近年ではマーケティングLINEキャンペーンを活用する企業が増えています。LINEを活用したキャンペーン実施を検討しており、「まずは他社の成功事例を参考にしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、LINEキャンペーンの特徴成功事例実施の流れを解説するとともに、キャンペーン役立つツールも紹介します。

この記事で分かること

・LINEキャンペーンの成功事例
・LINEキャンペーンを実施する際の流れ
・LINEキャンペーンで使える便利なツール

目次

  1. LINEキャンペーンとは
  2. 【目的別】LINEキャンペーン事例
  3. LINEキャンペーン実施の流れ
  4. LINEキャンペーンをサポートする便利なツール
  5. 成功事例を参考に自社の勝ちパターンを見つけよう

LINEキャンペーンとは

LINEキャンペーンは、LINEアプリ内で実施するキャンペーンのことで、以下の2種類があります。それぞれの特徴は次のとおりです。

  • オープンキャンペーン
  • クローズドキャンペーン

オープンキャンペーン

● 新規顧客の開拓に

オープンキャンペーンは、LINEアカウントさえあれば誰でも参加できるキャンペーンのことです。公式アカウントの友だち登録やクイズ回答・アンケート回答などをしてもらうことで、ユーザーにプレゼントを贈呈します。

また、ユーザーが応募したその場で抽選が行われる「インスタントウィン」という手法でのキャンペーンも実施可能です。

参加のハードルが低いため、幅広く新たな顧客層を開拓できる点がメリットと言えるでしょう。新商品や新サービスのPRにも適しています。

インスタントウィンについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:インスタントウィンとは?SNSキャンペーンツール比較15選

クローズドキャンペーン

● リピーター増加や既存顧客の満足度アップに

クローズドキャンペーンは、一定の参加条件があるキャンペーンのことです。

LINEアカウントの友だち登録をすることに加え、対象商品を購入しレシート写真やシリアルコードを提示することで参加できます。また、写真・テキスト投稿で応募するというケースもあります。

主にリピーターの獲得既存顧客の維持を目指す場合に適しています。

【目的別】LINEキャンペーン事例

ここでは、以下4つの目的別にLINEのキャンペーン事例を紹介します。

  • 友だち登録者数の増加
  • 商品・サービスの認知度向上
  • 購買促進・売上アップ
  • 来店促進

友だち登録者数の増加

● 株式会社西武・そごう

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出典:西武・そごう母の日 Twitter・LINEダブルチャンスキャンペーン

株式会社西武・そごうは、X(旧Twitter)とLINEでインスタントウィンキャンペーンを同時開催しました。LINEキャンペーンでは、抽選で2万名に500円分のnanacoギフトをプレゼントしています。

応募方法は以下の通りです。

  • 公式アカウントを友だち追加
  • アカウントのリッチメニューに掲載されている抽選ページへアクセス

当選者を2万名と多めに設定したことで、多くの参加者・友だちユーザーを集めています。また、Xでのフォロー・リポストキャンペーンと同時に開催することで、認知拡大にもつなげています。

● 株式会社グループセブ ジャパン

株式会社グループセブ ジャパンは、ティファール公式アカウントのLINE友だち追加を条件として先着10,000名にLINEポイントをプレゼントするキャンペーンを実施しました。

さらに、アンケートに回答することで抽選で700名にLINEポイントが配布されるというWチャンスが狙えるキャンペーンとなっています。

自社の商品を景品とするのではなく、幅広い層に喜ばれるLINEポイントをプレゼントすることで、友だちの獲得に成功しています。

その他にも様々なキャンペーンを実施しており、2022年9月26日に開設されたティファール公式アカウントの友だち数は、2023年11月時点で132,702人にまで増加しています。

商品・サービスの認知度向上

● アサヒグループ食品株式会社

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出典:「パーソナル栄養チェック」でおすすめされたディアナチュラ商品を抽選で100名様にプレゼント!

アサヒグループ食品株式会社は、「パーソナル栄養チェック」を受けたユーザーにディアナチュラの製品をプレゼントするキャンペーンを実施しました。目的は商品の知名度向上であると考えられます。

キャンペーンの応募方法は以下の通りです。

  • 友だち追加
  • 「パーソナル栄養チェック」を実施

上記を実施後、抽選で100名に当選通知が送られ、「パーソナル栄養チェック」でおすすめされた商品が1つ送付されます。

「パーソナル栄養チェックの実施」を参加条件とすることで、自社商品に興味のあるユーザーの獲得に成功している事例と言えるでしょう。また、おすすめ商品を提示することで商品の認知拡大や購買促進も図っています。

● 株式会社伊勢半

株式会社伊勢半の事例.png

出典:第3のマスカラ(ミニサンプル) 合計9,800名様プレゼント!

