Web担当者の皆様は、自社でキャンペーンを行う際どのような手段を利用されているでしょうか。

キャンペーン専用のランディングページや特設サイトを作成し、リスティング広告バナー広告で集中的に集客を行うのが一般的ですが、近年はSNSを利用したキャンペーンも増え始めています。
特に、季節感を打ち出すキャンペーンはSNSとの相性が良く、良いシナジーを生み出しやすいようです。

ICT総研が2015年7月に発表したデータによれば、国内のSNS利用率は65%、約6,400万人にものぼっており、このままの伸び率でいけば2017年には7,000万人に増加すると予測されています。
(※1)
ユーザーの母数も十分あるSNSを活用しない手はないでしょう。

今回は、株式会社WevNAL様監修のもと、季節限定キャンペーンでSNSを活用するメリットと成功事例をご紹介します。

キャンペーンにSNSを利用するメリットは?

既にSNSを利用されている企業は多いかと思いますが、改めてSNS利用のメリットを確認しておきましょう。

1.集客費用を抑えることができる

SNSでキャンペーン集客を行う場合、Web広告に比べて安価に開始できます。
リスティング広告のように確実な集客は望めないものの、ターゲットと発信内容を適切に設定できればターゲットユーザーに届く可能性は高いでしょう。
さらにSNS内で拡散が起これば、かけた労力以上の集客が見込めます。
 

2.コミュニケーションが生まれ、エンゲージメント率の向上が期待できる

ユーザー同士のコミュニケーションが主軸となるSNSでは、「ユーザー」と「企業」という境界線が曖昧になり、フラットなコミュニケーションが可能となります。
特にTwitterでは個性的な企業アカウントが多数登場しており、多くのファンを獲得しています。
(※2)

3.ユーザーの興味関心がある分野を知ることができる

広告の場合、ユーザーの流入経路や行動履歴を追うことができても、趣味や興味の対象までは詳細に見ることはできません。
SNSであれば、ユーザーのプロフィールや発信内容から嗜好性を読み取ることができます。
自社からの発信に対してリアクションを起こしたユーザーの傾向を調べ、彼らが何に興味を持っているのか、何をシェアしているのかを徹底的に分析してみましょう。

SNSを利用したキャンペーンを成功させるためのコツは?

1.ターゲットユーザーがシェアしたくなる動機を考える

SNSをキャンペーンで利用するのであれば、自社アカウントだけでなく、ユーザー自身にキャンペーン関連の発信をしてもらえるよう促すことが重要です。
一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションが成り立つSNSで企業側だけの発信に注力しても無意味です。

自社の投稿をユーザーシェアしてもらったり、ユーザー自らが自社関連の情報を投稿することによって拡散が起こり、そこで初めてシナジーが生まれます。
シェアしたくなる内容はどのようなものなのか、傾向を把握し、キャンペーン内容や自社の投稿に反映させましょう。

特に女性は、SNS上で「良くみられたい」という意識が強く、自己演出やブランディングの一環としてSNSを利用する傾向にあるため、シェアすることで好感度を上げられるような内容を意識しましょう。
特に、飲食物、時事ネタ関連の投稿が多い傾向にあるようです。(※3)

時事ネタを活用したいのであれば、一番簡単なのは季節感を取り入れることです。
SNSを活用したキャンペーンを行う場合は、季節性を意識した企画の方が拡散を生み出しやすくなるでしょう。

2.ハッシュタグを活用する

LINE、Twitter、Facebook、インスタグラムなど、国内で普及しているSNSは多数ありますが、そのなかでキャンペーンに最適なSNSを選定する必要があります。

SNSでキャンペーンを行うのであれば、「ユーザーの投稿を促す」「拡散しやすい仕組みを作る」ことが大前提となります。この2つを実現するために利用するべきなのが「ハッシュタグ」です。

ハッシュタグとは、キーワードの前に「#」を設置することで、キーワードテキストリンクに変換できる仕組みを指します。
「#◯◯」で検索すると、該当キーワードが含まれる投稿一覧が見られます。
アライドアーキテクツの調査によると、ハッシュタグTwitterとインスタグラムで活発に利用されており、特に20代以下の若年層ではハッシュタグ検索を行うユーザーの割合が高い傾向にあります。
また、ハッシュタグ検索を行う理由として65%のユーザーが「商品や情報の検索」と回答しています。(※4)

SNS上でプロモーションを行うと、ターゲット外のユーザーにも拡散され、リーチ数に対しての効果がそれほど得られなかったという失敗が起こりがちですが、ハッシュタグを活用することでニーズが顕在化したユーザーに絞ったアプローチが可能となります。

では、ハッシュタグを活用したキャンペーンはどのように行えばいいのでしょうか。
以下より、実際にTwitter・インスタグラムを活用して成功したキャンペーン事例をご紹介します。

