バスケットボール

千葉ジェッツ(B.LEAGUE B1東地区)

2016年より始まったジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下B.LEAGUE)では、リーグ初年度から積極的に各チームがSNSを運用しています。
デジタルマーケティングにおけるリーグ戦略を考えた結果、B.LEAGUEは配分金にチームのSNSフォロワー数など考慮することを発表しました。

【バスケ】B.LEAGUE、配分金にチームのSNSフォロワー数など考慮 : スポーツ報知

地域密着を掲げている千葉ジェッツのアカウントでは、動画の埋め込みやVineなどを活用し、選手のスーパープレイや応援の様子、選手のオフショットなどをバリエーション豊かにツイートに盛り込んでいます。

B.LEAGUE自体はまだまだ始まったばかりのリーグですが、だからこそ最先端のマーケティングを取り入れようというスタンスが各チームに浸透しています。
今後改善を繰り返して最適化されるB.LEAGUEチームのTwitter運用は、SNS担当者にとって要チェックとなりうる可能性を秘めています。

B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト:TWITTER RANKING

ニューヨーク・ニックス(NBA東カンファレンス)

アメリカのプロバスケットチームであるニックスのSNSキャンペーンは、NBAのスポーツチームが行った事例として頻繁に取り上げられています。

ニックスは2010年に『Tweetup』というTwitterとリアルを連動させたイベントを開催しました。

引用:KNICKS MOBILE より(http://www.nba.com/knicks/news/2010_thenyknicks_tweetup.html)
2010@thrnyknickstweetup

40ドルの試合チケットを購入することで、

・特製Tシャツのプレゼント
・前座試合の観戦チケット
・選手との交流会への参加権
Twitter創業者のジャック・ドーシーやニックス幹部も含めた、試合開始前のパネルディスカッションの参加権

といった豪華な得点が付いてくるキャンペーンを行いました。
当時米国スポーツ史上初の試みが多く含まれた本キャンペーンにおいて、チケットは即完売し、結果としては大成功に終わりました。

ニックスの事例をキッカケに、オピニオン・リーダーを集めて口コミを誘発する仕掛けに採用する企業が増え、ソーシャルメディアキャンペーンが活発化するようになったのは記憶に新しいかと存じます。

ツイッター活用で“観戦者”増やす米スポーツ界