【永久保存】Webマーケティングに役立つ心理学用語36選
ユーザーへ繰り返しアプローチすることの有効性
9.単純接触効果(≒ザイオンス効果)
何かしらで接触する機会が増えると、その接触した相手に対して好意を持ちやすくなることを「単純接触効果」といいます。
Webマーケティングの場合、リターゲティング広告を利用して自社サービスを繰り返しユーザーの目に触れるようにすることで接触回数を増やし、好意を高める施策に当てはまります。似たような意味を持つ言葉に「ザイオンス効果」があります。
10.気分一致効果
その時の気分によって、取り入れる情報の種類が変わることを「気分一致効果」といいます。みなさんも、良い気分の時はポジティブな情報を、悪い気分の時はネガティブな情報が目につくという経験はあるのではないでしょうか。同じ情報でも、ユーザーの状態によって見え方が違うので、リタ―ゲティング広告等で、1人のユーザーに対して定期的にアプローチを続け、ユーザーの気分と自社サービスが一致するタイミングを窺うのもよいでしょう。
11.ウィンザー効果
一次ソースから得た情報よりも、第3者を介して伝えられた情報の方が影響力が大きくなる傾向にあることを「ウィンザー効果」といいます。
インターネット上は間接的に伝わる情報が氾濫していますが、その中でもネット上の口コミに関しては、信憑性に欠ける面もありつつもその影響力は絶大です。
特別感を演出する
12.バーナム効果
よく占いで利用される手法ですが、誰にでも当てはまるような曖昧な内容の表現でも、「あなたは◯◯な人ですね」と指摘されることで、本人は自分のことを正確に言い当てられた、と思ってしまうことを「バーナム効果」といいます。
ホームページ上でも、ターゲットユーザーに対して「自分のことをわかっている」と感じてもらうことができればコンバージョンの確率が高くなります。
13.スノッブ効果(≒希少性の法則)
入手困難なものほど需要が増大し、気軽に手に入れるものほど需要が薄れていくことを「スノッブ効果」といいます。
わざと品薄にして入手困難な印象をアピールすることで、常に一定の需要を喚起するというのはよく使われるテクニックです。同じような性質を指す言葉に「希少性の法則」があります。
14.カクテルパーティ効果
カクテルパーティーなどで、様々な雑音や会話が入り交じる中で、不意に自分の名前を呼ばれたり、興味・関心の向く話題が上がるとそこだけ際立って聞こえてくることを「カクテルパーティー効果」といいます。
人は無意識のうちに自分に関係のある話題・無い話題を選別し、関係のある話題だけをキャッチする傾向にあります。
ユーザーへのアプローチも、「あなたに向かってアピールしてますよ!」というイメージを強く打ち出す(メルマガにユーザーの名前を入れる等)ことで、ユーザーの関心は引きやすくなるでしょう。
15.ヴェブレン効果
ブランド物のように、高価格でそれ自体が価値を持つ商品を手に入れることで顕示的消費欲を満たすことを「ヴェブレン効果」といいます。
ルイ・ヴィトンやシャネルなどの数十万もするバッグがよく売れるのは、バッグそのものの品質も勿論ですが、そのブランドのアイテムを手に入れたことに対する満足感が高いから、というのも大きな要因です。高価格帯のものを売りたい場合は、ヴェブレン効果を意識すると良いでしょう。
選択の余地を提供しつつこちらでコントロールするには
16.保有効果
人は手に入れたモノに対し、入手する前よりも価値を感じる傾向にあります。これを「保有効果」といいます。
更に、一度手にしたものに対して愛着心や執着心のようなものが湧くのか、再び自分の手から離れることを嫌います。
この心理を活用しているのが「返金保証制度」です。「気にいらなかった場合、◯日以内であれば返品可能」と打ち出すことにより、購入のハードルを限りなく下げることができます。実際購入した後は、保有効果により人は自ら積極的に手放そうとはしません。
ほとんどの「返金保証制度」は実際の返金率が低くなることを見込んで設置されています。
17.損失回避の法則
人は利益を獲得することよりも、損失を出さない方を重要視します。これを「損失回避の法則」といいます。これは保有効果と密接に関係しています。
これをホームページ上で応用するのであれば、
この化粧水を使わなければ歳相応に老けていく
この育毛剤を使わなければ頭髪は薄くなっていく一方
というように、自社サービスを利用しないと損をしてしまうイメージを沸かせると良いでしょう。
18.マッチングリスク意識
商品やサービスを購入する前、ユーザーは「効果が出なかったら…」と不安を持ちます。これを「マッチングリスク意識」といいます。
このような不安を解消するには、お客様の声や口コミコーナーを設置する等の手段が有ります。上記「保有効果」で紹介したような返金保証制度も、不安解消の手段になり得るでしょう。
19.決定回避の法則
人は、選択肢が増えるとその中から選択・決定することが困難になります。これを「決定回避の法則」といいます。
ホームページ上でユーザーに対しあまり多くの選択肢を与えることは、リスクに繋がる場合もあります。
