ファシリテーションとは?会議を活性化させるノウハウを解説
ビジネスパーソンは、常にアイデアを出し、会議をより良い方向に進めていかなくてはなりません。
ですが、人と人が集まって話し合う会議の場は、必ずしも参加する全員が納得する内容になることは難しいようです。2012年にNTTデータ経営研究所が行った調査によると、会議に感じている問題点で最も多かった意見は「無駄な会議等が多い」と言うことでした。
では、会議をよりビジネスにとって良い影響をもたらすものにするためにはどうしたらいいのでしょうか。その手法の1つが「ファシリテーション」と言う技術です。そして、それを実行する人を「ファシリテーター(facilitator)」といいます。
今回はファシリテーションとは何か、具体的にはどのようなスキルがあるのかを解説します。
より本格的に学びたい方向けにワークショップ形式の講座や書籍も紹介するので、「会議が煮詰まっていいアイデアが出ない」「会議中に一部の人しか発言しない」などの悩みをお持ちの方はぜひこの機会に学んでみてください。
参考: 2012年10月5日「会議の革新とワークスタイル」に関する調査|株式会社NTTデータ経営研究所
ファシリテーションとは
「ファシリテート(facilitate)」とは、「物事を容易にする、楽にする」「行動を促進する」という意味の英単語です。特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会によれば、下記のように定義されています。
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitatior)であり、会議で言えば進行役にあたります。
引用:ファシリテーションとは - FAJ:特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会
ビジネスの場だけではなく、地域や学校などあらゆる場所でファシリテーションは発揮できます。
参考:
身につけたい「ファシリテーション」能力|DODA
会議の進行役を任されたら?すぐ使える「ファシリテーション」テクニック|リクナビNEXTジャーナル
ファシリテーターとは
ファシリテーションについて語られる時に、同時に使われることの多い「ファシリテーター」という言葉の意味についても合わせて覚えておきましょう。
ファシリテーターとは、ファシリテーションのために動く中心的な人物を指します。会議や企画の予定をまとめ、段取りをとる役割と、集団の中の1人ひとりの考えを汲み取り整理を行っていく役割を担います。メンバー1人ひとりがファシリテーションを発揮するのはもちろん、会議や企画を整理してメンバー間でもわかりやすく物事を理解できるようにするためにはファシリテーターの存在が不可欠です。
ファシリテーターについては、以下の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてみてください。
参考:よく耳にする"ファシリテーター"とは!役割と上手にこなすコツを大公開|ferret
なぜ会議でファシリテーター・ファシリテーションが重要視されるか
2012年にNTTデータ研究所が行った「会議の革新とワークスタイル」に関する調査では、現在の会議の問題点について下記の点が挙げられました。
・無駄な会議等が多い(45.0%)
・会議等の時間が長い(44.1%)
・会議等の頻度が多い(36.7%)
・会議等の参加者のスケジュールを調整するのが難しい(21.7%)
・会議等の結論が持ち越されたと思う会議がよくある (21.5%)
・会議等の時間を守らない人が多い(21.1%)
・会議等のコミュニケーションが活性化しない(20.9%)
※カッコ内の数値は回答した人の割合
引用: 2012年10月5日「会議の革新とワークスタイル」に関する調査|株式会社NTTデータ経営研究所
ファシリテーションとは、会議をスムーズに進め、良いアウトプットを促進するためのスキルです。参加者に問いかけを行いつつ、アイデアをまとめて参加者全員が納得する結論を形成していく手法は、20%の人が上げているような結論の持ち越しを防ぎます。
また、同調査で13.8%の人が回答している「声の大きな人の意見に誘導されやすい」という問題や「コミュニケーションが活性化しない」という問題も、それぞれの意見を引き出すファシリテーションの手法で解決できるでしょう。
行政においてもファシリテーションを軸としたコミュニケーションが、ビジネスや社会の仕組みに対するイノベーションの創造につながると期待されています。文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」では、イノベーションを生み出す手法の1つにファシリテーションが挙げられています。
