Slackの醍醐味「インテグレーション機能」を設定する方法とオススメサービス11選
IT業界を中心に、いまやSlackは大人気のコミュニケーションツールです。シンプルでスタイリッシュなUI、Channel機能、充実した検索機能など、魅力的な機能がたくさん。数ある機能の中でも、外部サービスとの連携ができるインテグレーション機能は特に役立ちます。
本記事では、このインテグレーションについて、基本的な使い方やオススメの外部サービスをご紹介しています。技術系のサービスだけでなく、スケジュールやタスク管理など、日常的な業務に使えるサービスについても取り上げていますので参考にしてみてください。
Slackの始め方については以下を参考にしてみてください。
参考:
多くの企業が導入済み!便利なコミュニケーションツール「Slack」の使い方
外部サービスを連携する手順
本題に入る前に、外部サービスを連携する手順についてご紹介しておきましょう。タスク管理サービスのTrelloを題材にして、話を進めていきます。
Slackにログインしたら、左上の「v」マークをクリック。下の画像のようなメニューが表示されるので、その中から、「Apps & integrations」を選択。
下のように、連携できるサービス一覧が表示されたでしょうか。
画面中央の入力欄に「Trello」と入力してください。すぐに、サービスの候補が表示されます。
一番上にTrelloがあるので、クリック。下のように、Trelloの詳細画面が表示されます。
右下に「Install」ボタンが表示されるので、ここをクリック。
「Authentication」でTrelloの連携を許可します。
「Post to Channel」でTrelloを連携するChannelを選択。
画面下の「Add Trello Integration」ボタンをクリックすると、Trelloがインストールされます。
実際に、Trelloにカードを追加してみましょう。先ほど指定したボードに、新規にカードを追加。すると、下のようにSlackに連携された様子がわかります。
これで外部サービスの連携(インテグレーション)は完了です。そのほかのサービスとの連携も基本的にはこの流れで行います。
Slackを便利にしてくれる連携サービス11選
前述ではTrelloを例に出しましたが、それ以外にもSlackを便利にしてくれる外部サービスがたくさんあります。以下では特にオススメする11のサービスを取り上げています。
Nuzzel
https://nworks.slack.com/apps/A07QU5NPP-nuzzel
ニュースアプリのNuzzelのインテグレーションです。TwitterやFacebookと連携して、フレンドがシェアした記事をまとめて読むことができます。
Slackと連携することで、フレンドがシェアした記事をアラートとして投稿してくれます。
Google Drive
https://nworks.slack.com/apps/A0F7YS32P-google-drive
Googleのストレージサービス、Google Driveです。Google Driveに保存してあるURLを書くことで、Slack上から該当ファイルをインポートできるようになります。
ドキュメントやスプレッドシートなど、Google Driveを利用している案件は多いでしょう。Slackからシームレスにアクセスできるようになるのでとても便利です。
Dropbox
https://nworks.slack.com/apps/A0F82E5R8-dropbox
ファイルストレージサービスのDropboxのインテグレーションです。Dropboxのファイルをインポートすることができます。
Dropbox上で変更があれば、Slackでインポートしたファイルも自動的にアップデートされる優れもの。
Google Calendar
https://nworks.slack.com/apps/A0F8149ED-google-calendar
Google Calendarのインテグレーションです。Slack上でスケジュールを共有したり、管理することができます。
Trello
https://nworks.slack.com/apps/A0F814C4R-trello
例でも取り上げた、タスク管理サービスのTrelloのインテグレーションです。いわゆるカンバン方式でのタスク管理に向いていて、各タスクをカードとして並べ替えたりリストにまとめることができます。
新規にカードやリストが作られたり、アーカイブされたときにSlackに通知をしてくれます。通知の設定も、細かく指定することができます。
Skype
チャットツールのSkypeのインテグレーションです。Slackにもグループ通話機能(記事執筆時点ではまだβ版)が追加されましたが、グループ通話が可能なSkypeのインテグレーションもまだまだ利用価値はあるでしょう。
https://nworks.slack.com/apps/A0F7XDW93-twitter
Twitterのインテグレーションです。ツイートを全文、写真も含めて表示することができるようになります。また、指定したTwitterアカウントがツイートしたときに、Slack上にも投稿させることが可能。ウォッチしているアカウントがあるときに便利です。
GitHub
https://nworks.slack.com/apps/A0F7YS2SX-github
Gitのホスティングサービス、GitHubとの連携も可能です。GitHub上でアクション(CommitやPull Requestなど)が発生した時に、指定したChannelに対して通知を投げてくれます。
Bitbucket
https://nworks.slack.com/apps/A0F7VRDPE-bitbucket
GitとMercurialのホスティングサービス、Bitbucketのインテグレーションです。Mercurialが使えるので、Bitbucketを使っている方も少なくないのではないでしょうか。
GitHubのインテグレーションと同じく、リポジトリにCommitがあった際に通知をしてくれます。
Heroku
https://nworks.slack.com/apps/A0F7VRF7E-heroku
ウェブアプリケーションのクラウドホスティングサービス、Herokuです。Ruby on Rails向けに開発されたサービスなのですが、PHPやPython、WordPressなど、さまざまなサービスに対応しています。
Herokuのインテグレーションは、デプロイがあった際にSlackに通知をしてくれます。
Hubot
https://nworks.slack.com/apps/A0F7XDU93-hubot
Hubotとは、GitHubによるbot作成用のフレームワークです。SlackとHubotを連携させることができるので、botの開発をしている方にはオススメのインテグレーション。
まとめ
Slackは、チャットが使えるだけのコミュニケーションツールではありせん。さまざまなサービスと連携できるので、目的に合わせ開発スピードを効率化するのも一つの醍醐味なのではないでしょうか。
Slackは使っているもののチャットしかしていない、といった方は本記事を参考にサービス連携にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっとSlackの違った価値を発見できますよ!
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- WordPress
- WordPressとは、CMS(コンテンツマネジメントシステム)の1種で、ホームページ管理システムのことです。ブログ感覚で記事の修正・追加が行えるうえ、通常のホームページ並みのデザインを作成することができます。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
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