商品点数が多い場合は、商品ごとに「このような方にオススメ」というようにターゲットを絞った紹介をしましょう。また、診断コンテンツを設置し「◯◯タイプのあなたにはこの商品がオススメ」というように選択の余地を限りなく無くしてしまうのも1つの手です。
20.現状維持の法則
「選択肢が広がりすぎた場合、普段と変わらない選択をしてしまう法則を「現状維持の法則」といいます。決定回避の法則とセットで語られることが多いです。
ホームページで新規ユーザーにサービスを訴求する場合、この現状維持の法則をどう破るかが重要になってきます。上記で書いたような施策に加え、「自社サービスを選択する理由」も十分にアピールしましょう。
21.松竹梅の法則
人は複数の選択肢を与えられた時、一番無難な答えを選ぶ傾向があります。これを「松竹梅の法則」といいます。
例えば、コーヒーショップでドリンクを頼むとき、サイズがS・M・Lと合った場合、とりあえずMサイズを選択する方は多いのではないでしょうか。このような習性を利用し、ホームページ上で一番売りたい商品を一番無難なように見せるのも有効な手段でしょう。
22.テンション・リダクション効果
何か大きな決断をしたり、困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になることを「テンション・リダクション効果」といいます。このテンション・リダクション状態にある時は、販売側にとってはチャンスとなるタイミングでもあります。例えば、数百万円の車を購入した直後に、オプションサービスとして2,3万円程度のサービスを勧められると、緊張が緩み、判断力が少し低下した状態であれば、「数百万円に比べれば2,3万円なら良いか」という感覚が先行して購入してしまうことがあります。
そのような大きな買い物でなくても、飲食店で料理を頼んだ際「セット価格で100円で飲み物がつきますがいかがですか?」と聞かれてついついドリンクも付けてしまったという方は少なくないでしょう。
ホームページにおいても、商品を購入直後に、付随してその商品より安い商品をオススメしてみると良いかもしれません。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- リターゲティング広告
- リターゲティング広告とは、インターネット上で行われている広告の一つです。「行動リターゲティング広告」、「リマーケティング広告」、「リタゲ」とも呼ばれ、不特定多数の相手に公開するものではなく、過去に商品やサービスに興味を持ってくれたユーザーに対して、再び働きかける内容のものを指します。 一度、興味を持ってくれたユーザーに広告を表示するため、商品やサービスの成約につながりやすいといわれています。ただし、繰り返しすぎると、かえって敬遠されてしまうことがあるので注意が必要です。
- ザイオンス効果
- ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。1968年に、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが広めました。また、彼の名前が「ザイアンス」と表記されることもあることから、「ザイアンス効果」と呼ばれることもあります。日本語では、「単純接触効果」と呼ばれています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- 口コミ
- 「口頭でのコミュニケーション」の略で、消費者の間で製品やサービスの評価が伝達されることです。 一方で、不特定多数の人々に情報が伝達されることをマスコミと使われます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ターゲットユーザー
- ターゲットユーザーとは、自社の商品やサービスを利用するユーザー、または、運営するホームページの閲覧を増やしたいユーザーを、性別、年代、職業など、様々な観点から具体的に定めることを指します。
- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 口コミ
- 「口頭でのコミュニケーション」の略で、消費者の間で製品やサービスの評価が伝達されることです。 一方で、不特定多数の人々に情報が伝達されることをマスコミと使われます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- テンション・リダクション効果
- テンション・リダクション効果の「テンション(tension)」とは緊張を意味し、「リダクション(reduction)」とは減少や消滅を意味します。つまり、緊張状態が消滅したあとの注意力がおろそかになっている状態のことを指してテンション・リダクションと言います。そして、これをマーケティングに利用したものが、テンション・リダクション効果です。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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