分かりやすくなります。
「◯◯初心者にオススメ!」「◯◯担当者にオススメ!」など明確に記載されていると、あらかじめ設定したターゲットに該当する人はに自分に向けた記事である、と認識できモチベーションを上げることができます。

ターゲットの設定方法については、ferret内の以下のページで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームページ運営に欠かせない!ペルソナの設定方法とは?

2.タイトル

タイトルは、記事の「命」とも言える最重要要素です。
記事の内容がどれほどよいものでも、タイトルが目をひくものでなければユーザーに見てもらいにくくなります。

例えば、以下の2つのタイトルをみてください。

・HTMLを学べるWebサービス
・ゼロから自力でHTMLを学びたい方にオススメ!オンラインで学習できるWebサービス10選

この2つを比べた時に、どちらの記事を読みたくなるでしょうか。
おそらく多くの方が、下のタイトルの方が読みたくなるでしょう。
それは「初めてHTMLを学ぶ人でも自力で学べるサービス」 が「10個」挙げられている、ということを、一目で理解することができるからです。
上のタイトルの場合は、HTMLを学べるサービスに関する記事であることは分かるものの、ひとつのある特定のサービスについて紹介しているのか、いくつか列挙されているのか、どんなサービスなのか、など、記事の内容をひとめで理解しにくいなっています。
これでは、読みたい、という気持ちを喚起することは難しいです。

タイトルには、先にご紹介した「読んでほしいターゲット」や、具体的な数字などを盛り込むことをオススメします。
そうすることで「損失回避の法則*」という行動心理学を活用したタイトル付けが可能になります。

*(「損失回避の法則」については、ferret内の以下の記事にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。心理操作でコンバージョン率向上が目指せるかも!?知っておきたい行動心理学7選)

読み手が「閲覧しなくては損をする」という気持ちになるようなタイトルをつけるように心がけましょう。

3.タイミング

記事を出すタイミングは、話題性と大きく紐付いています。
例えば、新しいSNSが発表された直後にそのSNSの使用方法に関する記事を出すのと、発表から1年後に出すのとではその効果は大きく変わります。
やはり直後に出したほうが、参考記事としてより多くの人から読んでもらえますし、TwitterやFacebookといった既存のSNSでの情報拡散を狙うことも可能です。

話題になり始めた直後、というのは、記事のビュー数が大きく伸びやすいタイミングです。
世の中の動きに敏感になり、少しでも早いタイミングで記事を出すことが重要です。