こんにちは、ライターのナッツこと、永田優介です。

インスタグラムは一般ユーザーだけが使うと思ったら大間違い!最近は企業がマーケティングの一環としてインスタグラムを活用する事例も増えています。

ただ、インスタグラムを活用したマーケティングで担当者の頭を悩ますのは、投稿にリンクを設置できないこと。そのためインスタグラムを活用して集客をしたい通販サイトは特に、インスタグラム活用が難しいと感じていませんか。

そこで今回は、実際に通販サイトがどのようにインスタグラムを活用しているのか、ferretが提供するインスタグラム解析ツール「ナビスタ」を使って調べてみました!ぜひ一読ください。

また、これまでにもナビスタを使って、様々な角度からインスタグラム分析を行ってきました。過去記事も併せてご覧ください。

参考:
様々な角度からインスタグラム分析を解説!過去の記事一覧はこちら

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インスタグラムを活用している通販サイトアカウント10選

インスタグラム解析ツール「ナビスタ」では、各ジャンルごとの人気インスタグラムアカウントを確認することができます。

今回はナビスタの「ショップ」アカウントに絞込み、その中から通販サイトのアカウントを10アカウント、ピックアップしてご紹介していきます!
  

1. ZOZOTOWN

まず初めにご紹介するのは、採寸ボディスーツ「ZOZOSUIT」を発表し、さらに注目を集めているZOZOTOWN。

インスタグラムの更新頻度は月に10投稿ペースで、新発売のアイテム情報やキャンペーン情報が投稿されています。インスタグラムで紹介されている新発売アイテムはコラボ商品や限定アイテムなどが多めで、発売開始タイミングではなく、発売予告の投稿が目立ちます。

サイト訪問の動機付けを狙いたい通販サイトは、こうした集客力のある限定商品の事前告知をインスタグラムで投稿してみても良さそうですね!
  

2. 楽天市場

レッドの取り入れかたがとってもおしゃれ

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続いては、楽天市場のインスタグラムを見てみましょう。商品紹介をするような投稿はほぼなく、ほかのユーザーのインスタグラム投稿を再投稿する「リポスト」の投稿が中心となっています。

楽天市場のリポストは、「#楽天お買い物部」というハッシュタグで投稿されているものからピックアップされている様子。自社ECのコミュニティ要素を持ったハッシュタグを活用し、このようにコンバージョン目的ではなく、ユーザーとのコミュニケーション目的でインスタグラムを活用してみるのも真似したいポイントです。
  

3. ヴィレッジヴァンガード オンラインストア

こちらは遊べる本屋「ヴィレッジヴァンガード」(以下、ヴィレヴァン)のオンラインストアアカウントです。

ヴィレヴァンのインスタグラムは通販サイトとの連動が素晴らしく、インスタグラムのプロフィールリンクの飛び先がトップページではなく、「instagramで紹介したフォトジェニックなアイテム」というインスタグラムで紹介したアイテムのみの一覧ページに。インスタグラムで紹介されている商品を欲しい!と思ったユーザーにとって、商品ページまでのユーザー導線が非常にわかりやすくなっています。

インスタグラムを積極的に展開したい通販サイトは、インスタグラム紹介アイテム専用ページを用意して見てはいかがでしょうか。
  

4. BUYMA

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世界中のパーソナルショッパーから日本のショップでは入手しづらいアイテムなどを購入することができる「BUYMA」。公式のインスタグラムのほかに、ユーザーのBUYMA購入アイテムを使ったファッションコーデを紹介するキャンペーンアカウントを展開しています。

珍しい商品であれば、ついついSNSにアップしたくなるものです。インスタ映えするアイテムを多く扱う通販サイトは、BUYMAのようにユーザー参加型キャンペーンを仕掛けてみると、自社のブランド認知拡大につながりそうです!
  

5. DHOLIC

本日の新作アイテム【10%OFF】プロフィールURLよりご覧ください♪☆【Ladies】ビッグフリンジヘムマフラー・全6色¥2,970+消費税 ・ セール対象アイテムは、プロフィールURLの公式サイトよりチェック! & ★2018名様にお年玉プレゼント2017→2018★ だれでもチャンス!ポイントが当たるキャンぺーン開催中! ・ #DHOLIC #dholicism #fashion #coordinate #look #ootd #NewIn #dailylook #dailyitem #code #look #girl #トレンド #マフラー #ストール #ガーリー #フェミニン #冬ルック #大人カジュアル #休日ルック #プチプラコーデ #プチプラ #ファッション #コーデ #コーディネート #アイテム #shopping #onlineshop #ladies

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韓国初の女性向けファッションEC「DHOLIC」。平日は毎日新作アイテムを販売しており、インスタグラムの投稿も新作アイテムの紹介投稿が中心となっています。そのため、プロフィールのリンク先もトップページではなく、新作アイテム一覧ページURLでわかりやすいユーザー導線となっています。

