ferret編集部:2015年2月11日に公開された記事を再編集しています。

インターネット上でアンケートを募集できるネットリサーチをご存知でしょうか。
今やマーケティング調査には欠かせない存在となったネットリサーチですが、サービスを提供している企業はたくさんあります。今回は2011年ごろから増え始めている「セルフ型ネットリサーチ」をご紹介します。

セルフ型ネットリサーチとは

従来リサーチ会社側が行っていた資料準備、調査票の作成・チェック、回答データの回収・分析をユーザー側で行うネットリサーチのこと。別名、DIYリサーチとも言います。

セルフ型ネットリサーチの種類

大きく分けて2種類あります。

 A.リサーチ会社が抱えているアンケートモニターに回答依頼もできるタイプ
 B.アンケートモニターはユーザーが用意するタイプ

Aはモニターへの回答依頼まで可能。モニターの用意が自分でできない場合は必ずAタイプのリサーチ会社を選びましょう。Bはアンケートを作るだけとなります。

従来のネットリサーチとの違い

一部作業をユーザー側が担うことで納期は3分の1程度になり、費用も3分の1から5分の1、場合によっては10分の1の低価格を実現しています。
調査票の内容修正が柔軟に行えるのも大きな魅力です。従来はリサーチ会社に修正内容を伝えて修正後、内容確認をしていたところを、セルフ型ネットリサーチは自分で修正すればすぐに終わります。特に調査票の内容に修正が頻繁に入る場合はスピードが違います。

以下ではセルフ型ネットリサーチの種類別に主なサービスをご紹介します。

Aタイプ:リサーチ会社が抱えているアンケートモニターに回答依頼もできるタイプ

1.Freeasy(フリージー)

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FreeasyTOP.png
https://freeasy24.research-plus.net/

ネットリサーチ実績15年以上のアイブリッジ株式会社が提供する「Freeasy」。
450万人のモニタに対して手軽に500円からネットリサーチができ、アンケート作成完了後、最速10分で配信が可能です。シンプルなUIでだれでも簡単にアンケートが作成できます。また、複雑なロジック設定、クロス集計にも対応。セルフツールにもかかわらず、専任スタッフが丁寧にフォローしてくれるので安心して利用できます。ネットリサーチを安く、早く、簡単に実施したい人におすすめです。

2.Fastask(ファストアスク)

Fastask
http://www.fast-ask.com/

ATOKや一太郎で有名な株式会社ジャストシステムが提供する「Fastask」。
使ってみて驚いたのは、詳細な属性によるモニターの絞り込み(スクリーニング)機能。職業・性別・年齢・住んでいる都道府県はもちろん、利用沿線/最寄り駅・世帯年収・同居人の業種まで属性として設定できる。ターゲットを絞ったピンポイントのリサーチに最適です。

3.アンとケイト

アンとケイト
http://research.ann-kate.jp/

株式会社ボーダーズ提供の「アンとケイト」。
1問×1人×10円と安くてわかりやすい料金体系が売りで、安くても基本的な機能は十分備えています。
抱えている約100万人のモニターの属性を公開しているので、自分のリサーチターゲットの数を事前に確認できる。リサーチターゲットの数が見込めて、とにかく費用を抑えたいときにオススメです。

4.mind sonar(マインドソナー)

mind sonar

株式会社ゲインが提供する「mind sonar」。
絞り込んだモニターに対してチャット形式で質問・回答のやりとりができる「座談会」は、他のサービスにはない機能です。フリーフォーマットで質問できるので、より深いリサーチが可能となる。インタビュー・取材の代替、アイデア出しや仮設構築と使い方は自由自在です。
モニターの意見をもっと深く聞きたいと思った時にオススメです。

https://mind-sonar.com/index

5.Smart Survey(スマートサーベイ)

Smart Survey

株式会社リビジェンが提供する「Smart Survey」。
国内最大級1300万人のモニターを持ち、その9割が「10~30代のスマートフォンユーザー」。この属性が自分のリサーチターゲットに合っていれば、迷わずSmart Surveyがオススメです。スマートフォンユーザー特有のスピーディーな回答が1300万人から受け取れる。
独自の社内規定・審査基準システムによってチェックがかかり、でたらめな回答は排除して納品してくれるので、モニター数の多さや回答が速いだけでなく、回答の品質まで期待できます。

https://www.smartsurvey.jp/