niconicoとは~総合エンターテインメントサービス

音楽配信こそdwango.jpというモバイル事業が担っていますが、音楽も動画で見る昨今においては、もはやniconicoは巨大メディアに成長しているといっても過言ではありません。

<niconico概要>
・約4,320万人 ※2014年10月31日時点
・約236万人
・月間訪問ユニークユーザー数 約851万UU
・デイリー平均PV 約1億5,078万PV
・デイリー平均コメント数 100万コメント
・デイリー生放送視聴者数 約31万UU
 ※niconico2015年1-3月期広告資料より

圧倒的なアクセス数を誇るniconico。オープン当初はニコニコ動画として動画配信を中心でしたが、現在では総合ポータルのブランドとしてniconicoに統一されています。

niconico

プレミアム会員(有料会員)は月額500円(税別)です。その会員が200万人をこえるところがniconicoの強みです。

レシピサイト大手のクックパッドでさえ月額280円(税別)で140万人です(※公式ページ2015年1月9日現在)。そのキャッシュフローに驚かされるばかりです。

生放送が好循環を生み、さらにコンテンツ充実に拍車

生放送

有料会員のみ可能になる生放送が、集客コンテンツとしてうまく機能しています。会費が集まる・生放送される・コンテンツ充実・さらに会員増、という好循環が生まれています。

その結果アクセスが増え、人気コンテンツの獲得にも奏功しているとみられます。

AKBや有名将棋戦、記者会見など、累計視聴者数100万人をこえる人気生放送が見られることも魅力の1つとなっています。

セキュリティも盤石

圧倒的なアクセス数を誇るniconicoですが、情報漏洩(ろうえい)のようなスキャンダルはごくわずかです。その技術力に圧倒されるほかありません。

「niconico」への不正ログインに関するご報告|ニュース|広報情報|株式会社ドワンゴ

フィッシング詐欺という、システム突破が必要ないトラブルには見舞われているようですが、当時の迅速な対応は記憶に新しいところです。

アプリ展開は関連会社が健闘

有料アプリ

年齢チェックマシーン - Google Play の Android アプリ

なお、アプリ展開については動画視聴以外でも、複数存在します。ただ、その展開は、無料アプリ全盛の現在においても、年齢を当てるだけのアプリが有料販売されている(Android5.0には対応予定無し)など、独自路線を歩んでいるように見えます。

ゲームアプリについては、スパイク・チュンソフト、MAGES.などの子会社ブランドが、電子書籍は元KADOKAWA発のBOOK☆WALKERとniconico電子書籍が、それぞれ主力になっているようです。