スタートアップ・ベンチャー界隈では頻繁に耳にする「ユニコーン」という言葉。”評価額が10億ドル以上の非上場ベンチャー企業”をこのように呼びます。

参考
世界中で注目される「ユニコーン企業」とは?

例えば以下のような企業がユニコーンに該当します。

・Uber : 評価額625億ドル
・Xiaomi(シャオミ) : 評価額460億ドル
・Airbnb : 評価額255億ドル
・Pinterest : 評価額110億ドル
・Dropbox : 評価額100億ドル
・Evernote : 評価額20億ドル

日本でも非常に知名度の高い企業・サービスなので、すでにご存知だったり、実際に利用したことがあるという方も多いかもしれません。
ですがこれらはあくまでユニコーン企業のほんの一角です。今回は、その他の注目企業をご紹介します。

アメリカ発ユニコーン企業

まずはITベンチャーといえば多くの方が想像するであろうアメリカのユニコーンを紹介します。

1.Snapchat(評価額160億ドル)

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https://www.snapchat.com/

若い層を中心に世界中で人気となっているチャットアプリ「Snapchat」を開発するスタートアップです。国内では「スナチャ」の愛称で親しまれ、いまやTwitterやInstagramにも劣らない一大勢力へと成長を遂げています。

また、スタンフォード大学在学中に同サービスを立ち上げた創業者のEvan Spiegel は1990年生まれの26歳。若手起業家としても非常に注目されています。

2.WeWork(評価額160億ドル)

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https://www.wework.com/

世界28都市に渡って100近くのコワーキングスペースを運営するスタートアップです。
単なるコワーキングスペースとしての機能だけではなく、利用者のみが利用できる独自のコミュニティやサービスがあり、45ドルから利用が可能です。

また、今年になって「WeLive」という月単位で手軽に部屋を借りることができる、サービスをスタート。今後の展開が読めない、注目の企業です。

3.Lyft(評価額55億ドル)

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https://www.lyft.com/

Uberのライバルとして注目を集める、配車サービスを運営するスタートアップです。Uberに負けじとこちらもユニコーン入りを果たしています。

現在はアメリカを中心に、インドネシアやタイ、ベトナムなど東南アジアの一部の国でサービスを提供。後ほど紹介する中国版Uver「Didi Kuaidi」ともパートナーシップを組むなど徐々にアジアに進出をしてきています。

日本でも、楽天が2015年の3月に出資をした際に話題になりました。

4.trinet

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https://www.zenefits.com/

従業員の給与や保険の支払い、勤怠管理といった人事業務を簡単に行えるシステムを開発するスタートアップです。

2013年に設立された非常に新しいスタートアップながら、利用企業に対してはサービスを無料で提供し、保険会社などから手数料を得ることで利益をあげるというユニークなビジネスモデルを武器に急成長を遂げました。

5.Palantir Technologies(評価額200億ドル)

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https://www.palantir.com/

ビッグデータの解析やそれに基づいたコンサルティングを行う企業です。

ユニコーンの中でも一見地味な印象を受ける同社ですが、JPモルガンやIBMを始めとした有名企業に加え、FBIやCIAといった特殊な機関を顧客に抱えるなど、データの解析力は折り紙付きです。

評価額も非常に高く、2016年の6月末においてはユニコーンの中で5番目となります。