「TikTok」を活用したマーケティング手法とは

このTikTokを使ってマーケティングを行うことで、特に若年層に向けたアプローチをしていくことができます。

Tik Tokを使ってどんなマーケティングができるのかを紹介します。

若年層に人気のインフルエンサーを起用

インフルエンサーマーケティングで使われるSNSといえばInstagram、Twitter、YouTubeがメインでした。

しかし現在、TikTokにも「ティックトッカー」と呼ばれるインフルエンサーが登場しています。

これらのインフルエンサーを起用し、TikTokのメインユーザーである若年層にアプローチしていくことが可能です。

広告出稿

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「TikTok」では、アプリを開いたときやおすすめ動画を見ている途中で広告が表示される仕組みになっています。

画面全体を占有するこの動画広告は、多くの人に視聴してもらえるため、上手に利用すれば消費やサービスの印象を強く残しやすいでしょう。

ただし、動画の視聴中に強制的に表示される広告は、不快に思われることもあります。視聴者が不快に思わない動画広告の作成が必要となってくるでしょう。

TikTokをキャンペーンに活用

TwitterやInstagramなどに写真を投稿するSNSキャンペーンと同じように、TikTokを活用したSNSキャンペーンも登場しています。商品や自社のキャラクター、音楽などを使い動画を作成してもらい、特定のハッシュタグをつけた投稿を促すものが多いようです。

参考:
TikTokで人気のキャンペーンとは?企業のプロモーション事例をもとに解説

「TikTok」を活用した企業事例

続いて、実際にTikTokを活用した企業事例を紹介します。

1.AbemaTVのプロモーション活用事例

株式会社サイバーエージェントはTwitterなどのSNS→TikTok→AbemaTVという流れでプロモーションを行いました。

「今日好きダンス」を作り、TwitterなどのSNSからプロモーションをスタート。そこからTikTokへの流入を促しています。

TikTokは構造上外部サイトに遷移させづらいため、他のSNSからTikTokに流入させる必要があったのです。

TikTokでブームが起こったあと、種明かしとして「これは『今日好きになりました』のダンスです」とAbemaTVにユーザーを流していったんですね。

参考:
TikTok活用で視聴数が160%UP!AbemaTVの若年層向けマーケティングに迫る

2.リボンでありがとうチャレンジの事例

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コカ・コーラ社はハッシュタグとTik Tok特有の「チャレンジ」を利用して「#リボンでありがとうチャレンジ」というキャンペーンを行いました。

キャンペーン内容は、「#リボンでありがとうチャレンジ」を付けて「ありがとう」の動画を投稿するというもの。

Tik Tok広告ではTik Tokで有名なインフルエンサーを起用し、ユーザーに動画投稿を促しています。

他にも審査に選ばれたユーザーは渋谷の屋外ビジョンで投稿動画を流してもらえる、QUOカード1,000円分プレゼントなど魅力的な商品で一般ユーザーを巻き込むキャンペーンとなっています。

参考:
コカ・コーラ リボンボトルpresents #リボンでありがとうチャレンジ

3.toB向けのサービス開発事例

インターネット広告会社の株式会社サイバーコミュニケーションズでは、TikTokと広告パートナー契約を締結し、企業向けに若年層を対象としたTikTok広告出稿サービスを開始しました。

広告プロダクトの開発から企画、ディレクションまで、全般的にTikTok広告の出稿をサポートしています。

参考:
CCI、Tik Tok向けのコンテンツ開発および広告販売を強化するための広告パートナーシップ契約を締結