2015年5月11日、Instagram(インスタグラム)は日本での広告配信サービスを開始しました。
発表から三ヶ月経過した現在、広告の効果はどれだけ出ているのでしょうか。

今回は、インスタグラムの解析ツール「Aista」を使って、各社の広告配信前と配信後のフォロワー数の変化を追ってみました。

※各社とも配信した期間は発表していない為、データからの憶測になります。

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2015年5月11日、Facebookが日本でのインスタグラム広告事業開始を発表

5月11日、インスタグラムの親会社であるFacebookは、、日本国内でもインスタグラム広告を開始すると発表しました。
配信開始初期から参加を表明したのが日清食品(「チキンラーメン」ブランド)、土屋鞄製造所、日本ロレアル(「ランコム」ブランド)の3社でした。

各インスタグラムアカウント
チキンラーメン ひよこちゃん:https://instagram.com/chikinramen_hiyoko/
土屋鞄製造所:https://instagram.com/tsuchiya_kaban/
ランコム:https://instagram.com/lancomejapan/

インスタグラム広告は現状はインフィード広告メニューを提供しており、ユーザーのフィードに、他の一般投稿と同じ形式で広告が配信されます。

instagram広告
このように、形式は一般投稿と同じで、右上にPR表記がつきます。
(日本国内では「広告」と表示されます。)
広告には「いいね」やコメントをつけることが可能で、そのままフォローすることもできます。

インスタグラムは、全世界のMAUが3億人を突破しており、Twitterを上回るほどの勢力となりました。
日本国内のユーザー数は公表されていませんが、広告事業を開始したことからも順調にユーザーを獲得できていることが窺えます。

参考:
ニュース - Instagramが日本で広告配信開始、他の写真に違和感なく溶け込むよう配慮:ITpro

3社の広告開始前と広告開始後の変化は?

広告開始を発表したのが2015年5月11日で、配信開始のタイミングについては「近日中」ということのみしか情報がないため、各社の厳密な配信開始日は不明です。
ですので、計測期間を2015年1月から7月までとし、5月以前と5月以降の数値を比較します。
各社が何を成果指標としているのかについても不明なので、ここでは3社ともわかりやすく「フォロワー数」の変化に焦点をあててみます。

チキンラーメン ひよこちゃん

チキンラーメン ひよこちゃん
https://instagram.com/chikinramen_hiyoko/

日清食品のブランド「チキンラーメン」のマスコットキャラクターである「ひよこちゃん」のインスタグラムアカウントです。
「ひよこちゃん」写真投稿がメインで、ロケーションから小物に至るまで細部にこだわった写真が投稿され、徐々に人気を集めています。

フォロワー数の変化

ひよこちゃん
初投稿日は4月29日で、おそらく広告配信に合わせて開設されたアカウントでしょう。
4月29日に36枚もの写真がアップされており、以降は3~5日に1度の間隔で投稿されています。
5月18日にいいね!数とフォロワー数が急増しており、おそらくこの前後で広告配信が開始されたと思われます。
広告開始後はフォロワー数が124人から813人にまで急増しており、5月31日までは1日に100名前後のフォロワーを獲得しています。
6月1日以降はフォロワー数の伸びが鈍化しているため、5月18日~5月31日の間で広告配信を行ったと見られます。

土屋鞄製造所

土屋鞄
皮革製品を制作・販売する土屋鞄製作所のアカウントです。1965年創業の老舗ですが、新しいものを積極的に取り入れる姿勢が際立っており、SNSを積極的に活用してブランディングや集客の成功事例として引き合いに出されることも多い企業です。
インスタグラムの広告配信にいち早く参入しています。

フォロワー数の変化

土屋鞄
土屋鞄製造所の場合は広告配信前からインスタグラムアカウントを運用しており、1日当たり20~30人のペースでフォロワーを獲得していますが、5月19日は10,399人だったフォロワー数が翌日
20日には10,639人と約300人近い獲得ができているため、おそらく5月20日から広告配信が開始されたと予測できます。
20日以降は1日あたり100人前後のフォロワー数を獲得しており、6月21日頃から伸びが鈍化しているので、約1ヶ月ほど広告配信を実施したのではないかと考えられます。

7月4日から7月11日にかけてフォロワー数が不自然に増加し、減少していますが、おそらく7月10日頃に一部アカウントで発生したインスタグラムのバグが影響しているものと思われます。

参考:
【検証】Instagramでフォロワー数が急増するバグが発生!フォロー数ランキングTOP10のアカウントを調べてみた

ランコム

ランコム
日本ロレアルが運営する化粧品ブランド「ランコム」のアカウントです。
投稿内容は商品の紹介写真やイメージモデルのショットが中心で、化粧品ブランドらしい美麗な写真が並んでいます。

フォロワー数の変化

ランコムのいいね!数変化
ランコムの場合、広告配信が開始されたと思われる5月前後のフォロワー数の伸び率はほぼ変わっておらず、1日あたり30人ほどのフォロワーを安定して獲得しています。
他の2社に比べてもここまで変化が無いのは不自然なので、実際は何らかの理由で広告配信を行わなかったのではないかと考えられます。

まとめ

チキンラーメンと土屋鞄製造所の2つのアカウントに関しては、広告配信を行った結果、フォロワー数の伸び率が顕著に向上しました。
ただ、広告配信して2社とも1日あたりの獲得フォロワー数は100前後と、爆発的な効果を生んでいるかというと少々疑問が残ります。

プロモーションを行う場合は、まずはターゲットを選定し、ターゲットがよく利用するような媒体を選定し、その媒体に向けてターゲットユーザーの興味・関心をひくような広告を出稿するというのが基本です。
インスタグラムは、2つの特徴を持っています。

・ユーザーは若年層の女性が大半を占めている
参考データ:http://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/368
・テキストではなく写真がメインコンテンツ

という特徴を持っています。このような特徴をうまく活用できるプロダクトであれば、得られる費用対効果は大きいでしょう。

例えば、フォロワー数を急速に伸ばしている「ユニクロ銀座店」のアカウントは、広告を利用せず、投稿内容を変更し、ターゲットユーザーが頻繁に閲覧していると思われる女性向けメディアにも取り上げられることによって、短期間で1日の平均獲得フォロワー数を平均1,000名にまで伸ばすことができています。
インスタグラムの特徴を掴み、それに沿った投稿を行うことで大きな効果が生まれました。

参考:
フォロワー数10倍!「ユニクロ銀座」インスタグラムアカウントの人気が急上昇。その要因を調べてみた

SNS上でのプロモーションを行う際は、どれだけSNSを利用するユーザー属性を理解し、どれだけユーザー目線を持てるかということがより重要になります。

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