また、プロフィールのリンクURLはパラメータが付いているため、インスタグラムからのユーザー行動をしっかりと分析している様子。SNSからの流入が増えている昨今だからこそ、SNS別に分析できるようなアナリティクス設計は参考にすべきでしょう。
  

6. 夢展望

続いては、プチプラファッションECの老舗「夢展望」のインスタグラムアカウントをご紹介します。投稿内容は商品紹介投稿が中心となっており、投稿は平日のみに更新されている様子です。

また、夢展望のインスタグラムの特徴はユニークな点にあります。商品へのURLは投稿内に記載せず、6桁の商品コードを記載。URLの場合、ユーザーからすると長くてスマートフォンからコピーがしづらいなどマイナス要素になってしまいがちですが、6桁であればコピーせずとも覚えてサイト内で検索もしやすく、細かい点で工夫されています。
  

7. Hedy

続いては、ヴィンテージオンラインショップ「Hedy」(エディ)のインスタグラムです。Web掲載商品もしくは掲載予定商品の紹介が中心となっています。

通販サイトであればEC用の商品画像があるため、インスタグラム投稿用に写真撮影しないアカウントも多いのではないでしょうか。しかし、Hedyではインスタグラム用に商品撮影を行っており、"サイトへの誘導強化としてインスタグラムを活用する"のであれば、商品ページ用とは別にインスタグラム用の素材を用意してみても良さそうです。
  

8. Minne(ミンネ)

虫アートディレクターという肩書きをもったムシメセンさんによる長財布です。⠀ 日本に生息する昆虫たちの手書きデザインが印刷された可愛らしい一品。⠀ こちらの作品は、渋谷ヒカリエ ShinQsにて開催される「minneでつくる、わたしの暮らし展」にて出店されます♪⠀ .⠀ 文庫革「日本の昆虫シリーズ」長財布 アバンギャルド彩色ver.(マルチカラー)/ムシメセンさん⠀ .⠀ 【minneの作家名検索ボックスより「ムシメセン」と検索してギャラリーをチェックしてみてくださいね♪】⠀ https://buff.ly/2pdmkMw⠀ .⠀ #財布 #長財布 #昆虫 #虫 #イラスト #カラフル #ハンドメイド #イベント #渋谷 #ヒカリエ #ミンネヒカリエ #event #ショッピング #ファッション #小物 #minne #handmade #ミンネ #ハンドメイド

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アクセサリーや雑貨など世界に1つだけのハンドメイドアイテムを扱うハンドメードマーケット「minne」。平日、毎日1~2投稿と投稿頻度は高めで、個性豊かなアイテムがインスタグラムに並びます。

minneのインスタグラムは、作家さんの想いが詰まったアイテムを投稿テキストで丁寧に説明しているのが印象的です。更新頻度が高いとインスタグラムの投稿にも工数はかかってしまいますが、インスタグラムでのマーケティングを行うのであれば、minneのインスタグラムはぜひ見習いたいですね。
  

9. GRL

「GRL」(グレイル)は女性向けファストファッション通販サイトです。商品紹介モデルには藤田ニコルさんやダレノガレ明美さんなど、若い女性に人気なモデルを起用し、インスタグラムではコーディネート紹介だけではなく、撮影のオフショットなども公開しています。

様々なモデルが登場するGRLのインスタグラムは、まるでファッション誌のよう!モデルを起用して撮影を行う通販サイトであれば、インスタグラムとの連携はマストで行いたいポイントです。
  

10. ベルメゾン

最後にご紹介するのは、通販サイト大手のベルメゾンのインスタグラムです。主にインテリアやインテリア雑貨中心に投稿されています。

ベルメゾンのインスタグラムアカウントが素晴らしいのは、投稿されている写真のテイストに統一感があるところです。フェードがかかったような写真が並び、とてもオシャレ&インスタジェニックなアカウントに仕上がっています。

写真のトーン統一は非常に難しいのですが、トーンが統一されるとアカウントの印象が非常に良くなるため、これはぜひチャレンジしたいポイントです。
  

おわりに

以上、インスタグラムを活用している通販サイトのアカウントを10個ご紹介してきました。自社でも活用してみたいと思えるアイデアはありましたでしょうか。

特にインスタグラムを本格的に集客に活用していきたい!という担当者は、ヴィレッジヴァンガードなどのように、インスタグラムからアクセスしたユーザー専用のページを用意してみても良さそうですね。

ただ "集客のためだから" と言って、自社の発信したい内容だけを投稿するのではなく、「どのような投稿ならユーザーが喜んでくれるだろうか」という視点で投稿内容を考えることも重要です。

「ナビスタ」を使えば、人気アカウントの投稿を様々な切り口で分析することができますので、ユーザーに好まれる投稿は何かを調査する際には、ぜひ「ナビスタ」を使ってみてくださいね!

それではまた!

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