事例

では、SNSをマーケティングに活用することで成功を収めた事例を2つご紹介します。果たして、どのようなものがあるのでしょうか。
  

1. 株式会社 船橋屋

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引用:平成27年度商取引適正化・製品安全に係る事業(ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC市場における消費者志向経営の推進に関する調査)報告書

Facebookフォロワー数:29,545人(2017年8月1日現在)

株式会社 船橋屋は、東京都江東区亀戸にある和菓子店です。従来からの顧客である中高年の女性だけではなく、男性や若い女からの需要を増やすため、Facebookページを開設しました。

自社の商品やサービスの紹介だけではなく、亀戸に所在する他の店舗やイベントの紹介を行うことで、消費者が見ていて楽しいコンテンツになるよう工夫しています。
  

2. よなよなエール / ヤッホーブルーイング

よなよなエール/ヤッホーブルーイング公式__yohobrewing_さん___Twitter.png
https://twitter.com/yohobrewing

 Twitterフォロワー数:21,403
 Facebookフォロワー数:56,358    (2017年8月1日現在)

ビール醸造所であるヤッホーブルーイングでは、TwitterやFacebookを通じた情報発信を行っています。

中でも、2014 年秋にコンビニ限定で発売した「僕ビール、君ビール。」で行ったキャンペーンでは、Twitter上の公式アカウントより「本当に売られているかどうか確かめてほしい」と呼びかけました。これに反応したユーザーが実際に購入した商品を写真付きで投稿したことで話題となっただけではなく、その投稿をもとに公式アカウントが日本地図にまとめて投稿するという双方向の交流が生まれました。

こうした取り組みにより、商品の購入促進を図れるだけではなく、企業と消費者の相互交流が生まれます。広告やホームページといった情報発信とは異なり、コミュニケーションツールとしてのSNSの特徴が見える事例でしょう。
  

まとめ

SNSマーケティングが注目されている背景には、SNSの利用率の上昇があります。そのほか、コミュニケーションツールであるSNSは、企業と消費者の新しい交流方法につながることも企業の活用が進む理由の1つでしょう。

*SNSは企業からの情報発信だけではなく、消費者からの声を受け取るのにも優れたツールです。*キャンペーンに参加してもらうことで消費者との交流のきっかけにしたり、SNS での反応から商品の反響を把握したりといった活用方法が考えられるでしょう。

経済産業省の『平成27年度商取引適正化・製品安全に係る事業(ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC市場における消費者志向経営の推進に関する調査)報告書』では、SNSを活用している企業の事例を見ることができます。

「SNSを利用するイメージがつかない」という方は、ぜひこちらを参考にしてみましょう。

参考:
企業のソーシャルメディア活用に関する調査報告書を取りまとめました|METI/経済産業省