ferret編集部:2015年4月9日に公開された記事を再編集しています。

アメーバブログやはてなブログなど、国内では複数のブログサービスが存在します。
気軽にブログが開設できるものの、広告が表示されたり、デザイン性に限界があります。オリジナル性のあるブログを作りたい方は、WordPress(ワードプレス)を使ったブログ構築をオススメします。

今回はそんなWordPressを使ったブログにオススメしたい無料テンプレート(テーマ)を国内、海外に分けて10個ご紹介いたします。(一部有料のオプションなどはご容赦ください)

WordPress日本語テンプレート

1.BizVektor

BizVektor

http://bizvektor.com/about/download/

まずご紹介するのは国産テンプレートの「BizVektor(ビズベクトル)」です。
こちら元々は企業向けホームページ制作をWordPressでできるよう、SEO的な内部構造や初心者にも使いやすいテンプレートで人気のものです。
htmlやCSSといった知識が無くても、WordPressの管理画面からクオリティの高いサイトが作れ、さらにはレスポンシブウェブデザイン(パソコンやスマートフォンなどのデバイスを選ぶことなく、自動的にサイズに合わせた最適化を行うウェブサイトの事)対応です。

本題のブログ機能に関しても充実しています。少し前から企業のコーポレートサイトにSNSやブログなど、社内の情報をフランクに発信することが一般的になりました。
現在も外部無料ブログサイトにリンクを行っているサイトも存在しますが、やはりオリジナルのドメインとデザインであったほうが、より「それらしく」なります。
サムネイル画像つきの新着記事の表示、記事下に関連記事を表示させる機能など、ブログメインで使う方も充実したテンプレートになっています。

2.sonoichi

sonoichi

http://wordpress.org/themes/sonoichi

こちらも国産テンプレートの「sonoichi」です。
先に紹介したBizVektorのテンプレートとは異なり、こちらはブログに特化したシンプルなテンプレートになっています。柔らかいデザインなので、まず無料のブログテンプレートを探している方には入門用としてもお勧めできそうです。

3.WSCプロジェクト

WSCプロジェクト

http://wsc.studiobrain.net/

こちらではいくつかの無料テンプレートを配布しています。
もともと企業向けサイトに開発された国産のテンプレートなのですが、プラグインなどを利用することにより簡単に高機能なブログやホームページを構築することが可能です。
カスタマイズの範囲がかなり広いベーシックな作りになっていますので、WordPressの操作に慣れてきた場合などは、逆に一度シンプルなテンプレートに乗り換え、イチから作るのも一つの手です。

4.STINGER 3

STINGER 3

http://stinger3.com/

こちらも国産では有名なテンプレートの一つです。
公式サイトでも繰り返しうたわれていますが、初心者の方でもSEO的な構造を意識せず、自然と検索エンジンに強くなるような構造を取り入れています。
また、アフィリエイト広告Googleのネットワーク広告にも対応しており、ブログの作成目的がお小遣い稼ぎの方にも比較的簡単に始めることができます。こちらのテンプレートを使うとお気づきなるかと思うのですが、搭載されているSNSのシェアボタンや、TOPへ戻るボタン、ページネーション(ページ送り)など、特に意識しなくても最初から組み込まれています。

なお、スマートフォンにも自動で最適化されます。Googleはモバイルフレンドリーなホームページ検索エンジン上の評価を上げる一つのシグナルにすると発表(※1)しているので、こちらも初心者の方にとってはとてもありがたい機能です。

※1 http://googlewebmastercentral.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html (英語ページ)

5.め組

め組

http://ja.megumithemes.com/

国産の無料テンプレートとして最後にご紹介するのは「め組」です。
公式サイトでは多くのデモサイトを公開しているのですが、そのうちのいくつかが無料テンプレートになっています。こちらもシンプルで使いやすい機能が充実しており、どんなブログコンテンツにも相性抜群です。
もちろんモバイル端末向けにレスポンシブウェブデザインとなっており、モバイルで閲覧した際にはメニューが隠れる仕様になっており、ボタン一つで表示される設計になっています。

海外テンプレート

6.MH Purity Lite

MH Purity Lite

http://wp-themes.com/mh-purity-lite/

こここからは海外の無料テンプレートをご紹介します。
UI(ユーザーインターフェース)にはこだわっており、さらには多くがレスポンシブウェブデザインに対応しているため、モバイルでもPCでも快適に利用できます。
まずご紹介するのは「MH Purity Lite」です。こちらはスタイリッシュという言葉がぴったりのデザインです。ウィジェットを使うことで記事の配置が自動的にレイアウトされるが魅力的です。

7.Magazine

Magazine

https://demo.gavick.com/wordpress/magazine/

こちらも海外版ブログでは定番の無料テンプレートです。
名前が示す通り、海外の雑誌サイトでありそうな、画像をメインに置いたカラム左固定のデザインが洗練された印象を与えます。
料理をレシピと一緒に公開したり、趣味で撮影した写真を公開するなど、ビジュアルで見せたいブログを予定している方であれば、こちらのテンプレートをオススメします。

8.Invisible Assassin

Invisible Assassin

http://wp-themes.com/invisible-assassin/

日本ではちょっと珍しい、ロゴやタイトルの上にグローバルメニューが配置されたスタイルです。
左右にカラムが固定されているパターンは複数ありますが、タイトルの上部に固定という配置はあまり日本では見ない印象です(残念なのはメニューが上部に固定されてしまっているのでデフォルトではスクロールしなければメニューに戻れない構造になっています)。
また、デフォルトのテンプレートでは非常にシンプルな作りになっているので、プラグインを使いながらカスタマイズをしていく構造になっています。

9.GamesHero

GamesHero

https://flexithemes.com/demo/GamesHero/

こちらもモバイルフレンドリーに用意されたテンプレートの一つです。
その名前が示す通り、オンラインゲームや家庭用ゲーム、エンターテインメント向きの、派手な印象を受けます。
またオンラインゲームと言えば、記事などSNSを使ったシェアと相性が良いコンテンツですが、その辺りもこのテンプレートはきちんと押さえられており、プラグインを使用することで各種シェアボタンの配置もできるようになっています。
基本的な過去記事へのアクセス、コメント機能、バナー表示エリアなど、通常のブログ機能はしっかり搭載されています。

10.discovery

discovery

http://www.templateexpress.com/discovery-theme/

最後にご紹介するのは「discovery(ディスカバリー)」です。
基本は無料ですが追加機能は一部有料となります。(CSSのエディタ機能や他テンプレートを追加は有料プラン)レスポンシブデザインのため、モバイルの対応もしています。
こちらのダウンロードサイトには同じような無料テンプレートが全部で8パターン用意されており、どれも日本ではあまり見ない強烈な印象を与えられるテンプレートが揃っています。
その中でもサイトロゴが左上にあり、その下にグローバルメニューが置かれている日本でも馴染みやすいデザインなのが、この「discovery」です。カラーも白にグリーン調の色で統一されているので清潔感があります。

まとめ

無料なだけに何を使おうか迷ってしまうようなテンプレートばかりなのではないでしょうか。
国産なだけに日本語対応もしているので、とにかく使いやすさを求めているのであれば国産をオススメしますし、少し慣れた方であれば海外のテンプレートを使ってみてもいいのではないでしょうか。
デザイン性で言えば、海外のテンプレートはやはり洗練されていますし、スマートフォンなどモバイルからのアクセスを意識したつくりになっています。
ご自身が届けたいユーザーに合わせたり、単純に気に入ったものなど、試しに導入してみて検討してみてはいかがでしょうか。

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