参加者が主体的にかかわり、アイデアを出していくスタイルは、新しいアイデアを生み出していく手法としても優れているといえるでしょう。
参考:
2012年10月5日「会議の革新とワークスタイル」に関する調査|株式会社NTTデータ経営研究所
「イノベーション対話ツールの開発」について|文部科学省
ファシリテーションの活用事例
ファシリテーションは教育現場からビジネスまで幅広い分野で注目されています。中でも特徴的な活用事例をみてみましょう。
大学教育
厚生労働省では「学校教育領域におけるキャリア形成支援」として、大学で学生に対するキャリア支援を行う教員に対して講習会を行っています。その中で、グループワークを通じたファシリテーションの実践を呼びかけています。
学習は、本来、学習する者が自ら発し、自らが活動して行うものであるが、講義形式による知識を注入される学習方法では、学習者は受け身のままで主体的にはならず、学習者個々の個性的な思考はおしならされたままである。これに対し、グループワークは、注入され、承るだけの学習を、学習者の活動として主体化し、学習者相互のやり取りによって一層活性化することに役立つ
引用:平成28年度講習テキスト及び参考資料(大学等) 講習テキストPart2(第4章)
講習会のテキストには、グループワークの意義について、上記のように述べており、画一的な講義形式に比べ、グループワークは主体的な学びにつながるとしています。この時、大学教員がファシリテーターとしての役割を担い、学生同士のグループワークを活性化する役割を担います。
グループワークは、メンバー同士で意見を理解し、かつ自分の意見を主張していくファシリテーション能力が要求されます。このような能力は「学生が社会に出てから活動するために必要な力である」と同テキストでも述べられており、ファシリテーションが教育現場でも注目されていることがわかります。
介護・医療
短時間の間に患者や入居者の健康状態や医療情報を共有する必要がある介護や医療の現場でも、ファシリテーションは注目されています。
実際、厚生労働省が運営している「介護人材確保地域戦略会議」では、介護現場におけるマネジメントのあり方としてファシリテーションに関する情報が共有されています。また、独自にファシリテーション研修に参加し、社内の人材育成に役立てている事業者もあります。
参考:
「人材確保に向けた事業者の自助努力を促進するワークショップ型課題検討プログラム」|厚生労働省
介護人材確保地域戦略会議|厚生労働省
ファシリテーションの効果を発揮するためのポイント
ファシリテーションを実現するには、相手の意見を引き出す問いかけを行い、常に参加者の意見を書き出すなどのスキルが必要です。
そうは言っても、最初からファシリテーターのスキルを持った人はほんの一握りしかいません。今回ご紹介する手法はスキルを持っていなくても取り組みやすい内容です。
まずは、ファシリテーションのイメージを掴むために、会議の枠組み作りから学んでいきましょう。
グランドルールを決める
意見交換の前に会議の参加者全員が共有するグランドルールを決めます。壁に貼ったり、ホワイトボードに書いたりして、全員が常に意識できるようにしましょう。
代表的なものとしては以下の4つが挙げられます。
1)「参加」積極的、主体的に参加しよう
2)「尊重」お互いを尊重し、傾聴しよう
3)「守秘」個人的な情報は会議の外に持ち出さない
4)「時間」時間を守ろう
引用: ファシリテーションの基礎|平成 21 年度 行政と NPO をつなぐ・ファシリテーター養成セミナー (PDF)
アイスブレイク
アイスブレイクとは、人と人のわだかまりを解き、会議や商談の前に話し合うきっかけを作り出す会話やミニゲームやクイズ、運動のことです。話し合いやすい空気を作り出すために、アイスブレイクを意識して取り組んでみましょう。
ワールドカフェ
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ワールドカフェとは、会議形式とは異なるカフェのような席の配置と入れ替えを行うことで会議を活性化させようという手法です。カフェの雰囲気を再現するために、テーブルにはお菓子や飲み物、花などの飾りが置かれ、飲食は自由にします。
各テーブルで司会者(ホスト役)を決め、テーブルにある模造紙に書き込みながら、共通の話題について話し合います。20分後、司会者のみ席に残して、ほかのメンバーは席を移動します。そこで、先ほどのテーブルで話し合ったことを共有しながら、テーブルにある模造紙にさらに書き加えていきます。
この流れを繰り返し、最後にははじめに話し合ったテーブルに戻り、ほかのテーブルでどのような話があったのかを再度共有します。特にアイデアを出していくのが目的の会議に適した手法です。
ブレインストーミング
