新卒の社員が入社してきたり、自身も異動になったりと、4月は何かと変化の多い季節です。
新しく部署に配属となり、これからWebマーケティングについて学びたい方や、逆にそういった社員に学習を促さなくてはいけない方もいるでしょう。

しかし、いざ学習するとなると高い書籍を購入したり、外部企業の研修に参加する時間を作らなくてはいけなかったりと、お金も手間もかかります。
*「できれば無料で、手軽にWebマーケティングについて学べたらいいんだけど…」*と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回はWebマーケティングについて動画で学習できる「Googleデジタルワークショップ」の利用方法を紹介します。
GoogleデジタルワークショップはGoogleアカウントかメールアドレスさえあれば、どんなブラウザ・端末であっても無料で学べるので、手軽に学習が行えるでしょう。

また、SEOやアクセス解析など23章にも及ぶ学習プログラムから自由に選んで学習できるだけでなく、自分の悩みに合わせた学習プランから学ぶこともできます。
ぜひ利用方法を覚えて、Webマーケティングの学習に役立てていきましょう。

Googleデジタルワークショップとは

デジタル_ワークショップ.png
https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp/

Googleデジタルワークショップとは、Googleが提供している無料の動画学習サービスです。

インターネットの利用状況や仕組みといった基本的なものから、SEOメルマガ、アクセス解析、SNSの活用方法までWebマーケティングにまつわる内容を幅広く学ぶことができます。

動画と実践問題で構成されたレッスン2〜6本で1章が構成されており、全体で23章の学習テーマが用意されています。動画自体は1本3分程度と短いので、仕事やプライベートでの隙間時間でも学習しやすいでしょう。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも利用できます。
動画は字幕付きなので、音声を出しづらい外出先でも問題なく学習できるでしょう。

Googleデジタルワークショップの利用方法

GoogleデジタルワークショップはGoogleアカウントまたはメールアドレスさえあれば、誰でも無料で利用できます。具体的な利用方法を見てみましょう。

1.アカウントを登録する

トップページの「学習を始める」をクリックするとログインページに遷移します。

ログイン.png

Googleアカウントをお持ちの方は「Googleでログイン」を、メールアドレスでログインしたい人は「メールアカウントでログイン」をクリックします。

Googleから情報取得にまつわる許可リクエストが表示されるので「許可」をクリックし、姓名の入力が終われば、アカウント登録は完了です。

2.診断を受ける

次に自分にあった学習プランを提案してもらうため、*簡単な診断(アンケート)に答えましょう。
*学習プランが必要ない人は診断をスキップすることも可能です。

診断1.png

まず、デジタルワークショップに興味を持った理由を上記の3つから選択します。

診断.png

次に、学びたい内容を選択します。
上記の選択肢より1~7つまで選択できます。
選択した内容によって異なる学習プランが提案されるので、自分の用途に合わせて選択しましょう。

3.学習メニューに沿って動画学習する

進捗を確認する.png

診断が完了すると、学習の進捗確認ページが表示されます。
「学習ページ」タブをクリックして、自分向けのレッスンを確認しましょう。

*学習メニューからは自分向けのレッスンだけでなく、すべてのレッスンへアクセスできます。
*自分の気になる内容から始めたい方は学習メニュー内のプルダウンから「すべてのレッスン」を選んでください。

学習メニュー.png

「内容を確認する」をクリックすると章ごとの詳細ページに移動します。
下記のように詳細ページでは動画と実践問題が提供されています。

右上に表示されている視聴時間を目安に動画学習を始めましょう。

学習ページ2.png

4.実践問題に挑戦する

レッスンごとに実践問題が用意されています。
動画学習が終わったら、学んだ内容の確認のため実践問題に挑戦しましょう。

実践問題に回答すると正答だけでなく、さらに詳しい情報を学ぶための補足情報も提供されています。

実践問題をクリアしていくと、章ごとの章末問題に挑戦できます。
章末問題は正誤問題や選択問題数問のテストとなっており、合格するとバッジがもらえます。

デジタル ワークショップ認定証の取得方法

-インターネット上でのビジネス機会
 -オンラインで成功するための第 1 歩
-ウェブサイトの活用
-メールマガジンの活用
-検索エンジンへの対応
 -検索で見つけてもらう方法 (SEO 第 1 章)
-検索の有効活用 (SEO 第 2 章)
-検索連動型広告で情報を伝える方法 (検索連動型広告 第 1 章)
-検索連動型広告の改善 (検索連動型広告 第 2 章)
 -ウェブサイトの分析の始め方 (ウェブサイトの分析 第 1 章)
-ウェブサイトの分析の活用方法 (ウェブサイトの分析 第 2 章)
-実店舗ビジネスのインターネットの始め方 (実店舗ビジネス 第 1 章)
-実店舗ビジネスのインターネット活用方法 (実店舗ビジネス 第 2 章)
-ソーシャル メディアの始め方 (ソーシャル メディア 第 1 章)
-ソーシャル メディアの活用方法 (ソーシャル メディア 第 2 章)
-携帯電話 (スマートフォン) の可能性について
-携帯電話 (スマートフォン) 向け広告
-ディスプレイ広告の始め方 (ディスプレイ広告 第 1 章)
-ディスプレイ広告の活用方法 (ディスプレイ広告 第 2 章)
-海外への展開
-動画の有効活用
-e コマースの構築
-インターネット上での販売促進

上記、23章すべてのバッジを取得すると最終試験に挑戦できます。
最終試験に合格すると、Googleからデジタルワークショップ認定証をもらえます。

デジタルワークショップ認定証はビジネス特化型のSNS「LinkedIn」にて資格として登録できます。

まとめ

Googleデジタルワークショップでは、SEOや検索連動型広告、アクセス解析といったWebマーケティングにまつわる23章もの学習メニューが用意されています。
診断を受ければ自分にあった学習プランを抽出して提案されるので、何から手をつけたらいいかわからない方でも安心でしょう。

23章すべてのレッスンを終了し、バッジを取得すると、最終問題に挑戦できます。最終問題をクリアすればGoogleからデジタルワークショップ認定証がもらえます。
*認定証の発行まですべての機能が無料で利用でき、ブラウザや端末を選ばずに学習できるのがメリットです。*自身の学習だけでなく、後輩や部下の指導にも活用してみましょう。