どんな業態やサービスであってもホームページを持つことは当たり前になり、ビジネスだけでなく個人の利用も考えると、その役割は多岐にわたります。
そのため、一概にホームページと言っても目的に応じたコンテンツや指標を設定することが重要です。

理解が足りないことが原因で、ホームページを制作した結果、目的と内容が相違してしまったなんてことも少なくありません。
今後、新たにホームページを新設しようとお考えの方であれば、目的を理解することで、ホームページの成功はどこにあるのかが明確になり、運営する側や制作する側もブレることが無くなるでしょう。

今回は、ホームページのジャンルとジャンル別の指標についてまとめました。

ホームページのジャンルとジャンル別の指標

1.商品サイト

商品サイト
http://kaming-diet.jp/campaign/rt11/

新発売であったり商品の説明が必要なもの、商品をアピールしたい場合など、様々なケースでこの「商品サイト」というジャンルのサイトは制作されています。
目的は商品の売り上げを伸ばすためであったり、そのサービスを多くの人に広め、理解をしてほしい場合などに使われます。

サイトの一般的な運営指標としては、PVページビュー)数、直接購入できる場合であればCV(コンバージョン)数などが用いられます。
事例のサイトは日清食品株式会社が販売するダイエット補助食品の商品サイトになります。
商品の購入もできるため、アクセス数に対してのCVR(申し込み率)も重要な指標となります。

2.ECサイト

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http://www.flannelsofa.com/shop/

electronic commerce(エレクトロニックコマース)の略で、インターネット上のWebサイトを使い、商品を販売する為に用意されたサイトのジャンルが「EC(イーシー)サイト」です。
運用上の指標はPV数、CV数、CVRに加え、複数の商品が販売されていることから、サイトの運営コスト(制作費や運営維持費、広告費など)に対して収益が出ているかどうかの指標も重要な数値になります。

ECサイトの多くは「カート」と呼ばれる買い物カゴのシステムが導入されており、買い物カゴに購入したい商品を入れ、最終的に決済や、商品の郵送先を入力する流れとなっています。
事例は家具を販売するECサイトです。画像を大きく並べ、視覚に訴えるサイトの構成になっています。

3.ブランドサイト

ブランドサイト
http://www.seabreezeweb.com/wsidestory/

企業の方針や、考え方、創業者の想いであったり、今後進んでいく方向など、自社のブランドイメージやコンセプトを伝え、向上させるために用意されたWebサイトです。
指標として可視化されたPV数などは重要ですが、そのPVがいかに設定したターゲットに見られているか、という部分に重きを置く必要があります。
それを知るための一つの方法として、ブランドが伝えたいメッセージを込めたページを訪問者が閲覧しているかどうかを指標しましょう。

同様にエンゲージメントやロイヤリティを高めたい場合には、SNSへの拡散や写真、コメントの投稿数などを指標として設定するのが一般的です。
事例は株式会社資生堂「シーブリーズ」のブランドサイトです。商品が伝えたいイメージやブランドのコンセプトをストーリー仕立てで紹介しています。

4.コーポレートサイト

コーポレートサイト
http://avex-management.jp/

会社の所在地、役員構成、ビジネスモデル、製品・サービスの紹介や求人案内まで、その企業が存在する意味と目的を顧客、投資家、ビジネスパートナーなどに向け、広く公開する目的で制作されたのがコーポレートサイトです。

指標としては、PV数や問合せの獲得数などが設定されるのが一般的ですが、求人ならリクルートサイト、物販ならECサイトなど、他サイトの役割に成果を分散させ、コーポレートサイトには決まった指標を設けないこともあります。
事例はタレントやスポーツ選手、モデルなどをマネジメントするエイベックス・マネジメント株式会社のコーポレートサイトです。
華やかな業界だけに、コーポレートサイトも煌びやかな印象を受けます。

5.リクルートサイト

リクルートサイト
http://recruit-jinji.jp/

自社の求人、新卒向けであったり、転職組向けであったり、リクルーティングのために用意されたウェブサイトです。
リクルートサイトを別途用意しない場合は、他社求人情報サイトへ掲載したり、コーポレートサイト内にこのコンテンツを用意しているとことが多くなっていますが、就職希望者が有利になる売り手市場の状況では、個別にこういったサイトを用意しアピールする企業も少なくありません。

運営の指標はもちろん、最終的な内定者の数ということになりますが、企業の方針であったり、求める人物像に来てもらえるようなコンテンツを用意することも重要です。
事例は、文字通り株式会社リクルートが運営するリクルートサイトです。会社の方針はもちろんですが、部署に応じた求める人物像、先輩社員のインタビューなどを公開し、そのままエントリーにつなげる工夫がなされています。

6.官公庁サイト

官公庁サイト
http://www.cao.go.jp/

主に国、都道府県、市区町村がそれぞれ住民に向けて情報発信をするためのウェブサイトです。非営利の公共団体などもこちらに含まれます。
こういったサイトの場合、ユーザービリティを考えたつくりで、老若男女問わず誰でもスムーズに使えるつくりであることが重要です。
事例は、内閣府のサイトです。白を基調にして文字の大きさ調整もできます。大カテゴリごとに情報を整理してあり、官公庁のサイトの中では比較的使いやすい構造になっています。

7.キャンペーンサイト

キャンペーンサイト
http://www.nintendo.co.jp/mario30th/

周年や発売記念、他メディア(テレビや雑誌など)との連携など、様々なシーンでこのキャンペーンサイトが作られるようになってきました。
独自のドメインを取得し、キャンペーン期間中のPVを伸ばすのはもちろんのこと、その後も一定期間キャンペーンの結果などを公開するページとして公開されていることが多くなっています。

コーポーレートサイトやブランドサイトなどとは切り離して制作することができるため、コーポレートサイトではできない演出やコンテンツを展開することもできます。
事例は、任天堂株式会社のスーパーマリオブラザーズ30周年のキャンペーンサイトです。ゲーム会社らしく凝ったつくりになっており、執筆現在、今後のイベントなどを告知していくようになっています。

8.ポータルサイト

ポータルサイト
http://www.yahoo.co.jp/

最後にご紹介するのはポータルサイトと呼ばれるジャンルです。
これは一般的にインターネットの「入口サイト」と呼ばれていますが、最近では情報の集合サイト全般をそのように呼ぶようになっています。
事例としてご紹介するのは日本のインターネット利用者であれば一度は使ったことがあるであろう、Yahoo!Japanです。

ニュース、動画、画像検索から、地図検索、天気、オークション、ショッピング、ファイナンス情報から求人、不動産情報まで網羅しています。
名実ともに日本TOPであるこのポータルサイトでは、利用者は基本すべてのサービスを無料で利用でき、広告事業での収益やコンテンツ収益が運営の目的となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「目的別ウェブサイトまとめ8選」をご紹介しました。

世の中にあるホームページは上記のように、きっちり分けられたものではなく、商品サイトとブランドサイトが一緒になっているものがあったり、コーポレートサイトでありながら、ECサイトを兼任しているなど、組み合わさっているものも多数存在しています。

タイプ別に作ることでユーザーに「伝えたいものが何か」を分かりやすくすることはもちろん、指標の設定も容易になります。

ご自身が関わっているホームページがどのジャンルに含まれるかを見極めたうえで、目的と指標が適切かどうか、チェックしましょう。
また、これから新たにホームページの制作を始めるという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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