株式会社伊勢半は、「第3のマスカラ(ミニサンプル) 合計9,800名様プレゼント!」キャンペーンを実施しました。目的は自社商品の認知度向上です。

LINEアカウントの友達追加をしたうえで簡単なアンケートに回答したユーザーのなかから、抽選で9,800名に「第3のマスカラ ミニサンプル」を贈呈しました。

9,800名と、当選人数を多めにすることで多くの応募者を獲得。さらにキャンペーンの内容やサンプルの使用感などがXでも拡散され、商品の認知拡大につながっています。

購買促進・売上アップ

● 日本コカ・コーラ株式会社

日本コカ・コーラ株式会社の事例.png

出典:コスタコーヒーを買って応募!上質カフェグッズがその場で当たる!

日本コカ・コーラ株式会社が実施した、「コスタコーヒーを買って応募!上質カフェグッズがその場で当たる!」キャンペーンの事例です。

応募方法は以下の通りです。

  • 対象製品(コスタコーヒー)を購入
  • キャンペーンサイトからLINEにログイン
  • 製品に印字されているバーコードを読み取り、応募シールを貯める
  • 応募したい景品を選択し、「応募する」ボタンを押す

抽選結果がすぐにわかるインスタントウィンの手法を活用しており、貯めたシール数に応じて、トートバッグやワイヤレスイヤホンなどの豪華景品に応募できるようになっています。

それにより、「この景品に応募したいから商品を買ってシールを貯めよう」という行動につなげ、購買促進・売上アップを実現しています。

来店促進

● 株式会社ほっかほっか亭総本部

ほっかほっか亭は、1,000名にチキン南蛮弁当の無料クーポンを抽選で贈呈するキャンペーンを実施しました。応募条件は、LINE公式アカウントの友だち追加とアンケートへの回答です。

その場で当選・落選がわかるインスタントウィン方式によって、参加者の増加を図っています。また、無料クーポンをプレゼントすることで、店舗への来店にもつなげている事例です。

LINEキャンペーン実施の流れ

LINEキャンペーン実施の流れは、次の通りです。

  1. 目的・ターゲットを定める
  2. ターゲットに応じた企画を立てる
  3. キャンペーン実施
  4. 効果測定

1. 目的・ターゲットを定める

最初に、LINEキャンペーンの目的を明確に設定しましょう。例として、以下のような目的があります。

  • 友だち登録者数の増加
  • 商品・サービスの認知度向上
  • 購買促進・売上アップ
  • 来店促進

目的が決まったら、ターゲットも定めましょう。新規ユーザーを獲得したいのか、既存フォロワーにアプローチするかによって、企画の方向性が変わってきます。

2. ターゲットに応じた企画を立てる

次に、ターゲット層に合わせてキャンペーンの企画を立てます。新規ユーザーもしくは既存フォロワーにアプローチしたい場合の企画例は、以下の通りです。

● 幅広い層の新規ユーザーを獲得したい

参加条件が厳しくないオープンキャンペーンを開催(プレゼント例:ギフト券、商品券)

● 既存フォロワーに購入・来店してもらいたい

既存顧客の関係維持に適したクローズドキャンペーンを開催(プレゼント例:商品のサンプル、来店時に使えるクーポン)

大まかな方向性を決めたら、キャンペーンの期間や使用するクリエイティブのデザイン、メッセージ内容、抽選方法などを検討しましょう。

3. キャンペーン実施

企画した内容をもとに、LINEキャンペーンを実施します。

キャンペーン期間中にはユーザーから問い合わせがあることが多いため、早めに返答できる体制を整えておきましょう。

なお、キャンペーン参加者を増やしたい場合はXやInstagramといった他のSNSも活用して告知・誘導するのも効果的です。プレスリリースや懸賞サイトへの情報登録なども検討しましょう。

4. 効果測定

キャンペーン期間が終了したら、効果測定を行います。

LINE公式アカウントでは、友だち追加数配信通数開封数クリック数などが計測できます。これらをチェックし、目標数値に達しているかを評価しましょう。

そして良かった点や反省点を洗い出し、次回以降のキャンペーンに活かします。

▼LINEの活用戦略についての7つの事例はこちら

LINEプラットフォームの進化と新たなLINE活用戦略

LINEプラットフォームの進化と新たなLINE活用戦略

アカウント運用最適化に向けた7事例をご紹介します。

LINEキャンペーンをサポートする便利なツール

LINEキャンペーンを実施する際は、応募者の管理や応募条件のチェック、抽選・当選の連絡、 ギフト発送、効果測定・分析など、様々な業務が発生します。これら作業の負荷を軽減したい場合は、専用のツールを使うのがおすすめです。

ここでは、LINEキャンペーンに適したツールを3つ紹介します。

LINEキャンペーンをサポートする便利なツール.png

Booster(ブースター)

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出典:Booster

● LINEキャンペーンを開催するための機能を網羅!

