チャットボットを作る前に考えること

チャットボットを作る前に、考えておくべきことがあります。

チャットボットを作る目的

たくさんのECサイトがチャットボットを導入しているからという理由だけでチャットボットを作成しても、目的がなければ意味がありません。
目的によって、適したサービスや準備するべきものが変化するからです。

例えば、現在ユーザーからの質問に対応するために大幅に時間をとられているという課題があるとします。しかしその課題をどうやって解決できるのかはまだわかっていません。
そこで最近ECサイトがチャットボットを導入するのが流行っているときき、自社サイトでもチャットボットを作成することになりました。
チャットボットでおすすめの商品を提示することになりましたが、お問い合わせの対応には未だに追われ続けます。

このように、最初にチャットボットを作成する目的があやふやでは、作成しても無駄になってしまいます。チャットボットを有効に運用するためには目的が大切です。

チャットボットを使うユーザーは誰か

チャットボットを使う目的を決定したら、誰が使うのかを考えましょう。
例えば、学生であればエンタメニュース記事が読まれやすく、社会人であれば経済情報について書かれたニュース記事が読まれやすいかもしれません。

作成したチャットボットを使うユーザーは誰なのかを考えれば、どんな情報を届けれればいいのか模索するときのヒントになるでしょう。

チャットボットを作るときに準備するべきこと

チャットボットを作るときに準備するべきものをご紹介します。

ボットが作成できるサービスを選ぶ

以前はプログラミングが必要でしたが、プログラミングができなくてもチャットボットが作成できるサービスが提供されています。

チャットボットが作成できるサービスをまとめた記事をご紹介します。
サービスによって利用できる機能は様々です。チャットボットを作る目的や使うユーザーに合ったサービスを探しましょう。

参照:
プログラミング不要!信じられないほど簡単にFAQボットが作れるマイクロソフト製botサービス「QnA Maker」の魅力
所要時間たったの15分!プログラミングいらずでLINEやFacebookメッセンジャーのチャットボットを作れる国産ツール「hachidori」の使い方
自動で返信してくれるチャットボットを作成できるサービスまとめ

ボットが応答するときの会話データ、シナリオを作る

プログラミングが必要ないサービスはありますが、チャットボットで返答する内容は決めなければいけません。
Aの質問にはB、Cの質問にはDと返答するといった、シナリオを作成しましょう。
すでにホームページでよくある質問ページを作成していれば、そのシナリオをそのまま使用できることもあります。使用するチャットボット作成サービスの機能を確認してみましょう。

まとめ

プログラミングが必要なく無料でボットを作成できるサービスも登場し、より企業でボットを導入しやすくなるでしょう。
ホームページにボットを導入することが多くの企業で当たり前になると、どのようなボットを作成して運営するのかが重視されます。

ボットを作っても使用されなければ意味がありません。ボットを作る目的や準備するものをあらかじめ洗い出し、ボットを有効に活用しましょう。