創作意欲を刺激する技術をつくるのがカヤックの役目

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ferret:「Twitter DM CONTENTS」はどういう人たちに使っていただきたいですか? 

泉氏:我々としては*開発の裏テーマが、「創作意欲を刺激する」*なんです。広告代理店のプランナーさんも、「カヤックとアイデア出したら面白いことできるな」ってひらめく瞬間が一番面白いと思うんです。そういうコンテンツを提供していきたいです。

プランナーさんにこの技術を見せて、*「これだったらこんな風にできるじゃん」みたいに意欲を駆り立てたいなっていう意図もありますね。「こういうことできますよ」って見せるのが新しい技術を生み出すカヤックの役目かなって。*今後プランナーさんとかに使っていただいて、一緒に、面白いものを世に発信していけたらいいなと思います。

岡田氏:*企業のオウンドメディア担当者など、マーケターの方にも使っていただきたいですね。*「Twitter DM CONTENTS」ではアンケートを実施して回収することもできる。マーケターにとって必要なデータを集めることにも適しているんです。それに新しい広告手法としても使える。だからマーケターにも使っていただけるかと思っています。

ferret:今後お二人が目指すところは何ですか?

泉氏:きっと、「TwitterにDMあるな。でもあれって押したことないな」という人は意外に多いと思うんですよ。だから大きいことを言うと、我々としてはTwitterのDM機能の存在感を上げていきたい。Twitterにはタイムライン以外にも遊び方があるっていうことをいろんな人に知ってもらって、他にも競合が出てきてほしい。みんなでチャットの活用法みたいなのを広げて開拓していけたらいいなと思っています。

岡田氏:*カヤックとして、クリエイターさんやプランナーさんに使ってもらえるような技術を提供していきたいなと思っていて、そのひとつとして「Twitter DM CONTENTS」があるんです。*消費者が普通の広告を見てくれない時代だと言われていますが、面白い広告には反応してSNSでシェアされる時代でもあります。技術という部分では、我々はTwitterのDMやAIなどに力入れていって、ユーザーが体験したくなる部分をつくれるようになるフォーマットや技術を提供していきたいと思っています。

ferret:今後は日本にとどまらず、海外でも「Twitter DM CONTENTS」を広めたいですか?

岡田氏:海外に出ていきたいですね! 日本の漫画は海外でも人気ですし、Netflixのインタラクティブドラマもあるから、分岐漫画なんかは海外でも通用すると思います。

ferret:ありがとうございました!