共通デバイスはスマートフォンが最後になるかもしれない

高橋 氏:
iPhoneが発売されて、その時はまさかスマートフォンが世界を変えるとは一部の人以外は思っていませんでしたよね。けれども、スマートフォンは一気に普及していきました。今では多極分散的にイノベーションが進んでいる感覚があります。VRやXR、自動運転車やスマートスピーカー、どんどん多極化して広がっていっています。

これが何を意味するかというと、全員が当たり前に持っているデバイスは終わりに近づいているってことだと思います。VRやスマートスピーカーはこれからもっと普及すると思いますが、10年後に持っていない人もいるかもしれないということです。

これからは人に合わせてデバイスを選ぶ時代が来る。だからこそ、よりエッジなコンテンツが求められていくと思います。

日影 氏:
みんなが持っているデバイスはスマートフォンが最後かもしれませんね。

高橋 氏:
そうですね。ニーズの細分化に対応したデバイスが、今後は増えていくかもしれません。

飯髙:
スマートフォンは「楽に色々」だけど、好きなものがあればそっちに突き進んでいくということでしょうね。

まとめ:スマートフォンで個々人がメディアになる時代

スマートフォンの普及により、情報収集・発信の方法は変化しています。個人が情報を集め発信する機会が増えている今、もはや1人ひとりがメディアのような存在になっているとも言えるでしょう。

  • スマートフォンの普及
  • Webとネイティブアプリの垣根が無くなる
  • 新しいデバイスの登場

時代の流れに伴い新たなテクノロジーが次々と登場しているなか、Webメディアも新聞も問わずあらゆるメディアに共通して「共感」を得ることが大切です。読まれるメディアとして一貫して考え続ける必要があります。