WordPressで記事を作成するときに、インターネットのブラウザを立ち上げて直接エディターに書き込むという方は少数派なのではないでしょうか。

Googleドキュメントで原稿を書き上げたほうが誤字チェックや文字数カウントができる上に、インターネット接続関係なく原稿を保存できるので、こちらのほうが便利です。

ただ、Googleドキュメントを利用する場合、原稿を書き終わったあとにWordPressにログインし直して、投稿画面を開き、コピー&ペーストで原稿を移さなければいけません。
そこで、Googleドキュメントで書いた原稿を直接WordPressにアップロードできたら、より効率的でしょう。

実は既に、GoogleドキュメントからWordPressに直接アップロードできる方法があります。
しかも、Googleドキュメントであれば共同編集を行うこともできるので、複数人で段落を分け合って編集するといった応用も可能です。

今回は、Googleドキュメントで記事を書いてWordPressに直接投稿をする手順をご紹介します。
この方法に慣れてしまえば、WordPressで直接投稿するのではなく、Googleドキュメントで完結させられます。
少しでも作業を効率化したい方はぜひチェックしてみてください。

作動要件を確認しよう

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画像引用元:stock.io

GoogleドキュメントにWordPressアドオンを追加することによって、WordPressサイトへの直接投稿を行えるようにしましょう。

WordPress.comで運営しているホームページの場合

クロスブラウザに対応しています。
事前にGoogleドキュメントを編集するためのGoogleアカウントを取得し、ログインしておく必要があります。
また、WordPress.comのホームページにアクセスする管理者権限が必要です。

セルフホストのWordPress.orgホームページの場合

レンタルサーバーや所有しているサーバーにWordPressをインストールしている場合は、上記条件の他に、Jetpackプラグインをインストールし、有効化する必要があります。

下記の記事を参考に、事前にJetpackをインストールしておきましょう。

参考:
すぐに使えて便利!WordPress公式高機能プラグイン「Jetpack」の設定方法

アドオンを有効化しよう

アドオンを使う前に、まずはGoogleドキュメントにアドオンをインストールして、WordPressとの接続を行いましょう。

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スクリーンショット:2023年4月

まず、WordPress.com for Google Docsページに行き、WordPress用のアドオンをインストールします。

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スクリーンショット:2017年8月

次に、*「WordPress.com for Google Docs を実行するにはあなたの承認が必要です。」*と書かれた警告窓が出てくるので、続行ボタンをクリックします。
別途Googleのログイン画面が出てくるので、ログインして続行します。

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スクリーンショット:2017年8月

インストールが無事完了すると、上のメニューバーのアドオンメニューに*「WordPress.com for Google Docs」*のツールチップが現れます。

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スクリーンショット:2017年8月

アドオンメニューからOpenをクリックします。

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スクリーンショット:2017年8月

すると、右側にWordPressのアドオンのサイドバーが出てくるので、Add WordPress Siteをクリックします。

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スクリーンショット:2017年8月

ログイン画面が出てくるので、その指示に従ってログインを進めます。
複数WordPressサイトがある場合には、ここでどのアカウントと結びつけるかを選択します。

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スクリーンショット:2017年8月

無事に成功したら、上記のようにブログが追加されます。
ブログはこの手順を繰り返すことで、複数のブログを管理することも可能です。