SNSの利用が一般的と言える中、企業のマーケティングにおいてもSNSは欠かせないものとなりました。
自社のSNSアカウントを開設する企業は数多くありますが、日常的な運用が大変など悩みの声を聞く機会も増えています。
今回は今さら聞けない「SNSマーケティングとは何か」を改めて振り返っていきます。

SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、FacebookやTwitterなどのSNSを利用したマーケティング手法のことです。
SNSを活用した顧客コミュニケーションにより、企業や商品・サービスのブランド価値を高める効果が期待できます。
SNSマーケティングの魅力は顧客との直接的なコミュニケーションで、顧客のレスポンスをダイレクトに感じることで、効果的なマーケティングが可能になります。

SNSはそれぞれユーザー属性が異なります。
そのため、自社がターゲットとするユーザー属性にあわせたSNS選定により、効果的なマーケティング成果が期待できます。

以下に、代表的なSNSの特性と期待できる効果を紹介します。

Facebook

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Facebookは実名で登録するSNSです。
世界的に利用されており、23億2000万人(2018年12月時点)のユーザーがいます。
実名を利用しなければいけないことで信頼性の高いつながりが特徴であるFacebookは広告媒体としても有効なリーチにつながりやすく、検索エンジンが提供するディスプレイ広告とは異なる魅力があります。
主に20代から30代のユーザーを中心に支持されており、興味関心といった属性も明確にターゲティングできることで、SNSマーケティングの場としてもよく利用されます。

LINE

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LINEは日本国内で月間アクティブユーザー数が7,900万人(2019年1月時点)いる代表的なSNSです。
幅広い世代から強い支持を受けているため、広告枠として利用する企業も多くあります。
多くのユーザーが、日常的に利用するSNSであるがゆえに、LINEを利用した顧客対応を行う企業も増加しているのです。
最近ではLINE Payといった決済サービスなど、付加価値を高めており、今後もユーザーの利用率に期待ができます。

Twitter

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unsplash-logo freestocks.org

Twitterは140文字でつぶやくツイートの手軽さが人気のSNSです。
匿名で利用でき、気軽に他のユーザーをフォローしコミュニケーションができるのが特徴です。
10代から20代の利用者が多く、若年層をターゲットにしたSNSマーケティングを検討している企業に適しています。
また、SNSの中でも拡散力に優れており、リツイートによる情報の拡散スピードは他のSNSを圧倒するものでしょう。
ただし、手軽に利用できる反面、偽アカウントの存在や信憑性のない情報、つながりを強めにくい距離感などTwitterならではの特性を熟知したマーケティングの実施が大切です。

Instagram

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写真や動画を使ったシンプルな仕様が人気のSNSであり、ユーザー数は2,900万人(2018年11月時点)です。
投稿の作成に時間がかからず、スマートフォンで撮影した写真をフィルターを使い美しく投稿できる特徴が、SNSに疲れ気味だったユーザーに爆発的に支持を得ました。
最近では通常の投稿とは別に写真や動画を配信できるストーリーズが人気であり、ECサイトへのリンクなど新たな試みが人気を博しています。
ハッシュタグによるリレーションの手軽さと、近年の強い人気などもあり、企業のマーケティングでは注目されているSNSの一つです。

SNSマーケティングで期待できる効果

SNSマーケティングにはユーザーとの関わりから生じる様々な効果があります。

顧客ロイヤリティが向上する

顧客とのコミュニケーションにより、企業と顧客との間に信頼関係を構築し、高いエンゲージメントを構築できます。
エンゲージメントとともに顧客ロイヤリティが向上することで、顧客から顧客を紹介してもらえたり、長期的なファンの獲得などが期待できます。価値の高いブランドづくりにも貢献します。