キャンペーン事例

空想委員会 MINI ALBUM『GPS』特設サイト

空想委員会_MINI_ALBUM『GPS』特設サイト_2015.7.8_IN_STORES_.png
http://kusoiinkai.com/tokusetsu/gps/

「空想委員会」というアーティストのファンとそのミニアルバム発売時に実施されたキャンペーンです。
同アーティストの「劇的夏革命」という曲名にかけ、「夏」を感じる写真を、キャンペーン用のハッシュタグと位置情報を付けてTwitterやインスタグラムに投稿していただき、投稿数が一定に達した場合は投稿写真を使ってPVを作成するというユニークな企画内容でした。

Twitter、インスタグラム合わせて3,484投稿され、投稿を用いたPVも完成しています。

SNS 投稿数
Twitter 2897
インスタグラム 587

HALLOWEEN みんなの思い出 | リサとガスパールタウン

HALLOWEEN_みんなの思い出___リサとガスパールタウン.png
http://www.lisagas-town.jp/halloween/

富士急ハイランド隣接の「リサとガスパールタウン」への来場促進を目的に行なわれたキャンペーンです。
ハロウィン期間中にタウン内で撮影した写真を「#リサとガスパールタウン2015」というハッシュタグ付きで投稿すると、プリントされた画像がプレゼントされるという企画内容でした。
10~20代のインスタグラム、写真、コスプレが好きなユーザーをターゲットに打ち出し、Twitterとインスタグラムで合計約120枚の写真が投稿されました。

SNS 投稿数
Twitter 75
インスタグラム 44

楽園のアクアリウム2015WINTER  | 横浜・八景島シーパラダイス

楽園のアクアリウム2015WINTER 11月7日(土)~2月28日(日)___横浜・八景島シーパラダイス.png
http://www.seaparadise.co.jp/paradiso/

横浜・八景島シーパラダイスの冬季限定キャンペ―ンです。
八景島シーパラダイスでは2015年11月7日~2月28日にかけて、「楽園のアクアリウム」と題してイルミネーションイベントを開催し、来場促進の一環としてTwitter、インスタグラムを活用しています。

「Tropical」と「Snow」をイメージしたイルミネーションが施されたシーパラダイス内は、非常にフォトジェニックな空間に仕上がっています。
そこで撮影された写真を集積するために「#楽園のアクアリウム」というハッシュタグ付きでTwitterやインスタグラムへの投稿を促し、キャンペーンページで一覧で閲覧できるような導線が敷かれています。

SNS 投稿数
Twitter 1088
インスタグラム 94

キャンペーン効果を最大化できるハッシュタグ管理ツール「Tagtoru」

Tagtoru_タグトル___ソーシャルメディア連携プロモーションツール.png

ハッシュタグを起点にしたキャンペーンの場合、SNSごとで運用するよりも、1つの画面に集約して一覧にした方が管理しやすく、ユーザー側からの見栄えも良くなります。
 
上記で紹介した4つの事例で利用されているハッシュタグ管理ツール「Tagtoru」は、SNSごとではなくハッシュタグ単位での管理が可能であり、キャンペーンの効果の最大化、運用の効率化に最適です。

「Tagtoru」のメリット

・自社ホームページにTagtoru専用ページを設置すれば利用可能
・Twitter、インスタグラム、Vine、YouTubeに対応
・収集データはCSVダウンロード可能
・デザインは自由にカスタマイズ可能

自社のホームページ等にキャンペーン専用ページを1つ作成し、Twitter、インスタグラム、Vine、YouTubeで、自社が指定したハッシュタグがついた投稿を自動収集して一覧表示させることができます。
自社ホームページに、専用の<script>タグと簡単なHTMLを記載すれば設置完了のため、導入も非常に簡単なうえ、デザインもCSSであれば自由にカスタマイズ可能です。
 
Twitter、インスタグラム、Vine、Youtubeに対応しており、収集された投稿やデータはCSVでダウンロードすることもできるので、キャンペーン修了後の抽選や、投稿内容の分析を効率的に行えます。

お問い合わせ、ご相談はお気軽に

これからSNS運用の開始を検討されている方、既に運用しているものの活用方法にお悩みの方は、Tagtoruにお気軽にお問い合わせください。
SNS運用に関するご相談であれば全て無料で承らせていただきます。
お問い合わせはこちら
 
参照
※1:2015年度 SNS利用動向に関する調査 | ICT総研|市場調査・マーケティングカンパニー

※2:【フォロー必須】Twitter企業アカウント11選。運用の参考になる!

※3:女性の「SNSでの自己演出」に関する調査 | トレンド総研 - メディア関係者のためのトレンド情報ポータル

※4:ネットの情報収集は今後「ハッシュタグ検索」が起点に!?「女性SNSユーザーのハッシュタグ利用実態調査」を実施 | アライドアーキテクツ株式会社