Boosterは、LINEキャンペーンで必要となる機能が全て揃っているツールです。

友だち追加の自動チェックやインスタントウィン、抽選、ギフトの発送、分析などが可能なため、キャンペーンにかかる業務負担を大幅に軽減できるでしょう。ランディングページ作成機能もあり、キャンペーンページをゼロから作成する必要はありません。

また、LINEだけではなくXやInstagramでのキャンペーンにも対応しているため、他のSNSで同時にキャンペーンを開催したい場合にも役立ちます。

項目 内容
機能 ・応募条件の自動チェック
・抽選
・ギフト発送
・インスタントウィン
・応募者のフィルタリング
・不正ユーザーブロック
・当選者発表ページ作成
・LP作成
・ダッシュボード
・分析
・アンケート
・規約表示 など
料金プラン フリー:0円/月
Starter:9,800円/月
Pro:39,800円/月
Business:69,800円/月
Enterprise:要問い合わせ

TSUNAGARU(ツナガル)

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出典:TSUNAGARU

● 効果の最大化と測定に強み!LINE社認定パートナーのサポートも

TSUNAGARUは、操作しやすいUIとなっており最短5分で導入できるツールです。

運営元である株式会社デジタルシフトは、LINE社のTechnology Partnerにおける最上位「Premier」に認定されており、企画〜運用・改善までのトータルサポートを提供しています。

LINEに関する専門組織であるチームが、管理画面の操作や活用・運用のアドバイスをしてくれるため、キャンペーンの成果を最大化できるでしょう。

また、自社の既存システムや顧客会員データと連携した配信・分析も可能です。

項目 内容
機能 ・友だち流入経路計測
・アンケート
・クリック計測
・LINE外の会員IDと連携
・セグメント配信
・リッチメニュータブ分け
・カスタムレイアウトメッセージ
・自動応答配信
・あいさつメッセージ配信
・ステップ配信
料金プラン フリー:0円/月
スターター:9,800円/月
ライト:49,800円/月
スタンダード:99,800円/月
プロ:14万9,800円/月

Atatter for LINE(アタッター)

Atatter_for_LINE(アタッター).jpg

出典:Atatter for LINE

● 豊富なオプションがすべて無料!カスタマイズ性に優れたツール

Atatter for LINEは、友だち登録・アンケート・レシートの3種類のキャンペーンに対応しているツールです。以下のように多彩なオプション機能が用意されており、これらは無料で利用できます。

  • 当落結果の自動判定
  • 当選連絡をLINEで送信
  • キャンペーン毎日参加
  • ユニークコード送信
  • 当選者専用フォーム
  • 消し込み型クーポン
  • 複数回当選防止
  • 参加者データの取得
  • 当落ページテンプレート

自社のキャンペーン内容に合わせて機能をカスタマイズしたい場合におすすめです。

項目 内容
機能 ・当落結果の自動判定
・ユニークコード送信
・複数回当選防止
・当選連絡をLINE送信
・当選者専用フォーム
・参加者データの取得
キャンペーン毎日参加
・消し込み型クーポン
・当落ページテンプレート
料金プラン 15万円~

SNSのキャンペーンツールの選び方はこちらの記事でも解説しています。

関連記事:主要SNSに対応したキャンペーンツール5選を比較!選び方も解説

成功事例を参考に自社の勝ちパターンを見つけよう

LINEキャンペーンには、以下の2種類があります。

  • オープンキャンペーン
  • クローズドキャンペーン

LINEキャンペーンを実施する際の流れは以下の通りです。

  1. 目的・ターゲットを定める
  2. ターゲットに応じた企画を立てる
  3. キャンペーン実施
  4. 効果測定

LNEキャンペーンの事例は、自社の勝ちパターンを見つける際の参考になります。ぜひ自社の目的に合った事例を参考に、キャンペーンを実施してみてはいかがでしょうか。