ブレインストーミングとはテーマに沿って、参加者全員がアイデアを書き出して模造紙やホワイトボードに貼り付けていくことで、アイデアを広げていく手法です。
1. テーマを提示する
2. 時間を決めて、ほかの人と話すことなくアイデアを書き出す
3. 全員立って、自分のアイデアを模造紙やホワートボードに貼り付ける
4. 似たようなアイデアをまとめながら、新しいアイデアを追加していく
基本的には上記のような流れで行い、2で最低限出すアイデアの数を事前に決めておいたり、似たようなアイデアをまとめる際に見出しを追加したり、必要に応じてアレンジを加えます。
参考:ポスト・イット®を使ったブレインストーミング(ブレスト)でのアイデア出しのルール、方法、手順|3M
詳しくはこちらの記事でもご紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。
使わないなんてもったいない!アイデア出しから思考の整理まで!最強フレームワーク8選|ferret
ファシリテーション・グラフィック
ファシリテーション・グラフィックとは、会議で話し合った内容を文章やイラストなどでわかりやすく表現したものです。
タイプは大きくわけて3つあります。
1. リスト型……議論の流れを時系列に沿って、書き出したもの
2. マンダラ型……意見の関係性を捉えながら、テーマの周囲に内容を書き込んでいくもの
3. 図表型……ロジックツリーやマトリクスを用いて、アイデアを図式化したもの
ファシリテーションにおいて大切なのは、アイデアを「発散させ」「収束させる」ことです。アイデアを出すタイミングでは、ブレインストーミングのような手法を用いて参加者がアイデアを生み出していく雰囲気を作り、アイデアを収束させていく時にはファシリテーション・グラフィックのようなアウトプットを行います。
それぞれの段階で、ファシリテーターは常に中立的な立場で見る必要があります。強い主張に偏ってしまうことなく、平等にアイデアを生み出せる環境を作れるように心がけましょう。
ここではファシリテーション・グラフィックの中でも、代表的な図表型のフレームワークを紹介します。
参考:
ファシリテーターの役割とファシリテーションのコツ|3M
平成21年度「行政とNPOをつなぐ・ファシリテーター養成セミナー」|北海道庁
ロジックツリー
ロジックツリーとは、大きな項目から小さな項目へと枝葉をわけながら、整理していくフレームワークです。それぞれの項目がどのような立ち位置になるのかが整理されるため、ロジカルシンキングの中でも活用されています。
フィッシュボーン
フィッシュボーンとは、1つの物事に対して様々な角度から要因を分析する際に用いるフレームワークです。大項目が大骨、中項目が中骨、小項目が小骨と呼ばれ、分析したい物事に対して項目が結び付いている様子が魚の骨のように見えることからこの名前が名付けられました。
1つの問題の分析を行う際にその問題に関する項目をまとめ、全体を見渡すために役立つフレームワークです。
ポジショニングマップ
ポジショニングマップは、ブレインストーミングなどの手法で出したアイデアを整理するために活用できるフレームワークです。
ポジショニングマップを作成する際には、ブレインストーミングなどで出したアイデアを俯瞰し、アイデア全体をわける2つの切り口を考えます。その2つの切り口を十字のそれぞれに配置し、分類に合わせてアイデアを落とし込んでいきます。このように整理していくと、どの部分のアイデアが足りないかが見えてきます。
例えば、図の中では「理屈で説明する高コストの新商品のプロモーション企画」が足りないことがわかるでしょう。
参考:ポジショニングマップを使った新たなアイデアの出し方|3M
バタフライテスト
バタフライテストとは、出てきたアイデアの評価から選択までを一貫して行う手法です。メンバーそれぞれが、評価軸ごとに異なるカラーラベルを複数枚もち、カラーラベルを使ってアイデアに投票していくことで、アイデアの評価を可視化します。
参考:ブレインストーミング(ブレスト)でのアイデアの絞り込み方|3M
ファシリテーションに求められるスキル
ファシリテーターに求められるスキルは幅広く、また多岐に渡ります。
その中でも、特に求められる4つのスキルを紹介します。
参考:
ファシリテーションとは|特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会
第3回:「構造化」と「意思決定」のスキル|J-Net21
1. 場のデザインのスキル
場のデザインとは、会議の席順や当日の運営方法、事前の準備までどのような「場」を作るのか設計することを指します。特に活動の目的とチームの状態に合わせて、問題解決に至るプロセスを設計することが重要視されます。
2. 対人関係のスキル
