※本記事は、2016年8月17日に公開された記事をマケスト提供により一部再編集を行っております。

自社のホームページはもちろん、TwitterやFacebook、YouTubeなどに動画を掲載してプロモーションに活用している企業は既に多数存在しています。実際の効果も高いようで、動画を活用している企業のうち6割以上が効果を実感しているというデータが出ています。

今回は、これから動画作成をする人に向けて、今人気のツールの解説、そして頻出して出て来る「画質・ビットレート・フレームレート・ファイル形式」の基本事項について解説します。

目次

  1. 無料の動画作成・編集ソフト
    1. AviUtl
    2. Virtual Dub Mod
    3. Windowsムービーメーカー
    4. Avidemux
    5. UniteMovie
    6. Microsoft Hyperlapse Pro
    7. Free Video Editor
    8. Lightworks
    9. iPhoto
    10. iMovie
  2. 有料の動画作成・編集ソフト
    1. Filmora
    2. Adobe After Effects
  3. 覚えておきたい動画作成のときの用語

無料の動画作成・編集ソフト

動画作成と言っても、無料のソフトから有料のソフトがあって、何が作りたい動画を一番作りやすいソフトなのかわからないものです。基本的に無料ソフトは簡単な編集はできますが、凝った編集は出来ません。凝った編集や演出をしたいのであれば、有料のソフトを使ったほうが良いでしょう。

AviUtl

AviUtl.png
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/ (公式サイト)

無料の動画作成・編集ソフトとしてはかなり有名な「AviUtl」。非常にシンプルなUIで迷うことはあまりないでしょう。プラグインが豊富で、それらを用いることで強力なソフトへと変わります。但し、プラグインをインストールしなければいけない手間はあるため、初心者には少しハードルが高いとも言えます。

ただ、動画で使い方を説明してくれているので、これらを見ることで比較的安心してソフトを使い進めることが可能です。この動画で雰囲気がつかめるはずです。

デメリット:
初心者には少しハードルが高い

Virtual Dub Mod

Virtual_Dub_Mod.png
http://virtualdubmod.sourceforge.net/ (公式サイト)
http://tnetsixenon.xrea.jp/rnote/localization/ (日本語化パッチサイト)

AVIに強い海外製の動画作成・編集ソフトです。日本語化パッチを使うことでインターフェイスを日本語にすることが可能です。ただし、ソフト本体のみの日本語化で全て日本語化されないのは注意が必要です。

動画ファイル形式として、AVI / MKV / OGMが出力することが出来ます。

デメリット:
初心者には英語のソフトなので最初のハードルが高い

Windowsムービーメーカー

ムービーメーカー.png
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/17779/download-windows-essentials (公式サイト)

Windowsユーザーおなじみの「Windowsムービーメーカー」。Windows7以前のOSを使っているユーザーであれば、すでにインストールがされています。Windows7以降のOSユーザーは自分でインストールする必要がありますので、注意が必要です。自分でインストールする場合は「Windows Essentials 2012」をインストールしてください。

デメリット:
出力できる形式がWMVのみ

Avidemux

avidemux.png
https://ja.osdn.net/projects/avidemux/ (公式サイト)

Avidemuxは多くの形式に対応したオープンソースの動画作成・編集ソフトです。機能は多くはないものの、最低限必要なカット機能やフィルタ機能などは揃っており、十分に使えるソフトです。また、出力できる動画形式が豊富なのも特徴です。

UniteMovie

UniteMovie.png
http://red.sakura.ne.jp/~anonymouse/ (公式サイト)

UniteMovieは、AnonyMouseの部屋がリリースしている無料の動画作成・編集ソフトで、動画編集における動画データの連結作業に特化しています。連結できるファイルは基本的に形式が同じファイル同士で、なおかつ画面サイズやビットレートが同じものに限られます。MPEGやAVIなど様々な形式の動画ファイルを読み込むことが可能で、操作もドラッグ&ドロップと手軽で使いやすいのが特長です。

またmp3やwmaといった、音声ファイルの連結にも利用できます。

なにより一番の特長は、再エンコードがないため無劣化かつ高速で動画ファイルを編集できることです。データの大きい動画ファイルはアップロードの際に分割されることが少なくないことから、動画編集作業では便利なソフトといえるでしょう。
ただし動画ファイルの連結のためのソフトなので、その他の動画編集作業には別のソフトを用意する必要があります。

Microsoft Hyperlapse Pro

Microsoft_Hyperlapse_Pro.png
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=52379 (公式サイト)

