「バーチャルオフィス(仮想オフィス)ツール」おすすめ3選

ここからは、現状、日本国内で利用できる「バーチャルオフィス(仮想オフィス)」ツールの中から、おすすめのプロダクトを3つご紹介します。

「Sococo」

「Sococo」は、都内に拠点を構え、テレワーク・在宅勤務のコンサルティングを手掛ける「株式会社テレワークマネジメント」が提供する「バーチャルオフィス(仮想オフィス)ツール」です。

[図4]Sococoの利用イメージ
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画像出典:Sococo|オフィスでも在宅勤務でも『一緒に仕事』ができる

オフィスにいるメンバーと在宅勤務中のメンバー、さらに他の事務所や店舗、営業先など、同じ空間にいないメンバー同士が、声を掛けあったり、会議に呼び出したりと、自分のアバターを操作しながら文字や声、映像で、簡単にコミュニケーションを取ることができます。タブレット端末やスマートフォンなどを持って外出している営業パーソンも、外出先からつながることができます。

バーチャルオフィスのレイアウトは、用途や人数に合わせて30種類以上の中から選ぶことが可能。また、アプリケーションのインストールは不要で、対応ブラウザであるGoogle Chromeがあればすぐに利用できます。ゲストの招待も、URLを渡すだけでWEB会議に招待でき、ユーザー登録は必要ありません。

参考:Sococo|オフィスでも在宅勤務でも『一緒に仕事』ができる

「Remo Virtual Office」

「Remo Virtual Office」は、「Remo.co」社が提供する「バーチャルオフィス(仮想オフィス)」ツールです。公式Webサイトは英語ですが、日本語のチュートリアルビデオも複数公開されており、7日間の無料体験期間があります。

[図5]「Remo Virtual Office」の画面イメージ
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引用:RemoバーチャルオフィスをZoomの代わりに試用してみた #creationline #リモートワーク #テレワーク #在宅勤務 #バーチャルオフィス #stayconnected

勤務時間開始とともに、自分のチームのワークスペースにログインすると、[図5]のイメージのように、いくつかの部屋が表示されます。これらの部屋の表示名は、日本語で自社の好きなものに変更可能。また、同僚に話しかけられても良いかどうか自分のステータスを切り替えることができます。そのステータスを見て、目当ての同僚を見つけて部屋に入り、相談やミーティングを簡単に開始することができる、というものです。

部屋は、使用状況に応じて鍵を掛けておいたり、ワンクッション挟みたいときには「ノックしてから入室してもらう」というステータスに設定しておくことも可能。ビデオや音声のオン、オフも切り替えることができ、ビデオ会議ツールと同じような機能も備えています。

参考:
Remo Virtual Office - Remote collaboration has never been so simple.

RemoバーチャルオフィスをZoomの代わりに試用してみた #creationline #リモートワーク #テレワーク #在宅勤務 #バーチャルオフィス #stayconnected

「クラウドオフィスRISA」

「クラウドオフィスRISA」は、大阪に拠点を構える「株式会社OPSION」社が提供している「バーチャルオフィス(仮想オフィス)ツール」です。

[図6]「クラウドオフィスRISA」の利用イメージ
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引用:RISA | リアルでの不都合を、オンラインで理想に。

[図6]で見られるように、あらかじめ用意された3Dアバターの中から自分を示すアバターを選んで、勤務時間になったらブラウザを開いて「バーチャル出勤」をします。アプリのインストールは不要で、ブラウザはGoogle ChromeとFireFoxに対応。音声通話をしたいときにはボイスチャット、そして、音声通話ができない環境のときにはテキストチャットができ、テキストチャットの内容についてはアーカイブで残すことができます。

また、画面共有もでき、オンライン会議のときは互いの手元のPC画面を見せ合いながらミーティングができます。さらに、今後さまざまな機能を追加予定とのこと。タスク管理機能、タイムカード機能、アバターのカスタマイズ、モバイル通話、ゲスト招待、イベント主催機能といったものが公式Webサイト上で予告されており、ますますの機能充実に期待できそうです。

参考:RISA | リアルでの不都合を、オンラインで理想に。