ferretは昨年の秋よりメディア広告枠の提供を開始いたしました。おかげさまで累計30社以上の広告主様とお取り組みをさせていただいております。

提供する枠の種類は「独占メルマガ配信」と「記事広告」の2種類。特に記事広告に関しては掲載期間が無期限となっており、毎月多くのお問い合わせを頂いております。

今回は実際にferretに記事広告を出稿頂いた株式会社ラクス様に、出稿した背景やその効果について率直に伺ってみました。

広告主紹介

安藤健作 / 株式会社ラクス マーケティング・クラウド事業部長

アパレル会社を経験後、2006年にラクスへ入社。
同社のカスタマーサポート部門を組織化後、企画部門のマネージャを経て、
2016年からはメール配信システム「配配メール」などを扱う
マーケティング・クラウド事業部の事業部長を務める。

芹澤はずき / 株式会社ラクス Mail Marketing Lab.(メルラボ)編集長

2011年ラクス入社。メール配信システムのマーケティングに携わる。
2013年に、メールマーケティングに関する様々な情報を発信するメディア
「Mail Marketing Lab.(メルラボ)」を立ち上げ。
メルラボ内外で記事の執筆、講演などを行う。

ferret 牧野:
本日はよろしくお願いいたします。

安藤氏・芹澤氏:
よろしくお願いいたします。

ferret 牧野:
早速ですが、改めて貴社の事業内容についてご紹介下さい。

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安藤氏:
中小企業のお客様のお客様に対して様々な業務効率化を図るクラウドサービスを提供しています。日本の企業の9割が中小企業ということもありますが、まだまだクラウドサービスの導入が進んでいないこともあり、生産性の向上を図ることができている会社が少ないというのが現状です。

弊社としては、様々なクラウドサービスを提供することでお客様が業務効率化を図り、本来の業務に集中していただきたい。その結果として売り上げアップを支援するというミッションを持っています。

成熟された市場でも新たなユーザーを開拓する

ferret 牧野:
それでは、その中で行っている普段のマーケティング活動の内容について教えて下さい。

芹澤氏:
私が担当している商材はメール配信サービスの「配配メール」でして、大きく分けるとオフラインでは展示会の出展や自社セミナーの開催を。オンラインでは、リスティング広告や各種Web広告SEMなどほとんどすべての施策は実施していると思います。

またオウンドメディアについては、メルラボというメディアを2013年に立ち上げており、立ち上げ当初から編集長という立場として、記事を書いたり取材をしたり、データを整理して事例として公開することも行っています。

ferret 牧野:
今、伺った普段のマーケティング業務に関して、重要視していることは何ですか?

芹澤氏:
まずは会社から課されていることでもありますが、費用対効果を考えつつ、お客様にとってそれが有益なものかどうかを考えています。

私自身、もともと広告はそんなに好きではなく、どちらかというと邪魔に感じてしまいます。なので、バナー広告であっても記事広告であっても、オウンドメディアやセミナーでも、お客様が情報を得ることでどんな利益が得られるか、が重要であると考えています。

そうでなければ、お客様にとって意味のないものにもなりますし、結果として費用対効果もさがってしまいます。だからこそ、顧客視点を重要視していますね。

ferret 牧野:
素晴らしいですね。続きになりますが、マーケティング活動を行うにあたって感じる課題はありますか?

芹澤氏:
メール配信サービスの市場は、成熟市場で大小あわせて100以上のベンダーがいます。プロモーションの強度の差はあれど、コモディティ化が激しい業界ですね。

他社様のサービスと機能や価格などを比較して並べてみたときに、どこもそれほど変わらない、と言われるのは事実なのでもう差別化が難しくなってきています。

会社として目標数値もあるので追わなければなりませんし、その中でお客様にとって意味のあるものかどうか、そして弊社ならではの価値をどう表現するか、このバランスが難しいなと思っています。

ferret 牧野:
そうですよね。芹澤様がおっしゃる課題は、多くの会社にも共通するテーマだと思います。ではここからferretに寄ったお話になります。

自社メディアやメールリストなどをお持ちなのに、外部メディアへの露出に関心をもった理由はなぜでしょうか。

記事広告第一弾:
メルマガは古いは嘘!?今すぐ始められる効果的なメルマガ配信テクニックとQ&Aまとめ

記事広告第二弾:
作ることが目的になってない?改めて見直したいメルマガ集客の基礎ルール公開

芹澤氏:
自社が持つチャネルでリーチできるお客様は、どうしても限定されてしまいます。例えば、「メールマーケティング」というキーワードを検索していないけれどマーケティング業務に従事している方がいるとします。ここは、我々にとってはブラックボックスです。

対して、ferretさんが扱うテーマってすごく広いじゃないですか。メールマーケティングもあればコンテンツマーケティングもあるし、その他いろいろなノウハウも公開されています。

幅広いテーマに学習意欲のあるユーザーに対して、リーチする手段を私たちは持っていなかったので、自社ではリーチできない部分にリーチできるというのが1つです。

また、ferretさんの月間PV数が200万を超えていることや、メルマガの会員数も非常に多いことを伺っていたので、ferretさんのユーザーの認知を獲得できるのは、今後の自社のマーケティングにとってもいいのではないかと思いました。

自社のサービスを知ってると知らないでは、非常に差があるので、そこで露出できるのが大きいところですね。