「ホームページの管理画面の操作方法について相談したいけど、どのエンジニアに聞けばいいか分からない」

Webマーケティングや広報などの仕事をしていて、このように感じたことはないでしょうか。

エンジニア職をあまり知らない人にとっては、誰がどの仕事をしているのか分からないことも少なくありません。

企業やチームによって異なりますが、インフラまわりを担当する人、セキュリティを担当する人など、エンジニアの役割は細かく分けられており、それぞれ「インフラエンジニア」や「セキュリティエンジニア」など名称があります。

今回は、エンジニアの役割を17種類ご紹介します。
エンジニアにどのような役割があるか知って、業務連絡や相談をスムーズに進められるようになりましょう。

エンジニアとは

エンジニアとは、工学に関する專門的な技術や知識をもつ人を指します。エンジニアはITだけでなく、機会工学・農業・食品・医療など、様々な分野で活躍しています。

今回は、中でもIT分野で活躍するエンジニアの役割をご紹介します。

【1】システムエンジニア
【2】インフラエンジニア
【3】サーバーエンジニア
【4】ネットワークエンジニア
【5】データベースエンジニア
【6】セキュリティエンジニア
【7】組み込みエンジニア
【8】Webエンジニア
【9】フロントエンドエンジニア
【10】バックエンド(サーバーサイド)エンジニア
【11】マークアップエンジニア
【12】テストエンジニア
【13】フィールドエンジニア
【14】セールスエンジニア
【15】サポートエンジニア
【16】チーフエンジニア
【17】シニアエンジニア

【1】システムエンジニア

システムエンジニアは、コンピューターシステムの設計や開発、構築からテストまでを計画します。クライアントと打ち合わせを行い、システムの全体的な仕様設計を行います。

システムの設計書はプログラマーに託し、その後のプログラミングはプログラマーが行います。開発中の進捗管理やサポートもシステムエンジニアのしごとです。

参考:
システムエンジニアとプログラマーの違い|ferret

【2】インフラエンジニア

インフラエンジニアは、インフラ環境の構築・運用・保守を行います。システム全体のサーバーの機器設定などが主な仕事です。

後述するデータベースエンジニアやネットワークエンジニアと共同で業務を進めることもあります。

【3】サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、サーバーシステムの設計・構築・運用を専門的に行います。ネットワーク回線の通信速度や、利用料などについてプログラマーと相談しながら勧めていきます。

【4】ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、システムを利用しているネットワークを維持するための設計や運用を行います。主にデータ通信に関する技術(ルーター、メール、ファイアウォールなど)を使ってネットワークの構築を行います。

システムやセキュリティを考慮したネットワーク環境をつくることが仕事です。

【5】データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計・構築・運用・保守を行います。データベースに格納されるデータをどのような形式で取り扱い、格納するかを設計します。

データ処理を分析し、システムの性能を向上する仕事もあります。セキュリティに関わるデータも多いため、セキュリティに関する知識やスキルも求められます。

【6】セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、コンピューターウイルスや情報漏洩を防ぐためのセキュリティシステムを扱っています。

近年ではインターネット上で個人情報を取り扱う機会が増えてきたため、特に重要性と専門性が上がっています。

【7】組み込みエンジニア

組み込みエンジニアは、家電製品や産業用機器に組み込まれているソフトの設計・開発を行います。「エンベデッドエンジニア」とも呼ばれます。

近年普及が進むスマートフォンでも、バックライトの調節や、電話をかける仕組みなどで組み込みエンジニアが関わっています。

【8】Webエンジニア

Webエンジニアは、Web上で利用するシステムに特化して設計・開発・運用・保守を行いいます。

後述するフロントエンドエンジニアはWebページの動きやデザインを制作する一方、Webエンジニアは、ホームページアプリケーションなど、Web上で操作するシステムを扱います。
インターネットブラウザやアプリケーションへの専門知識が必要です。

【9】フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、ホームページの動きやデザインを設計します。jQuery、Backbone.jsなどを活用しながら、JavaScriptやPHPでのプログラミングまでを担当します。

スマートフォンの普及により、年々需要が増えている役割です。

【10】バックエンド(サーバーサイド)エンジニア

バックエンド(サーバーサイド)エンジニアは、ホームページ制作の中でも、サーバーやデータベースのシステム構築を行います。新しいハードウェアのアップグレードやソフトウェアのインストールも行います。

ホームページ制作では、Webブラウザ側を設計する「フロントエンド」と、Webサーバー側を設計する「バックエンド」の2つの技術を用います。バックエンドエンジニアはサーバーの設計も行うことから、「サーバーサイドエンジニア」と呼ばれることもあります。

【11】マークアップエンジニア

マークアップエンジニアは、HTMLCSSを扱い、webデザインを中心とする業務を行います。「Webデザイナー」や「コーダー」と呼ばれることもあります。

【12】テストエンジニア

テストエンジニアは、完成品のテストを行い、品質保証や品質管理を担っています。入念にバグを探したり、小さな不具合を見つけたりするため、忍耐力と集中力が求められます。

【13】フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、顧客先でサーバーや機器の設置・設定・点検などを行います。トラブルが発生した時の修復なども受け持っています。

クライアント先企業での作業がほとんどです。

【14】セールスエンジニア

セールスエンジニアは、エンジニアとしての専門知識をもった上で営業活動を行います。営業担当に同行して訪問し、技術面から商談や交渉を進めます。

開発側からすると、営業担当が技術的、納期的に難しい案件を契約してしまわないようにという目的もあります。

クライアントのトラブルや問い合わせへの対応も行う必要があるため、専門知識をクライアントや営業担当に分かりやすく説明するスキルが必要です。

【15】サポートエンジニア

サポートエンジニアは、クライアントに対して導入済みの製品の技術的なサポートを行います。主に電話やメールで問い合わせを受け付け、アドバイスを行いますが、クライアント先に出向くこともあります。

【16】チーフエンジニア

チーフエンジニアは、何かの技術に特化しているという意味合いではなく、エンジニアとしてのスキルが高く、現場の責任を負える立場の人を指します。「開発責任技術者」と呼ぶこともあります。

【17】シニアエンジニア

シニアエンジニアは、ある分野での高いエンジニアスキルをもっている人を指します。専門性の高さから、「スペシャリスト」と呼ばれることもあります。

特定分野の専門家としてスキルを極めて行きたい人に向けて設けられた、比較的新しい役職です。