WordPressで運営しているサイトのサイドバーに人気記事を表示したい時に便利なのがWordPress Popular Postsです。

非常に簡単な設定のみでサイドバーがカスタマイズできるため、多くのユーザーに利用されている定番プラグインです。

この記事ではWordPress Popular Postsの使い方を画像付きでわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてサイトをカスタマイズしてください。

WordPress Popular Postsとは

WordPress Popular Postsとは、人気記事をランキングで表示してくれるWordPress専用の無料プラグインです。

30万件以上のサイトでダウンロードされてきており、人気記事の表示機能が標準搭載されていないテーマを利用しているユーザーから重宝されています。

設定は非常にシンプルで、ウィジェット画面から簡単に人気記事を表示できるため、初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用しています。

人気記事をサイドバーに表示させるメリット

サイドバーに人気記事を表示させるメリットとしては、オーガニック検索から訪れたユーザーであってもサイト内の回遊率が高くなり、サイトの滞在時間が長くなるのでSEOの観点でもプラスの効果が期待できます。

また、人気の記事がコンバージョンを生んでいるサイトでは、人気記事にアクセスが集まることでコンバージョンが発生しやすくなり、サイト収益の増加も見込まれます。

人気の記事はコンテンツの質が高いことが予想されますので、SNSで拡散されやすいなどのメリットもあります。

人気記事を表示させることで考えられるデメリット

基本的に人気記事をサイドバーに表示させることによる大きなデメリットはないのですが、強いて言うと競合のサイトにアクセスの集まっている記事を知らせてしまうことになります。

テーマの似たサイトであれば、他サイトのアクセスの取れている記事の動向をチェックしているサイトオーナーや業者も少なくありませんので、人気記事を表示するのは競合にデータを知らせているということになります。

ただし、SNSでのエンゲージメントSEO順位の調査でおおむねの人気記事は調べることができますので、人気記事を表示させることによるデメリットとはあまり言えないでしょう。

WordPress Popular Postsの設定方法

WordPress Popular Postsをインストールしてサイドバーに人気記事を表示するまでを、実際のWordPressの画面と合わせて解説していきます。

プラグインをインストール&有効化

まずはプラグインをインストールして有効化します。

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  • ウィジェット検索窓から「WordPress Popular Posts」を検索
  • WordPress Popular Postsを「今すぐインストール」
  • インストールしたWordPress Popular Postsを「有効化」

各項目の設定

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WordPress Popular Postsの設定画面へのアクセスするには、WordPressの設定にマウスを合わせてリストを表示させるか、プラグインの管理画面から設定を選択します。

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WordPress Popular Postsの管理画面箱のようになっており、プラグインを有効化した瞬間から全ての記事へのアクセス数がカウントされるようになっています。

今日(0時〜23時59分)、7d(直近24時間)、7d(1週間分)、30d(直近30日分)の4種類と自分で集計期間を決めるカスタムの中から選択できます。(サイドバーの表示には関係ありません)

WordPress Popular Postsの設定を行うには画面上部の「ツール」をクリックします。

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WordPress Popular Postsの主な設定項目は3つのみです。
ただし、特別な意図がない限りはデフォルトのままで問題ありません。

デフォルトのアイキャッチ画像

人気記事として表示する記事にアイキャッチ画像が設定されていなかった場合に表示する画像をここで設定します。

全ての記事でアイキャッチを設定しているサイトでは不要な設定ですが、念のため設定しておいても良いかもしれません。

画像の取得元

人気記事として表示する記事のアイキャッチ画像を、記事のどこからアイキャッチ画像を取得するのかを以下の4項目から決めます。

  • アイキャッチ画像
  • 本文内の最初の画像
  • 最初の添付ファイル
  • カスタムフィールド

Lazy load

Lazy loadとは画像の遅延読み込みのことで、ページの表示速度を高めるために画像をページがスクロールされるまでは表示しない設定です。

直近のアップデートで追加された設定項目ですが、これをONにしていると画像がずっと読み込まれない不具合の報告もあるため、現時点(2019年12月)ではNO設定にしておくことをおすすめします。

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