※本記事は、2018年4月13日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

ネットショップ向けの「Googleショッピング広告」を知っていますか?Googleショッピング広告は「Google AdWords」で利用できる検索連動型広告の一つです。

ネットショップで売り上げを伸ばすには、どれだけ商品購買意欲の高いユーザーを集客するかが重要となります。検索連動型広告は、商品に興味があるユーザーを集めるのに効果的な広告ですが、テキスト広告だけでは魅力が伝わりにくい場合もあるでしょう。

そこでうまく利用したいのがGoogleショッピング広告です。Googleショッピング広告は、商品の写真や価格などを表示できます。テキスト広告だけだと伝わりわかりにくかった商品特徴を、視覚的にアピールできるようになります。

今回は、ネットショップの集客、売り上げアップに効果的なGoogleショッピング広告の特徴と広告出稿の流れを紹介します。

Googleショッピングとは

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Google

Googleショッピング広告とは、「Google AdWords」のショッピングキャンペーンで作成された検索連動型広告です。以前は商品リスト広告と呼ばれていました。

Google検索エンジンGoogleショッピングで、ユーザーが検索したキーワードと関連深い商品の写真や商品名、価格を表示し、ネットショップの個別商品購入ページへ誘導します。

Googleショッピング広告の掲載位置は、検索結果の一番上位部分です。テキスト広告や自然検索よりも上部に表示されるので、ユーザーにとって視認しやすい広告と言えるでしょう。

Googleショッピング広告の料金体系

Googleショッピング広告は、テキスト広告と同様にユーザーがクリックした時に初めて料金が発生するPPC(Pay Per Click)広告です。

広告表示回数にかかわらず、ユーザーがクリックした分だけ広告料金が発生します。広告主は、広告を表示させたいキーワードを入札し、その入札価格によってクリック単価が決定します。入札額は広告主が自由に設定可能です。ただし、同じキーワードの入札価格があまりにも低すぎると、広告が表示されない可能性もありますので注意しましょう。

商品ショッピング広告とショーケース広告

Googleショッピング広告は、「商品ショッピング広告」と「ショーケース広告」の2種類があります。

商品ショッピング広告は、商品画像や商品名、価格、店舗へのリンクなどを表示できる広告です。1つの商品を個別にPRするのに優れた広告となります。

これに対し、ショーケース広告は関連する複数の商品をカタログのように表示できる広告です。個別に商品を紹介するよりも、ブランドやネットショップ全体をアピールすることに優れています。

ショーケース広告は、世界15ヶ国で利用されていますが、日本ではまだ利用ができません。現在、日本で利用できるのは商品ショッピング広告のみとなっています。Google AdWordsでは、日本でもすでにリニューアルベータ版が導入されていますので、リニューアルが完全に終了した後は日本でも利用できるようになるかもしれません。

Googleショッピング広告とテキスト広告の違い

Googleショッピング広告テキスト広告同様、ユーザーが検索したキーワードに連動して広告を表示させる「検索連動型広告」です。しかし、表示される位置や掲載される情報が異なります。

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上記はGoogleで「ブーツ レディース」と検索したときの検索結果画面です。赤い部分がGoogleショッピング広告、青の部分がテキスト広告となります。

Googleショッピング広告は、商品の価格や商品名、店名や送料などが表示され、ユーザーはクリックする前に商品の詳細が詳しくわかります。

一方、テキスト広告は、広告タイトルやそれに対する説明文、ホームページURL、お店の住所や電話番号等を掲載し、ユーザーをホームページへ集客し、そこから価格や写真など商品情報を閲覧します。

Googleショッピング広告はクリック前にテキスト広告よりも詳しい商品詳細がわかるため、広告をクリックするユーザーの購買意欲はより高いと予測できます。Googleショッピング広告を利用すれば、テキスト広告で集客できるユーザーよりも、コンバージョンに繋がりやすいユーザーを集めることができるでしょう。

また、Googleショッピング広告リンク先はネットショップのトップページではなく個別の商品詳細ページに設定されています。ユーザーは、ホームページ内で迷うことなく商品ページに到達できるため、滞りなく購入画面まで到達できるのもメリットです。

