8.第3者に邪魔されず、のびのびと会話が進める

グルメ情報サイト大手のぐるなびも会議の効率化を図っています。なかでもユニークなのは歩きながらの会議。いわゆる雑談やブレスト程度かと思いきや、その効果は「社員がのびのびと話す」という思わぬリラックス効果があるとか。血流も良くなりそうで、忙しい人は試してみる価値はありそうですね。

ウォーキング・ミーティング|日本経済新聞 連載『あすへの話題』 - ぐるなび企業情報
ぐるなび

<引用>
・続けるうちに気づいたことがある。歩いていると頭が冴(さ)え、アイデアを思いつきやすい。第三者に邪魔されないのも理由かもしれない。集中できるのだ。
・オープンな空間はリラックスさせるのか、社員も会議室とは違ったのびのびとした表情を見せる。自動車の騒音もほどよく、会話の内容は隣を歩く人にしか聞こえず、セキュリティーを気にする話もできる。

9.会議を無駄に長引かせるものは何なのか

会議を効率的に進めるには、逆に「長引かせている」原因を排除することから始まります。本記事は連載の第1回目なのですが、第2回の議事録ドリブンの具体的な作法からが読み応えがアップします。会議=議事録を作る、という発想は興味深いです。

議事録ドリブンで会議の効率アップ:第1回 会議の何が問題なのか? - 誠 Biz.ID
誠

<ポイント>
・議事録ドリブンとはプロジェクタで投影した議事録をみんなで作る。
・脱線することなく実行される。
・会議のゴールは、会議前に確認する。

10.アメリカ仕込みのすごい会議

書籍ももちろんですが、コメント欄がとても参考になります。書籍ではアメリカでの著者の体験に基づく仕事の進め方が書いてあるのですが、司会の重要性について強調されています。たしかにファシリテーターが変わると会議も変わります。

Amazon.co.jp: すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!: 大橋 禅太郎: 本
すごい会議

<ポイント>
・会議を効率的に進めるには、質問に順番がある。
・「言えない問題」「ひどい真実」をさらす。
・そもそも会議の出席者を厳選する必要がある。

11.有名クリエイターの打ち合わせ術

打ち合わせも会議の一つといえますが、有名クリエイターの至言は示唆に富んでいます。「端から順番に意見を求めていく」などは失敗しがちだとも書かれていて、うんうんと頷いてしまいます。苦手な人に対するアプローチも載っていて参考になります。

佐藤可士和に聞いた「打ち合わせ」を有意義にするために意識している6つのこと | 株式会社LIG
LIG

<引用>
・(苦手な人に対しては)周りの人にリサーチするなどして、なんとか仕事以外の共通点を見つけ、雑談できるように努力する
・(ファシリテーターに任命されたら)もうバッターボックスに立っている状態なので、失敗しても気にせず、とにかく思うようにやってみることです