情報が広く伝播する

SNSの特性は情報の拡散力にあります。
ユーザーに近い属性の友達への情報拡散が期待できるため、有力なターゲット層への認知普及が可能です。
インフルエンサーマーケティングとしての有意性もあるため、インフルエンサーからの情報シェアは広範囲に効果が期待できます。
特に、Instagramのユーザーの中で影響力の高い人はインスタグラマーと呼ばれ、日々の投稿が注目されています。

ユーザーの本音がわかる

ユーザーが商品やサービスについて行うコメントから本音を把握し、商品開発をはじめとしたマーケティングに活用できます。
手厳しい意見があっても商品改善に役立つ情報として真摯に捉えることが大切です。

SNSマーケティングで注意するべきこと

どのようなマーケティングも共通ですが、メリットばかりではありません。
以下にSNSマーケティングの注意点をピックアップします。

継続的な運営には負担がかかる

SNSマーケティングは日々のアカウント運用が大切です。
適切な情報を配信し、価値のある顧客コミュニケーションを作り上げなければいけないため、業務としてのボリュームは大きいことを忘れてはいけません。
SNSの種類が多いとそれだけ運用の負担も増えるため、作業工数を見積もって計画的なプロジェクト進行を心がける必要があります。
とりあえずではじめると中途半端なアカウントを作り出し、企業イメージを損ねてしまう場合もあるので注意が必要です。

「炎上」のリスクがある

ちょっとした投稿からトラブルが生じてしまう可能性があるのがSNSの怖さでもあります。
運用担当者が個人アカウントと企業アカウントを間違えてしまったり、サービスに関する投稿でかえってユーザーに不信感を与えてしまったり、ケースは様々です。
SNS、特にTwitterはネガティブな内容のツイートが拡散されやすく、ひとたび炎上してしまうと収束させるのが非常に困難な状態になってしまうことも少なくありません。
些細なことでも人によってどのように受け取るかわからないので、投稿する内容を運用方針として定める必要があります。

SNSマーケティングに便利なツール3選

SNSマーケティングを成功させるために、様々なツールが開発されています。
今回ご紹介するのは、数あるサービスの中の一つです。
自社のニーズにあったサービスを導入することで、マーケティングを加速できるでしょう。

comnico Marketing Suite

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(画像引用)comnico Marketing Suite ホームページより
https://products.comnico.jp/cms/jp

Facebook、Twitter、Instagramの3つのSNSに対応したアカウント管理ツールです。
投稿管理や効果測定などSNSの運用にかかる時間を大幅に削減できます。
2019年2月時点で累計2,500アカウント以上の導入実績を誇り、多くの企業から支持されています。
シンプルで使いやすいインターフェースやサポート大切など利用者の使いやすさを追求している部分も魅力的です。

クチコミ@係長

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(画像引用)クチコミ@係長 ホームページより
https://service.hottolink.co.jp/service/kakaricho/

口コミデータの分析により、消費者のニーズやブランドイメージなど様々な情報を把握できます。
自社の風評など気になる部分もスムーズに調査可能です。SNS上にある情報を有効活用し、商品やサービスの改善などに役立てられます。
また、SNS戦略の策定やキャンペーンの実施など、色々なフェーズに活用できるため、多くのシーンで活躍できるツールでしょう。

SINIS

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(画像引用)SINIS ホームページより
https://sinis.jp

SINIS(サイニス)はInstagramに特化した分析ツールです。
フォロワーの数の推移の確認や投稿の分析などが手軽に実行できます。
スマホアプリでのみ確認できたInstagramのビジネスアカウントのインサイトデータをPCでチェックすることも可能です。
データ出力も搭載しておりレポートティングも手軽に実施できます。

まとめ

この記事では「SNSマーケティングとは何か」を改めて振り返るために、主要SNSの紹介やメリット・デメリット、ツールなどを紹介しました。

SNSマーケティングの実践には、それぞれのSNSの特性を理解してどのSNSを使うのが商品のターゲット層とマッチしているか、どのようなスケジュールで実施するのかなど、事前準備を念入りに行うことが重要です。