昨年は新進気鋭ベンチャーの上場が相次ぎました。
フリークアウトやクラウドワークスなど、設立2、3年で上場する企業も多く、大型資金調達や買収案件も相次ぎ、ネットベンチャーの勢いを感じさせます。

参考

<上場続出>過熱するIT・ネット系ベンチャーへの高い期待に警戒感も

【2014年完全版】Webマーケティング界隈、資金調達31社と調達金額まとめ

ネット界隈の勢いは今年も更に加速するようで、2015年にも複数の企業が上場予定なのではないかと目されています。

今回は、2015年に上場すると予想されるIT企業を8社ご紹介します。
グロービス・キャピタル・パートナーズやジャフコなどのベンチャーキャピタルからの出資を受けているかどうか、業績は好調か、前評判はあるか、などを元にまとめました。
全てが必ずしも上場するという保証はありませんが、注目の企業であるというのは確実です。

今、ネット界隈で特に勢いがあるのはどの業種か、確かめてみてはいかがでしょうか。

1. LINE株式会社

LINE
http://linecorp.com/ja/

メッセージアプリ「LINE」を始め、タクシー配送サービス「LINE TAXI」、Web決済サービス「LINE pay」など、幅広いWebサービスを展開するLINE株式会社は、昨年上場予定でしたが一旦延期しています。
昨年上場を延期後、いつ上場するかは未定と公表していますが、今年、東証一部に上場するのではないかと予想されています。

2. Sansan株式会社

 Sansan
http://jp.corp-sansan.com/

クラウド名刺管理サービス「Sansan」や無料の名刺管理アプリ「eight」を提供するSansan株式会社は、昨年総額14.6億円の大型資金調達を行いました。
「Sansan」の利用者数は2,000社を越え、「eight」の利用者数は50万人を突破しています。ここ数年、上場するのではないかという見方が強まっていますが、いよいよ今年いくのではないかと噂されています。

3. 株式会社Gunosy

 Gunosy
http://gunosy.co.jp/

キュレーションアプリ「Gunosy」を提供している株式会社Gunosyは、2014年にKDDIら複数社から2度に渡って資金調達を行い、計24億円の投資を受けました。
LINEに次いで勢いのあるITベンチャーとして、2015年上場するのではないかという見方が強まっています。
資金調達のほとんどをテレビCMなどの広告費に投入し、昨年は赤字決算となりましたが、アプリは700万ダウンロードを突破し(2015年2月26日現在)、2月からはネイティブ広告に加えて動画広告の提供も開始し、マネタイズの土壌を着々と築いてるようです。

4. ランサーズ株式会社

 ランサーズ
http://www.lancers.co.jp/

クラウドソーシングサービス「Lancers」を運営しているランサーズ株式会社は、会員登録数、売上ともに業界では国内最大規模を誇ります。
クラウドソーシングサービスはここ数年で急速に普及し、新たな雇用形態の1つとして認知されてきており、今後も更伸びていくことが予想されます。
その波を受けてか、2014年はクラウドソーシングサービスを提供する株式会社クラウドワークスと株式会社リアルワールドが相次いで上場しました。
業界最大手のランサーズもこの波にのって上場を果たすのではないかと予想されています。

5. 株式会社ネットマーケティング

 ネットマーケティング
http://www.net-marketing.co.jp/

2004年に設立された株式会社ネットマーケティングは、アフィリエイト広告事業を中心に展開していましたが、上場を目指すにあたり、より会社をスケールさせるために2012年からFacebookアカウントと連携した実名制の出会い系アプリ「Omiai」の提供を開始しました。
リリース後、App Storeの無料ランキングで1位を獲得した他、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」や「anan」「AneCan」などの雑誌にも多数取り上げられ大きな話題となり、順調に利用者数を伸ばしていりようです。
代表の宮本氏は採用ページの社長メッセージ内で「40歳でまず上場をしていたいと思います。」と語っており、40歳を目前にした2015年に上場するのではないかと予測されています。

ネットマーケティング採用サイト|社長メッセージ

6. スターフェスティバル株式会社

 スターフェスティバル
http://stafes.co.jp/

2009年に設立されたスターフェスティバル株式会社は、2013年頃から上場候補として注目され始めていました。
ワンコインの低価格なものから老舗有名店まで幅広いジャンルのお弁当を宅配するサービス「ごちクル」を運営しており、月間で約20万食販売しています。
弁当宅配サービスは近年世界的に注目を集めているようで、2014年にイギリスでフードデリバリーサービスを展開する「Just Eat」がロンドン市場で上場しており、アメリカでも「GrubHub」が上場準備中のようです。※
国内弁当宅配事業は他にも「bento.jp」が参入しており、徐々に盛り上がりを見せている模様です。

※「GrubHub」は2014年4月に上場済みでした。誤記があり失礼しました。

7.株式会社ジーニー

 ジーニー
http://geniee.co.jp/

RTBを取り入れた「Geniee SSP」などのアドテクノロジーを開発・提供している株式会社ジーニーも有力候補の1つです。
2010年に設立して以来急速に売上を拡大し、2014年は昨対比762%の成長率を記録しています。
「短期目標として上場を掲げている」と採用サイトで公言しているおり、RTBを利用したDSPの開発・提供を行う株式会社フリークアウトが昨年上場を果たしており、この時流にのって2015年の上場を果たすのではないかと予想されています。

(株)ジーニー【Geniee Inc.】 - マイナビ2015

8. 株式会社アカツキ

 アカツキ
http://aktsk.jp/

「シンデレラシリーズ」や「サウザンドメモリーズ」「テイルズオブリンク」などゲームアプリ開発を手がける株式会社アカツキは、昨年グロービス・キャピタル・パートナーズやリンクアンドモチベーションから約15億円の資金調達を行いました。
資金調達と同時に、IBM Venture Capital Groupパートナー日本代表の勝屋久氏が社外取締役に、元株式会社ミクシィ取締役CFOの小泉文明氏が非常勤監査役に就任しており、今後更に成長させるための体制を整えています。
2014年3月期の最終利益は前期比10倍の3億2300万円となっており、急成長を遂げているため、そのままの勢いで上場を果たすかもしれません。

まとめ

RTBやクラウドソーシングなどは、市場として成立してから比較的日が浅いにも関わらず、驚くほど急成長を遂げ、複数社が上場を果たしています。
IT業界の変化のスピードは年々増しており、かなり短いサイクルで栄枯盛衰が繰り広げられています。
上場を予想されるほど好調に推移しているネットベンチャーがなぜこれほどまでに成功できているかというと、ひとえに市場のニーズにフィットしたサービスを展開しているからでしょう。
これらの企業を観察し、その勢いの要因を考えてみましょう。

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