ネットショップに特化した検索連動型広告

Google AdWordsのテキスト広告は、ネットショップ以外にもリアル店舗や資料請求を目的としたサイトなど、様々な用途で利用できます。

しかし、Googleショッピング広告を利用できるのは、商品販売を目的とするホームページがある場合のみとなります。イベント集客や情報サイトなど、商品販売を目的としないホームページの場合、Googleショッピング広告には出稿できません。

ただし、商品販売を目的とするネットショップであれば、企業・個人経営問わず広告出稿が可能です。

Googleショッピング広告は、Google AdWordsの中でも、よりネットショップに特化した検索連動型広告であると言えるでしょう。

また、Googleショッピング広告テキスト広告は併用して出稿も可能です。Googleショッピング広告テキスト広告を同一キーワードで入札していれば、一度の検索でどちらも自社の広告が表示される場合もあります。

Googleショッピング広告の始め方

Googleショッピング広告利用開始までの流れを確認しましょう。

1.Google AdWordsとGoogle Merchant Centerのアカウントを開設する

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Google AdWords

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Google Merchant Center

Googleショッピング広告を利用するには、Google AdWordsとGoogle Merchant Centerのアカウントが必要です。まずは2つのアカウントを開設しましょう。
どちらでもすでにGoogleアカウントを持っている場合は、そのGoogleアカウントを使用してログインできます。

2.Google Merchant Centerに商品登録をする

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Google Merchant Centerで、広告を出稿したい商品を登録します。

出稿したい商品をすべて登録してください。

3.Google Merchant CenterとGoogle AdWordsのアカウントをリンクさせる

Merchant CenterとAdWordsのアカウントリンクを設定します。Merchant Centerのアカウント設定からGoogle AdWordsにリンクをリクエストし、Google AdWords側で承認してください。

参考
AdWords ヘルプ Merchant CenterとAdWordsのリンクについて

4.ショッピングキャンペーンを作成する

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Google AdWordsでショッピングキャンペーンを作成します。広告予算や入札するキーワードを決めて、登録しましょう。

5.Googleショッピング広告が配信されます。

ショッピングキャンペーンの審査が完了すると、Googleショッピング広告の配信がスタートします。

入札したキーワードユーザーが検索し、条件と一致した場合Googleショッピング広告が表示されます。

Google Merchant Centerの審査について

Google Merchant Centerへネットショップのホームページを登録する際と、Google Merchant Centerに商品登録する際は審査があります。Googleの審査でホームーページや商品が承認されなかった場合、Googleショッピング広告は配信されません。

ホームページの審査では、登録するホームページ広告主の所有物であるかを確認します。「ホームページHTMLファイルをアップロードする」などのGoogleが指定した方法で、ホームーページの編集権限が広告主にあることを証明しなければなりません。

参考
Merchant Center のガイドラインの準拠

また、商品登録の審査では、登録している商品がGoogleショッピング広告に適切かどうか判断されます。例えば、偽造品や危険度の高い商品、不正行為を可能とする商品などは登録不可となります。チケットや金融商品など、ショッピング広告では掲載できない商品もあります。成人向けコンテンツやアルコール飲料など、制限付きで掲載が許可されている商品も存在します。

商品登録は、Googleのショッピング広告のポリシーにしたがって商品を審査しますので、登録前に確認しておきましょう。

参考
ショッピング広告のポリシー

まとめ:購買意欲の高い層にアピールできるGoogleショッピング広告

Googleショッピングは、ネットショップに特化した検索連動型広告です。

具体的に欲しい商品がイメージできているユーザーにとって、クリック前から商品写真や価格がわかるGoogleショッピング広告は便利な存在です。商品詳細がわかった上でクリックしているユーザーは、テキスト広告から集客できるユーザーよりも購買意欲が高いと言えるでしょう。Googleショッピング広告は、テキスト広告よりもコンバージョンに繋がるユーザーの集客ができるはずです。

ネットショップの検索連動型広告を出稿するときに、Googleショッピング広告も利用してみましょう。

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