マーケターにとって、日々移り変わる情報の収集は必要不可欠です。そこで、効果的なインプット方法として紹介するのが、Slackに「RSS」を導入する方法。知りたいサイトの情報をこまめに確認しなくても、更新情報を通知で知らせてくれるので、無駄な作業がなくなり効率的にインプットが可能です。

RSS(アールエスエス)とは

RSSとは、ニュースやブログなど、各種Webサイトの更新情報を配信するための文書フォーマットの総称です。Slackと連携させることによって、気になる記事やブログが更新されると通知が来るようになります。

今までは調べたい情報を探すために、わざわざそれぞれのメディアに訪問して情報を得る必要がありました。RSSを使うことで、Slack上に欲しい情報が集まり、更新情報チェックの作業を効率化できるので、大幅にインプットの時間を削減できます。

参考:SlackのRSS機能を使って情報収集するやり方とおすすめサイト10選!

陥りやすい注意点とRSS(アールエスエス)の効果的な活用方法

導入する際の注意点として、Webサイトを過度に登録し過ぎると、大量の更新通知により本来知りたかった情報が埋もれてしまい、Slackが使いづらくなってしまいます。ストレスなくインプットを行うためにも、どんな情報を仕入れてどう業務に活かしたいのか、情報収集の目的を明確にしましょう。

カテゴリ分けでインプット情報を整理する

RSSでは、情報をカテゴリで分けることが可能です。例えば、「マーケティング」「広告運用」「SNS」のように、ジャンルで分類するのが一般的。他にも、サイトの閲覧頻度によって分類できるので、「毎日見るサイト」「更新頻度が少ないからこのサイトは週に1回だけ」のように分けることで、効果的なインプットを行えるでしょう。

また、RSSでさまざまな情報が更新されても、あなたが今見る必要がない情報もいくつか紛れている場合もあります。必要な情報を見終えたら、全て既読にする機能を使ったり、あとで読み返したい情報にマークを付けておきましょう。

手間を極限まで省き、インプットの質とスピードを上げられるのがRSSです。日々の情報収集に課題を感じる方は、RSSでの情報収集を検討してみてください。

参考:RSSとは?基本の仕組みと便利な使い方

Slack(スラック)への導入方法

RSS(アールエスエス) アプリをインストール

rss1.png
まずはRSSアプリをインストールします。

SlackのApp ディレクトリ(App Directory)からインストールは可能です。App ディレクトリを開くと、上記のような画面が表示されます。この画面の検索窓から「RSS」を検索してみましょう。

rss2.png
上記の画面が表示されたら、「サインインしてインストールする」をクリックしインストールを開始します。サインイン済みの場合は、「Slack に追加」というボタンがありますので、そこをクリックしてインストールを始めましょう。

クリック後は次のページで「RSS インテグレーションを追加する」をクリックします。

フィードの追加

「フィード URL」の横に、購読したいフィードのウェブアドレスをペーストして、更新情報を表示するSlackのチャンネルを選択します。あとは「このフィードを購読する」をクリックすれば設定終了です。

もしフィードをさらに追加したい方は、以下の手順で追加が可能です。

1.アドレスを Web サイトからコピー
2.ワークスペースで更新情報を表示したいSlackのチャンネルに移動
3.メッセージフィールドに 「/feed subscribe [アドレス]」 と入力して送信

参考:Slack に RSS フィードを追加する

Slack(スラック)へのRSS(アールエスエス)導入でインプットのスピードを加速

マーケターにとって、変化の多い業界動向を正確に捉え、業務に活かせる知識を効率よくインプットすることは、業務の効率化やパフォーマンスアップのためにも必要なスキルです。ぜひSlackにRSSを導入することで、日々の業務効率化を図ってみてください。

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