CSVとExcel、JPEGとPNG……|意外と知らない拡張子の違いを理解しよう
拡張子の表示・非表示を切り替える方法
「ファイル名だけで拡張子が表示されていないから、どのソフトで使えるかわからない」と困ってしまった経験はありませんか。
拡張子はPCの環境によっては、表示されている場合とそうでない場合があります。ここでは拡張子の表示・非表示を切り替える方法についてご紹介します。
Windows
タスクバーのエクスプローラーを開きます。上部の表示タブ内のメニューにある「ファイル名拡張子」にチェックを入れると、拡張子を表示させることができます。
※上記はWindows10における変更方法です
Mac
ファインダーの環境設定ダイアログを開き、詳細タブをクリックします。詳細タブの中にある「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れると、拡張子を表示させることができます。
わかりづらい拡張子の違い
「Excelで "csvファイル" をいじったら表がズレてしまった」
このような経験ありませんか。この場合は、ファイルの保存形式が異なると、たとえ同じソフトで開くことができても機能が制限されたり、ファイルの内容が変わってしまったりします。
下記では、特に間違いやすい「csvとxls」「jpegとpngとgifとbmp」「mtsとm2ts」の違いについて解説します。
csvとxlsの違い
Excelの保存形式には、xlsのほかに、csvというファイル形式もあります。
アイコンの表示も似ていて、ともにExcelで操作することができるので、混同しやすいかもしれません。
csv
csvファイルは、どのソフトでも開くことができる文字で構成されたテキストファイルです。ただし、セルに色を付けたり、関数による計算式を利用したりといったことはできません。
xls
xlsはExcel独自のファイル形式です。テキスト情報のほか、セルのサイズやフォントの色、関数の情報などが含まれています。
csv | xls(Excelのファイル) | |
---|---|---|
Excel以外のソフトで閲覧できる | ◯ | ◯ |
文字の装飾ができる | ☓ | ◯ |
SUM、ifなどの関数が利用できる | ☓ | ◯ |
csvとxlsの2つの違いをおおよそまとめると上記の図のとおりです。
データベースのデータを出力する際、逆にデータベースにデータを取り込みたい時には、csvを利用することがあります。
ホームページのアクセスを分析するためのツールであるGoogleアナリティクスでも、レポートのデータを出力する際にcsvファイルを利用します。
ともに触れることの多いファイル形式なので、それぞれのできることと、できないことを把握しておきましょう。
jpegとpngとgifとbmpの違い
Web担当者であれば、ホームページに掲載するイラストや広告に使用する写真など画像ファイルに触れることも多いでしょう。
画像ファイルの保存形式には、主に、jpeg、png、gif、bmpという4つが存在し、どれもよく使われるので各々の特徴を理解する必要があります。
まずは基本的な知識として、それぞれの違いを覚えておきましょう。
jpeg
● 特徴
・非可逆圧縮方式で、圧縮後元の画像品質には戻らない
・透過はできない
・ 圧縮率の指定が可能
● 使用用途
・フルカラーの写真
png
● 特徴
・完全な透明、不透明、半透明の表現ができる
・フルカラーをサポートしている
・可逆圧縮方式で圧縮後に品質劣化がない
● 使用用途
・透明色を使った画像
・画質劣化をさせたくない画像
gif
● 特徴
・透明色の指定ができる
・アニメーション作成ができる
・可逆圧縮方式で圧縮後に品質劣化がない(ただし256色以上の画像は圧縮前に減色が行われる)
● 使用用途
・256色未満の画像の圧縮
・透明色を使った画像
・アニメーション画像
bmp
● 特徴
・Windows標準の画像ファイル形式
・無圧縮のため劣化がほぼ無い
・無圧縮のためファイル容量が大きくなる
● 使用用途
・画質劣化をさせたくない画像
4つのファイル形式の大きな違いは、*「ファイルを圧縮してファイルを保存する際に、元の画質をキープできるようになっているか否か」*という点です。
キープできるようになっているのが可逆圧縮方式で、pngやgifであれば縮小して保存した画像を後で拡大しても元の画質を維持することが可能です。ただし、jpegでは画像を圧縮してしまうと画像が荒れてしまうこともあるので気を付けましょう。bmpは、圧縮を行わないため可逆圧縮でも非可逆圧縮でもありません。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。よかったら参照してみてください。
参考:
デザイナーなら知っておきたい!画像ファイルの拡張子比較(JPG、PNG、GIF、BMP)|ferret
mtsとm2tsの違い
次は、動画編集を行う方であれば知っておきたい拡張子、mtsやm2tsについてご説明します。名称が似ているため、混同しないように注意しましょう。
mts
こちらは、HDデジタルビデオカメラの規格の1つ「AVCHD(Advanced Video Coding High Definition)」の形式で撮影されたハイビジョン動画の形式です。ビデオカメラに保存するための形式としてmtsと表示されています。
m2ts
mtsの形式で保存した動画をPCに取り込んだ際に自動的に変換されるファイル形式です。mtsと中身は変わりません。
つまり、mtsとm2tsは利用する端末によって拡張子が異なるだけでファイルの中身は変わりません。ただし、ハイビジョン動画に対応するソフトは少ないのが現状です。他人に共有する際は、相手がハイビジョン動画を再生できる環境にあるのか考慮するようにしましょう。
参考:
MTSとM2TSの比較
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- フォント
- フォントとは、同一の特徴を持った文字の形状を一揃いでデザインしたものです。
- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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