世界の月間アクティブアカウント数が10億を超えているInstagramは、ビジネスにも有効なSNSとして、さまざまな企業や機関などで利用されています。Instagramを効果的に活用するにはフォロワーを増やすことが大切です。

フォロワーを増やすには、Instagramからだけではなく、ホームページからもフォロワーを積極的に獲得できるように、最新投稿などを表示させるのが得策でしょう。連携設定となると手間に感じる方もいるかもしれませんが、WordPressを使っているなら、実はプラグインで簡単に実装できるのです。この記事では、InstagramのフィードをWordPressに簡単に埋め込む方法を解説します。

参考:Instagram|Business

連携することでできること

WordPressとInstagramを連携すると、Instagramの最新投稿がホームページに表示されるようになります。ユーザーがInstagramの投稿を閲覧できれば、フォロワーになり、継続的に自社との関わりを持つ可能性が高まるのです。ホームページ内に、単にInstagramのアイコンを設置するよりも、はるかに効果的でしょう。

また、Instagramが独特の世界観を演出できるアプリであることを忘れてはいけません。写真や動画による訴求が可能であり、ホームページとは違った情報や印象をユーザーに与えられるのです。企業や製品のブランディングなど、さまざまなメリットがあるでしょう。

連携方法

最も簡単な連携方法は、プラグインの使用です。プラグインには、無料・有料のものがありますので、ここでは両方を紹介します。なお、無料プラグインでも有料版がある場合は、無料版とともに簡単に紹介しました。

無料のプラグイン

Smash Balloon Social Photo Feed

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出典:Smash Balloon Social Photo Feed

現行の連携プラグインの中でも最も多くの利用数を誇ります。プラグインをインストールし有効化すれば、あとはシンプルなアカウント設定を行うだけです。複数のInstagramのアカウントを登録しておくことも可能であり、一つのフィードに表示することも別のフィードに表示することもできます。

また、Instagramのフィードを設置する位置については、ショートコードを入力するだけですので、IT初心者でも手軽に設定可能です。フィードを表示する枠のサイズや表示する画像の枚数なども細かく設定できるので、見せ方にもこだわれるプラグインと言えるでしょう。

Social Slider Widget

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出典:Social Slider Widget

10万件以上の有効インストール数を持つプラグインです。Instagramのフィードをウィジェットに手軽に表示させられます。複数のInstagramのアカウントを同時に表示することも可能です。

また、画像のサイズや表示順、スライダーの速度や切り替わり方などの設定も可能ですので、自社にとって訴求力が高いと思う調整ができるでしょう。画像を何列で表示するかなど、独自の見せ方もできます。モバイルデバイスにも美しく表示させられるので、モバイルファーストを強く打ち出したいWebサイトに適しています。

「Social Slider Widget PRO」という有料版もあり、画像と動画のキャプションの表示や美しいライトボックスによるフィードの画像と動画の表示が可能です。サポートが付いているので、安心して利用できるでしょう。料金に関しては、3サイトまで利用できるPersonalが最も安価で年間利用料は29ドルです。サイト数が無制限の状態で利用できるUnlimというプランが最も高額であり、年間利用料は99ドルです。これらのプランには永続的に使える料金設定もあります。
※料金は2020年4月時点の金額

10Web Social Photo Feed for Instagram

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出典:10Web Social Photo Feed

短時間で連携設定ができるわかりやすさが魅力のプラグインです。多くのユーザーが最高評価をするレビューの高さにインパクトがあり、インストール実績も多数あります。海外のプラグインながら、ユーザーインターフェースが明快で、自分が選択するべき設定に迷うことは少ないでしょう。投稿者がフィードの画像をクリックした場合の動作やページに表示する画像数などを短時間で設定できます。フィードの埋め込みは、ショートコードやウィジェットを使った簡単な作業なので、WordPressの基本的な操作ができれば、高度なスキルを必要としません。

10Web Social Photo Feed for Instagramにも、プレミアムバージョンがあります。プレミアムバージョンは、レイアウトのバリエーションが多く、ミックスしたフィードを表示するなど、ホームページにアクセスしたユーザーへのアプローチの幅が広がります。

また、条件付きフィルターを使って、特定の画像を表示するといった機能も有料版ならではの仕様です。1ドメイン用なら、半年で25ドルから利用できます。最大で30ドメインまで可能なプランなら1年間60ドルで利用できるので、保有サイトに応じて選択可能です。
※料金は2020年4月時点の金額

Feed Them Social

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出典:Feed Them Social

Instagramだけではなく、TwitterやYouTube、Pinterestなどにも利用できるプラグインです。Instagramのフィードの埋め込みには、ショートコードを使って簡単に設定可能。ユーザーやハッシュタグのフィードをWebサイトに埋め込み、画像の余白設定や表示数量を視覚的にわかりやすい状態で調整できます。

Feed Them Socialにもプレミアムバージョンが存在し、1サイトあたり50ドルから。動画や画像を大きく表示するポップアップオプションや、カスタムフィールド用のショートコードを作成する機能も搭載しています。一つのプラグインでさまざまなフィードをホームページに設置可能です。
※料金は2020年4月時点の金額

有料のプラグイン

Instagram Feed Pro

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出典:Instagram Feed Pro

一部の画像をハイライトした形式で表示したり、カルーセルで表示するなど、多彩なパターンが魅力です。また、Instagram Feed Proは、ハッシュタグで指定した投稿画像だけをWordPressに埋め込んだフィードに表示させることができます。最も安いPersonalプランで1年間あたり49ドルで1サイトのみ利用できますが、キャンペーンにより金額の変動が発生する可能性もあるでしょう。有料プラグインの醍醐味でもあるサポートが付いているので安心です。
※料金は2020年4月時点の金額

コードを埋め込んでフィードを設置する(プラグインを使わない)

InstaShow

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出典:InstaShow

プラグインではありませんが、「InstaShow」はコードを埋め込んでInstagramのフィードをWordPressに表示できます。InstaShowのオフィシャルサイトでコードを発行し、WordPressに埋め込むという手順で連携設定が可能です。ただ、プラグインを使った方が手間はかなり少ないと思いますので、プラグインは使いたくないという人にはオススメです。利用にあたって、無料で試用できるプランを選んでおけば1サイトまで使えます。

参考:「InstaShow」でwordpressのサイトとInstagramを簡単に連携させる方法!