GoogleではYouTubeの動画広告があるように、2017年にYahoo!でも動画広告の配信が決定しました。その名も「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」。通称「YDN」と呼ばれています。

この記事では、Yahoo!の動画広告、YDNについてを詳しく紹介するとともに、表示される場所や料金システム、運用時に押さえておくべきポイントを解説していきます

Yahoo!の動画広告とは?

Yahoo!の動画広告とは、通称YDN動画広告のことです。Yahoo!のプラットフォームを利用しているユーザーに動画でアプローチをかけることができます。

また、Yahoo!の動画広告はターゲットがYouTubeとは異なります。YouTubeは動画再生中に広告が流れるので、情報の受け取り方が受動的です。

しかし、Yahoo!の動画広告は記事中に広告が流れるので、情報を取り入れようとしているユーザー広告を能動的に受け取ります。そのため、広告を受け取ってからのアクションを起こしやすいのです。

動画広告を運用する目的はサービスや商品の認知度をアップさせる、または利用してもらうことが目的のはずです。ただ、動画広告を見られるだけでは意味がありません。

Youtubeは「広告を早くスキップしたい」と思うユーザーが多いですが、Yahoo!の動画広告には「この広告、ちょっと見てみたいかも」というユーザーにアプローチできるのです。

Yahoo!動画広告の掲載場所

Yahoo!の動画広告のリリースが決定した当初は、スマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」のタイムラインにしか掲載されませんでした。しかし、それでは、スマホアプリをダウンロードしていないユーザーにアプローチをかけることができません。

そこでYahoo!の動画広告は改良を重ね、「Yahoo! JAPAN」だけでなく、Webページや掲載本数の増加を図り、より多くのユーザーにアプローチをかけられようなりました

現在では、

  • Yahoo! JAPANのタイムライン
  • Yahoo! JAPANのウェブページ
  • Yahoo!ニュース

これらの広告欄に配信されています。

Yahoo!動画広告の費用システム

Yahoo!の動画広告は、10秒間再生されたときのみ課金されるシステムです。運用している動画広告が10秒未満しか再生されなかったとすると、運用にかかる費用は0円ということです。

ちなみに、10秒再生された場合は8円ほどかかりますが、20秒再生された場合でも8円前後と秒数により運用費用の変化は大きくありません

無理に10秒前後の動画を作る必要はなく、伝えたいことが多いのであれば20秒や30秒、60秒の動画を作成しても問題ありません。

大切なことは「動画広告を視聴し、何らかのアクションを起こしてもらう」ということです。ユーザーのためになる動画を心がけましょう

Yahoo!の動画広告を運用するために守らなければならない規約

Yahoo!の動画広告を運用する場合、いくつか守らなければならない規約があります。その規約とは、動画のサイズです。サイズといっても様々ですが、ここでは「動画ファイル」「ピクセル」のこと。

動画広告を運用するために守らなければならない規約を紹介するので、目を通しておいてください。また、動画の形によっては規約が少し異なるので、正方形と横長の場合の規約も合わせて紹介します。

正方形の動画の場合

正方形の場合は、以下の規約を守ってください。

アスペクト比 1:1
ピクセルサイズ 600px×600px
ファイルサイズ 最大200MB
拡張子 .MP4
最小映像ビットレート 1Mbps以上
最大フレームレート 最大30fp
再生時間 最小5秒~最大60秒

横長の場合

アスペクト比 16:9
ピクセルサイズ 640px×360px
ファイルサイズ 最大200MB
拡張子 .MP4
最小映像ビットレート 1Mbps以上
最大フレームレート 最大30fps
再生時間 最小5秒~最大60秒

参考:
動画 広告仕様|Yahoo!プロモーション広告ヘルプ

Yahoo!動画広告を運用する際に押さえておくべき4つのポイント

Yahoo!の動画広告を運用するには、失敗は避けたいものです。

失敗する可能性を減らすことのできる4つのポイントをご紹介します。

質のいい動画を作る

動画広告の品質が悪ければ、最後まで動画を再生してもらうことができません。最後まで再生されないということは、コンバージョンにもつながらないので、品質のいい動画を心がけましょう。

もし、社内で動画を作成できない場合は、外部の制作会社に依頼しましょう。動画作成の外注に関しては、以下の記事が参考になります。

中小企業も動画活用の時代!動画制作会社に依頼するメリットとは

ターゲティングを細かく設定する

動画広告を見てもらうターゲットを細かく設定しましょう。万人受けするような動画を作成してしまうと、かえって誰にも響かない低品質の動画となってしまいます

一見、たくさんのユーザーに届けられると思うかもしれませんが、ターゲットが細かく設定されていないと、「誰に何を伝えたいのかわからない」状態に陥ります。

コンバージョン測定でPDCAを回す

Yahoo!の動画広告には、「動画広告を再生してどんなアクションを起こしたか」というユーザーの動きがコンバージョン測定というものでデータ化されています。

動画広告を運用しては、コンバージョンを測定し、改善を繰り返すことにより、ユーザーにとって有益な動画広告を作成することができます。まずはYahoo!の動画広告を運用してみて、PDCAを回していきましょう。

もう遅い?そう思った今が始めどき

よく、「Yahoo!の動画広告もたくさんの企業が参入しているし、もう遅いんじゃない?」と考えているWeb担当の方がおられますが、そんなことはありません。

まだまだ新しいサービスで、参入している企業も少ない状況にあります。「もう遅いんじゃない?」と思ったときが始めどきです。低価格で運用できるので、まずは始めてみることが大切です。

Yahoo!動画広告を理解して適切なプロモーションを

Yahoo!の動画広告はYouTubeの広告とはプロモーションできるユーザーの属性が異なります。「どんな動画を作成すればいいかイメージがわかない」という方は、一度Yahoo! JAPANのアプリをダウンロードし、他社の動画広告を参考にしてみてください。

「誰に、何を伝えたいのか」に重きをおいて分析すると、見えてくるものがあるはずです。

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