
ユーザーの心を掴む文章を書くために重要な「3T」とは?
- 2016年6月6日
- ニュース
インターネット
の普及に伴い、誰でも気軽に情報を発信できるようになったため、最近は個人や企業の発信力が重要度を増してきています。
Twitter
や
Facebook
などの各種SNSはもちろん、
ブログ
やメディアなど情報を発信できる場は多く存在します。
ライター業を職務としていない方でも、
テキスト
を書いて情報発信を行っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、書いた記事が読まれるために最低限抑えておきたいポイント3Tをご紹介します。
ブログ
やメディアの記事に限らず、
Twitter
や
Facebook
等での情報発信にも役立ちますのでぜひ参考にしてみてください。
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読まれる文章のための「3T」とは?
1.ターゲット( ペルソナ 設定)
まず、記事を書く前に「誰に」向けた記事にするのかを考える必要があります。
ターゲット(
ペルソナ
)を詳細に設定しておくと、具体的にどんな人に読んでほしいのかをイメージしやすくなるため記事を書きやすくなります。
例えば、
アプリ
紹介の記事を書くとします。
どのような
アプリ
を選定したらよいのか、どのような書き方をしたら良いのかなどは、ターゲットによって変わってきます。
30代の営業職のビジネスマンをターゲットとするのであれば、外回りや営業先などで便利な
アプリ
を紹介すると読まれやすくなります。
新卒のビジネスマンをターゲットにするなら、線も冥護はなるべく使用せずにわかりやすい平易な文体で、ビジネス上で必要となる基本的な
アプリ
を紹介する方が読まれやすくなります。
このように、あらかじめターゲットを設定しておけば自ずとどのような内容にしなければならないのかが見えて来るため、完成度が上がりやすくなります。
また、
タイトル
付けをすることを考えるとターゲットを設定する必要性が分かりやすくなります。
「◯◯初心者にオススメ!」「◯◯担当者にオススメ!」など明確に記載されていると、あらかじめ設定したターゲットに該当する人はに自分に向けた記事である、と認識できモチベーションを上げることができます。
ターゲットの設定方法については、ferret内の以下のページで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2. タイトル
タイトル
は、記事の「命」とも言える最重要要素です。
記事の内容がどれほどよいものでも、
タイトル
が目をひくものでなければ
ユーザー
に見てもらいにくくなります。
例えば、以下の2つの タイトル をみてください。
・
HTML
を学べるWebサービス
・ゼロから自力で
HTML
を学びたい方にオススメ!
オンライン
で学習できるWebサービス10選
この2つを比べた時に、どちらの記事を読みたくなるでしょうか。
おそらく多くの方が、下のタイトルの方が読みたくなるでしょう。
それは「初めて
HTML
を学ぶ人でも自力で学べるサービス」 が「10個」挙げられている、ということを、一目で理解することができるからです。
上のタイトルの場合は、
HTML
を学べるサービスに関する記事であることは分かるものの、ひとつのある特定のサービスについて紹介しているのか、いくつか列挙されているのか、どんなサービスなのか、など、記事の内容をひとめで理解しにくいなっています。
これでは、読みたい、という気持ちを喚起することは難しいです。
タイトル
には、先にご紹介した「読んでほしいターゲット」や、具体的な数字などを盛り込むことをオススメします。
そうすることで「損失回避の法則*」という行動心理学を活用した
タイトル
付けが可能になります。
*(「損失回避の法則」については、ferret内の以下の記事にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。心理操作でコンバージョン率向上が目指せるかも!?知っておきたい行動心理学7選)
読み手が「閲覧しなくては損をする」という気持ちになるような タイトル をつけるように心がけましょう。
3.タイミング
記事を出すタイミングは、話題性と大きく紐付いています。
例えば、新しいSNSが発表された直後にそのSNSの使用方法に関する記事を出すのと、発表から1年後に出すのとではその効果は大きく変わります。
やはり直後に出したほうが、参考記事としてより多くの人から読んでもらえますし、
Twitter
や
Facebook
といった既存のSNSでの情報拡散を狙うことも可能です。
話題になり始めた直後、というのは、記事のビュー数が大きく伸びやすいタイミングです。
世の中の動きに敏感になり、少しでも早いタイミングで記事を出すことが重要です。
まとめ
人の心をつかむ文章を書けるようになるには、時間をかけた訓練や経験が必要です。
また、生まれながらの文章を書く天才も存在します。
しかし、人に読まれる文章には今回ご紹介したようなロジカルに組み立てられている部分があることも確かです。
訓練する時間がない、才能がないからと言って諦めてしまってはもったいないです。
文章を書いて情報を発信したいと考えているなら、まずは書いてみることが大切です。
文章を書いて発信し、返ってきた反応から改善点やよかった点を探し出し、経験を積むことが「読まれる文章」を書くための糧となります。
まずは3Tを抑えた情報発信を積極的に行ってみましょう。
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