実際に会議や企画がスタートすれば、メンバー同士の意見が交わされます。その際に、メンバー1人ひとりの意見を受け止め、さらに深い意見を引き出していく能力が問われます。具体的なスキルでいえば、ポイントを押さえた復唱や的確な質問、傾聴の姿勢などが挙げられるでしょう。
3. 構造化のスキル
複数のアイデアが生まれてくれば、当然似たような意見や対立する意見がでてきます。そのような意見が出てきた際には、全体を俯瞰した上で、それぞれの意見を整理していくことが必要となってきます。
この時、意見を整理していくロジカルシンキングの能力が問われるだけではなく、ファシリテーション・グラフィックを用いて、ほかのメンバーの合意を取りながらわかりやすくまとめていくのが重要です。
4. 合意形成のスキル
会議がある程度まとまってきたら、実際にその会議で得た内容を次のステップへと落とし込んでいく意思決定が必要です。メンバーの多数決で安易に決めるのはなく、メンバーの意見を反映させた最適解へと導いていくスキルが求められます。
その際は、メンバーの意見を聞くだけではなく、バタフライテストのような手法を用いて意見を取りまとめていくのも一手です。
本格的にファシリテーションを学ぶなら
ここまで解説してきたようにファシリテーションを発揮するには、幅広いスキルが必要となります。特に中心的な人物となるファシリテーターには特別な能力が求められるでしょう。
本格的にファシリテーションについて学ぼうという方は専門講座や書籍から、知識を吸収してみてはいかがでしょうか。
ファシリテーター講座
1. ファシリテーション&ネゴシエーション講座|グロービス・マネジメント・スクール
http://gms.globis.co.jp/curriculum/skill/fan/outline.html
グロービス・マネジメント・スクールと言えば、年間約8,500人の社会人が新規に受講を受けている、国内でも規模の大きいビジネススクールとして有名です。ビジネススクールと聞くと入学試験があり、大学のような受講形式をイメージしますが、グロービス・マネジメント・スクールであれば目的に合わせて1科目から選択できます。
このファシリテーション&ネゴシエーション講座では、ビジネスリーダーを目指す方を対象に、「人を動かす」「人の知恵や意欲を引き出す」「複数の利害関係者の意見をまとめる」などの合意形成のプロセスを学べます。
2. 実践 ファシリテーション|産能マネジメントスクール
http://www.hj.sanno.ac.jp/cp/course/3732
産業能率大学が運営するマネジメントスクールによる講座です。グロービス・マネジメント・スクールと同様に、ファシリテーションの講座のみを受講可能です。中堅社員、リーダー、管理者を対象にした講座です。リーダーとしてどのようにメンバーと接し、どのようにチームから成果を引き出すかという視点で学べます。
3. ファシリテーション基礎講座|日本ファシリテーション協会
https://www2.faj.or.jp/activity/seminar/2017/2018120/
日本ファシリテーション協会が運営する講座です。ファシリテーションの普及を目指してつくられた民間非営利団体で、前出の2つのマネジメントスクールよりも、よりファシリテーションをメインに運営をしています。
ビジネスリーダーだけではなく、まちづくりや教育など、幅広い分野の方を対象にしています。ファシリテーションの基礎を、講義と演習(ワークショップ形式)を通じて学べるので、初学者にも参加しやすい講座だと言えます。
4. ファシリテーター養成講座|ICAJapan
世界35ヵ国で国際規模の人道支援、コミュニティ支援を行っているNPO法人「ICAJapan」が行っている養成講座です。市民参加型の活動におけるファシリテーションの経験を軸としており、2日間の講座では「焦点会話手法」「合意形成手法」「行動計画プロセス手法」の3点を学べます。
焦点会話手法では、建設的な意見が出る有意義な会議にするためのデータやアイデアの収集方法を、合意形成手法ではグループの意見をまとめたり政策の形成をしたりといった合意形成の方法を学びます。また、行動計画プロセス手法では、チームの信頼を築きつつプロジェクトを運営していくためのスキルが学べます。
5. アイデアを生み出すファシリテーション・トレーニングほか|博報堂マーケティングスクール
http://www.hakuhodo.co.jp/marketingschool/
「博報堂マーケティングスクール」では、基本的な内容から実践的な内容まで、ファシリテーションを学べる講座を複数開講しています。主にマーケティング担当者や商品企画担当を対象としており、マーケティング施策や新商品開発のアイデアを生み出し、まとめていくためのファシリテーションスキルを学べます。
