押さえておきたい世界のユニコーン企業13選
スタートアップ・ベンチャー界隈では頻繁に耳にする「ユニコーン」という言葉。”評価額が10億ドル以上の非上場ベンチャー企業”をこのように呼びます。
例えば以下のような企業がユニコーンに該当します。
・Uber : 評価額625億ドル
・Xiaomi(シャオミ) : 評価額460億ドル
・Airbnb : 評価額255億ドル
・Pinterest : 評価額110億ドル
・Dropbox : 評価額100億ドル
・Evernote : 評価額20億ドル
日本でも非常に知名度の高い企業・サービスなので、すでにご存知だったり、実際に利用したことがあるという方も多いかもしれません。
ですがこれらはあくまでユニコーン企業のほんの一角です。今回は、その他の注目企業をご紹介します。
アメリカ発ユニコーン企業
まずはITベンチャーといえば多くの方が想像するであろうアメリカのユニコーンを紹介します。
1.Snapchat(評価額160億ドル)
若い層を中心に世界中で人気となっているチャットアプリ「Snapchat」を開発するスタートアップです。国内では「スナチャ」の愛称で親しまれ、いまやTwitterやInstagramにも劣らない一大勢力へと成長を遂げています。
また、スタンフォード大学在学中に同サービスを立ち上げた創業者のEvan Spiegel は1990年生まれの26歳。若手起業家としても非常に注目されています。
2.WeWork(評価額160億ドル)
世界28都市に渡って100近くのコワーキングスペースを運営するスタートアップです。
単なるコワーキングスペースとしての機能だけではなく、利用者のみが利用できる独自のコミュニティやサービスがあり、45ドルから利用が可能です。
また、今年になって「WeLive」という月単位で手軽に部屋を借りることができる、サービスをスタート。今後の展開が読めない、注目の企業です。
3.Lyft(評価額55億ドル)
Uberのライバルとして注目を集める、配車サービスを運営するスタートアップです。Uberに負けじとこちらもユニコーン入りを果たしています。
現在はアメリカを中心に、インドネシアやタイ、ベトナムなど東南アジアの一部の国でサービスを提供。後ほど紹介する中国版Uver「Didi Kuaidi」ともパートナーシップを組むなど徐々にアジアに進出をしてきています。
日本でも、楽天が2015年の3月に出資をした際に話題になりました。
4.trinet
従業員の給与や保険の支払い、勤怠管理といった人事業務を簡単に行えるシステムを開発するスタートアップです。
2013年に設立された非常に新しいスタートアップながら、利用企業に対してはサービスを無料で提供し、保険会社などから手数料を得ることで利益をあげるというユニークなビジネスモデルを武器に急成長を遂げました。
5.Palantir Technologies(評価額200億ドル)
ビッグデータの解析やそれに基づいたコンサルティングを行う企業です。
ユニコーンの中でも一見地味な印象を受ける同社ですが、JPモルガンやIBMを始めとした有名企業に加え、FBIやCIAといった特殊な機関を顧客に抱えるなど、データの解析力は折り紙付きです。
評価額も非常に高く、2016年の6月末においてはユニコーンの中で5番目となります。
アメリカ以外の国から生まれたユニコーン企業
6. Didi Kuaidi(評価額280億ドル / 中国)
中国版のUberとも言われている、配車サービスを運営する企業です。
中国で知名度の高かった2つの配車サービス運営会社が合併した会社で、上述したようにLyftにも出資をしてタッグを組むなど、Uberに対抗して様々な施策を打っています。
評価額もUber、Xiaomiに続く金額。急速なスピードで成長中です。
7. Lufax(評価額185億ドル / 中国)
中国発の個人間融資プラットフォームを運営する企業です。
具体的には「お金を貸したい人」と「お金を借りたい人」をマッチングする”ソーシャルレンディング”と呼ばれる領域のサービスになります。
日本国内でも”FinTech”(Finance×Technology)というキーワードをよく耳にするようになりましたが、FinTech 関連の企業の中でも成長著しいベンチャーです。
8. Flipkart(評価額150億ドル / インド)
インドで最大規模のEコマースサイトを手がける企業です。
サービスとしてはAmazonに近く、家電からファッション、家具、書籍まで幅広い商品を扱っています。
評価額もアメリカ、中国の企業を除くと最も高く、ここからどこまで成長していくのか楽しみな企業です。
9. Spotify(評価額85.3億ドル / スウェーデン)
スウェーデン発、音楽ストリーミングサービスを運営する企業です。
今回紹介する企業の中でも知名度で言えばトップクラスかもしれませんが、月間のアクティブユーザー数は1億人を突破。毎月180万人の新規ユーザーを獲得しており、世界最大規模の音楽ストリーミングサービスとして成長を続けています。
「サービス自体は知っていたけど、スウェーデンの会社とは知らなかった」という方も多いのではないでしょうか。
10. Coupang(評価額50億ドル / 韓国)
韓国で最大級のEコマースサイトを運営する企業です。
Flipkartと同様に商品のラインナップが豊富なことに加え、即日配達サービスなど物流面にも力を入れています。
2015年6月にはソフトバンクが10億ドル出資しました。
11. Garena(評価額37.5億ドル / シンガポール)
シンガポール発のインターネット企業です。
オンラインゲームのプラットフォームを中心に、C2Cのフリマサービス、決済サービスなど複数のサービスを東南アジアにて展開しています。
12. Delivery Hero(評価額31億ドル / ドイツ)
ドイツで生まれた、フードデリバリーサービスを手がける企業です。
様々な企業が参入した競争の激しい市場において着実に成長し、現在は33ヵ国でサービスを提供しています。
従業員も3000人を超え、ヨーロッパのスタートアップの中でも目立った存在となっています。
13. メルカリ(評価額10億ドル / 日本)
最後は日本のスタートアップで唯一のユニコーン、メルカリです。
テレビCMなどですっかりおなじみとなったC2Cのフリマアプリを手がけています。積極的に海外展開も始めていて、日米合計で4000万ダウンロードを突破。同時に、個人がリアルの場で会って直接ものの売り買いをするサービス「アッテ」をリリースするなど、事業の幅も広げてきており、今後の展開も非常に楽しみなスタートアップです。
まとめ
アメリカだけでなく、中国を始め世界各地から勢いのあるスタートアップがどんどん生まれています。
近年はスタートアップバブルと言われているように、スタートアップが実力以上の評価を受け多額の資金を調達するものの、そこから前に進めないというケースも見受けられます。もちろん評価額が高ければ必ず成功するというものでもありません。
とはいえ、今回紹介したようなスタートアップが次々と新たなチャレンジをし、多くの人を惹きつけているのも事実です。
今後これらの企業がどのような道をたどるのか、注目です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- ビッグデータ
- ビッグデータとは、一般に、インターネットの普及とITの進化によって生まれた、事業に役立つ知見を導くためのデータのことを指します。「データの多量性」だけでなく、「多様性」があるデータを指します。
- コンサルティング
- ビジネスはより高度化し専門的になっています。そこで、事業者のみならず専門家を呼び、彼らからアドバイスを受けながら、日々の活動を確認したり、長期の戦略を考えたりします。その諸々のアドバイスをする行為自体をコンサルティングといい、それを行う人をコンサルタントと言います。特別な資格は必要ありませんが、実績が問われる業種です。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
おすすめ記事
関連ツール・サービス
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング