コンテンツSEOに本格的に取り組んでいる、あるいはこれから取り組もうとしている企業は「更新するネタが無い」という問題に必ずどこかのタイミングでぶつかります。
コンテンツSEOは、継続的にコンテンツを追加し、ホームページ内の情報量を充実させてGoogleの評価を上げ、ロングテールキーワードを拾っていく、という流れが基本です。
この流れの源流となるコンテンツを継続的に生み出すのは、そちらが本業ではない方々にとってはかなり難しいことです。

今回は、継続的にコンテンツを作成するためのネタ出し方法を4つご紹介します。
ferret編集部でも実践している方法ですので、書くネタが無くて困っている方は試してみてはいかがでしょうか。

ネタ出し方法1:キーワードアドバイスツールの活用

Yahoo!、Google共にキーワードの検索ボリュームを調べることができる、キーワードアドバイスツールを提供しています。
主にSEOリスティング広告キーワード選定時に利用されますが、コンテンツのネタを考える際にも利用するようにしましょう。
検索ボリュームが多い=関心を持つユーザーも多いということです。自社サービスに関連する検索ボリュームが多いキーワードを確認する作業は、コンテンツ作成するうえでは基本中の基本です。
検索ボリュームが多いキーワードを把握し、それらを軸にネタを構築してみましょう。

詳しい使い方はこちら

Yahoo!キーワードアドバイスツールの使い方
キーワードプランナーの使い方~クリック数と見積金額の予測方法

ネタ出し方法2:Yahoo!知恵袋のカテゴリ別ランキングをチェックする

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Yahoo!知恵袋

あらゆる質問が集まる「国内最大級のQ&AサイトYahoo!知恵袋」はネタの宝庫です。
自社サービスに関連するカテゴリを選択し、そのカテゴリのランキングを見れば、ユーザーがなにを悩んでいるのかを把握することができます。

カテゴリ別ランキングの閲覧方法

1.例えばferretの場合であれば、ホームページ関連のカテゴリをチェックします。
まずはページ上部にある「カテゴリ」をクリックします。
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2.カテゴリ一覧が表示されるので、その中の「ホームページ制作」をクリックします。
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3.カテゴリページの右側に、カテゴリ内の人気Q&Aランキングが表示されます。(「もっと見る」をクリックすれば40位まで閲覧できます。)
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ランキング内の質問を抽出し、それに答えるような記事は、ユーザーの悩みを解決するコンテンツとなり得ます。あらゆるジャンルまで網羅されていますので、ほとんどの業種において参考にすることができるのではないでしょうか。

日々投稿される質問の量も膨大ですので、(ランキングにあまり変動が無いカテゴリもありますが)定期的にチェックするようにするとネタを蓄積することができます。

ネタ出し方法3:Googleトレンドを利用する

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Googleトレンド

Googleトレンドは、検索ボリュームの多いキーワードを確認できるサービスです。
検索ボリュームが多急上昇しているキーワードは、トレンドワードになっている可能性が高いと見なすことができます。
自社サービスと関連するキーワードを記事に取り入れれば、流入増加が見込めるでしょう。

ferretでも、昨年大きな話題となった「妖怪ウォッチ」を「マーケティング」視点で見た記事を作成しました。
妖怪ウォッチから学ぶ共感できるコンテンツマーケティングとは

ネタ出し方法4:1つのコンテンツを再構成する

既に公開している記事を、切り口を変えて再構成するテクニックがあります。
このテクニックは、決して同じコンテンツを使いまわすということではありません。

例えば「初心者向けSEO内部対策」について解説している記事が既にあるとします。
「初心者向け」の内容は改めて書く必要はありませんが、「上級者向け」にはまた別で書く必要があります。
また、SEO内部対策の概念を説明する記事、実際の作業手順を説明する記事というように用途別で切り分けることも可能です。

1つのテーマでも、ターゲットを変えたり内容の深度を変えるたりすることで全く複数の記事を生み出すことができます。

まとめ:ユーザーの役に立つコンテンツを生み出すことが大前提

どのような記事を書くにしろ、ターゲットユーザーの課題解決を目的とするべきです。
ユーザーのニーズとズレた、独りよがりなコンテンツは毒にも薬にもなりません。

コンテンツのネタを考える際も、自社のターゲットユーザーを常にイメージしましょう。

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