講座ごとに日程が設定されているので、自分の学びたい内容に合わせてチェックしてみてください。
ファシリテーションを学べる本
1.『ファシリテーターの道具箱』森 時彦
これからファシリテーションをはじめる人にとって、使いやすいツールや小技を学ぶには良い本です。ファシリテーションのノウハウが見開き2ページで49個紹介されています。左のページが説明で、右のページが図解です。よって、ある程度ファシリテーションの基礎知識がある方で、ちょっとした解決案に困っているような方にも便利な内容だと言えます。
2.『ファシリテーションの教科書』グロービス(著)、吉田 素文(執筆)
筆者はグロービスの講師育成に携わっており、著者自身も数多くのファシリテーションを経験しており、その体験に基づいて書かれています。ファシリテーションの教科書というタイトルどおり、基礎的な内容は一通り学べ、初心者に必要な知識について網羅されています。
3.『リーダーのための! ファシリテーションスキル』谷 益美(著)
初めてリーダーを任されたビジネスパーソン向けの本です。メンバーの個性を引き出し、チームとして成果を出すためのノウハウが満載です。ビジネスだけではなく、飲み会などの幅広い範囲でファシリテーションスキルを使うことを想定して書かれています。
4.『問題解決ファシリテーター』堀公俊
日本ファシリテーション協会初代会長である堀公俊氏による著書です。ファシリテーションとは何か、またファシリテーションを発揮するために必要なスキルとは何かと言ったファシリテーションの知識が体系的にまとめられています。実際の事例も紹介されており、実践的な内容を学べます。
5.『ファシリテーション入門 』堀公俊
こちらも日本ファシリテーション協会初代会長である堀公俊氏による著書です。会議運営、プロジェクト推進、組織変革、合意形成などファシリテーションの基本的な知識やスキルが紹介されており、初心者でも読みやすい内容となっています。
まとめ
ファシリテーションを実現するには以下の4つの手法が有効です。
・全員で共有されたルールを決める
・アイスブレイクで話しやすい雰囲気を作る
・アイデアを生み出すブレインストーミングを活用する
・会議を収束させるために、内容を文章やイラストでまとめる
会議を進めていくのが苦手な人は、まずは今回ご紹介したような方法から取り組んでみてはいかがでしょうか。。今までにない集客方法や自分だけでは気付けなかった顧客のニーズが見えてくるかもれません。
ファシリテーター(facilitatior)をもっと知る
ファシリテーターとは
会議を良い方向へと導く進行役「ファシリテーター」の役割と上手にこなすコツについてご紹介します。会議がスムーズに進まないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
全て無料!会議を効率良く進めるために知っておきたいツール10選
今回は、効率良く会議を進める補助となるツール10選をご紹介します。操作性の良いツールを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
- テキスト
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- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- ロジックツリー
- ロジックツリーとは、物事を論理的に細分化し、思考を整理する為の、ツリー状の図のことを言います。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
- フレームワーク
- フレームワークとは、アプリケーションソフトを開発する際によく必要をされる汎用的な機能をまとめて提供し、アプリケーションの土台として機能するソフトウェアのことです。 元々は枠組み、下部構想、構造、組織という意味の英単語です。アプリケーションのひな形であり、これを開発に利用することで、大幅な効率の向上が見込めます。
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- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- タイトル
- ホームページのソースに設定するタイトル(title)とは、ユーザーと検索エンジンにホームページの内容を伝えるためのものです。これを検索エンジンが認識し検索結果ページで表示されたり、ユーザーがお気に入りに保存したときに名称として使われたりするため、非常に重要なものだと考えられています。「タイトルタグ」ともいわれます。
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