メルマガの作成となると、文章を考える必要があります。
メルマガを配信する経験が浅い方、あるいは自分の文章を他の人に伝えることに慣れていない人であれば、メルマガ作成に四苦八苦することも少なくありません。

「どんな内容を伝えればいいのか。」
「なにから手を付けていいのか分からない。」

文章を考える前に、まずはメルマガ配信のお作法を覚えましょう!
今回は、メルマガを作成する際に守るべき、お作法についてご説明します。

メルマガのお作法って?

メルマガ作成の基本ルール文章を通して人に情報を伝える基礎として重要な事は、わかりやすさ・読みやすさを意識することです。
メルマガ作成も同様にわかりやすさ・読みやすさのお作法を守って作りましょう。

【1箇条】 1文の文章量ってどのくらい?

文章の書き出し部分から「。」までを1文と考えた時に、1文は短く(最大でも30~35文字程度)することを意識しましょう。
また、1文が短い場合は、文章のひとかたまりとして30~35文字程度で改行すると読みやすくなります。
さらに、文章が2~3行続く場合は、空白の改行を入れると更に読みやすくなります。

1文の文字数

【2箇条】文中に使用する文字には気を付けよう

メルマガで使える文字・記号に注意しましょう。メルマガ作成では、読みやすさやメッセージを強調したい場合、記号や特殊文字を使うことが効果的です。
ただし、注意点として記号や特殊文字を活用する際は、文字化けに気を付けましょう。
パソコンのWindowsやMacといったOSの違い、ユーザーが閲覧している環境によっては文字化けが原因で、正しく文章が表示されない場合があります。
特殊文字を使う際は、どんなユーザーでも正しく表示される特殊文字を使いましょう。

特殊文字
画像引用元:http://colta.jp/lab/izon.html

【3箇条】フォントによっては、改行がズレる原因に

フォントは等幅フォントを使うメルマガ作成の際に使うフォントは、等幅フォントを使いましょう。
フォントには、大きく分けると等幅フォントとプロポーショナルフォントの2種類あります。等幅フォントの特長は、全角・半角で文字の幅が統一されているフォントです。
一方のプロポーショナルフォントは、幅が統一されていないため、送信後の文章を見てみると文字幅の違いが原因で改行が揃っていないことが起こってしまいます。
そのため、メルマガを書く際も読む際もフォントは等幅フォントを使いましょう。

フォント
画像引用元:http://webra.ldblog.jp/archives/29322804.html

メルマガを配信する際に使っている、メルマガ配信スタンド、テキストエディタによっては基本設定が上記を守っていない場合があります。
横幅が35文字以上の設定になっているため、ついつい長く書きすぎてしまっていた。
プロポーショナルフォントに設定されていたのを知らず、改行がずれている事にも気付いていなかった。
このような事が起こらないように、使用しているメルマガ配信スタンド、テキストエディタの設定を確認しておきましょう。

文章が100点でも意味がない!

読んでいて苦痛だと感じたメルマガを見た事はありませんか?
メルマガ自体の質の高さも重要である一方、ユーザーが文章をスムーズに読めるよう意識しなければいけません。

いくら作ったメルマガの内容が100点満点で出来たとしても、読みにくい文章であれば読んでもらえません。
つまり、メルマガを配信してもホームページへの誘導に繋がらず、結果的に機会損失となってしまうのです。

まとめ

メルマガ作成と考えると、はじめに「どんな文章がいいだろうか」と考えがちですが、重要なことは読んだ人に「わかりやすい・読みやすい」と感じてもらうことです。そのために、最低限のお作法を守りましょう。
ぐっと読みやすくなるメルマガを作成する際のお作法としては、以下のポイントに気を付けましょう。

・1文は30~35文字程度で改行が目安
・使える記号・文字化けに注意
・フォントは等幅フォントを使う

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