Microsoft Hyperlapse Proはマイクロソフト社が無料で提供している動画作成・編集ソフトで、タイムラプス動画を制作できるのが特徴です。

タイムラプス動画とは、1秒あたりの動画のコマ数を少なくすることで、独特の世界観を演出したものです。
既存の動画ファイルを、コマ落としや手振れ補正などを加えて、タイムラプス動画に編集します。性能もよく、操作はわかりやすく手軽でありながら、タイムラプス動画の制作でありがちなカクつきのない滑らかな映像を作ることができます。

難点としては、制作した動画の右下に「Microsoft Hyperlapse Pro」というウォーターマーク(透かし文字)が入ってしまうこと、最後に「CREATED WITH Microsoft Hyperlapse Pro」の画面が表示されることがあげられるでしょう。

Free Video Editor

Free_Video_Editor.png
http://www.dvdvideosoft.com/products/dvd/Free-Video-Dub.htm#.VM9AAmisWCQ (公式サイト)

Free Video EditorはDVDVideoSoftがリリースしている動画作成・編集ソフトで、カットによる編集作業に特化したソフトです。
動画の不要なシーンをコマとしてカットし削除する編集はもちろん、特定のシーンを切り出すことも可能です。
他に編集した動画をmp3などの音声ファイルで作成することもできます。

mkv、mp4など様々な形式の動画ファイルを扱える点、操作パネルがわかりやすいアイコンを使用した使い勝手のいいもので、プレビュー画面で確認しながら直感的に作業を進められる点がメリットとしてあげられます。

難点としては、バージョン「1.4.15」からの無料版では無劣化の切り出しができなくなったことです。「1.4.13」以前のバージョンでは可能ですが、最新版では無劣化の切り出しを行うために有料のプレミアム登録が必要になります。

Lightworks

スクリーンショット_2019-03-06_16.56.52.png
https://www.lwks.com/

Lightworksは、4KやSD、HDなどの様々なフォーマットに対応している無料の動画編集ソフトです。
動画のカットや文字入れなどの基本的な機能に加えて、豊富なエフェクトやプラグインなど、プロ並みの高レベルな機能を備えています。

iPhoto

iPhoto.png
https://support.apple.com/kb/DL1650?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP (公式サイト)

iPhotoはMacやiPhoneに最初からインストールされているアプリで、
デジタルカメラで撮影した画像を取り込み、アルバムに整理することができます。現在は、OS X Yosemite v10.10.3以降ではPhotosというアプリになりました。

Photosはアルバムとしての機能が強いアプリで、「モーメント」「コレクション」「年別」といった分類でたくさんの写真や動画を整理することができます。もちろん自分だけのアルバムを作成することもできます。

動画作成・編集ソフトとしての機能も搭載されています。
明るさを変える露出補正、鮮やかさである明度彩度の調節といった色味に関する機能の他、不要なシーンだけをカットして編集するトリミング機能もあります。

しかしあくまでもアルバムとしての機能がメインのため、写真加工はともかく、動画編集や動画作成には不向きと言えるかもしれません。

iMovie

iMovie.png
http://www.apple.com/jp/imovie/ (公式サイト)

iMovieはMacやiPhoneで使うことができる、Apple社が無料で提供する動画作成・編集ソフトです。
WindowsなどApple以外の製品で使用できないというデメリットはありますが、非常に機能が充実しています。

動画をカットしたりつなぎ合わせたりという編集はもちろん、音声や写真、文字を挿入することも可能です。
また商用利用可の音楽や効果音、写真の雰囲気を変えられる様々なフィルタ機能などが最初から用意されているため、初心者でもプロが作ったような動画作成を行えます。

また、操作がシンプルな点も魅力です。
Macと同じくドラッグ&ドロップを使用した操作で映像の並べ替えや音楽など素材の挿入が行えるため、直感的に編集作業を進めることができます。

動画編集に必要な機能、役立つ機能を豊富に持ちながら、わかりやすい設計で簡単に操作できる手軽さも備えているので、Macユーザーでこれから動画作成・編集を始めるという人には最もおすすめなソフトです。

有料の動画作成・編集ソフト

Filmora

filmora-new.jpg
https://filmora.wondershare.jp/video-editor/

Filmoraは動画編集・作成が手軽にできるソフトです。予め用意された動画やフィルタなどを編集して自分の動画の演出に使うことができます。

無料の試用版もあるので、まず使い勝手を試してみるのが良いでしょう。無料試用版では、動画の上に透かしが入るため、そのまま使うのは難しいです。使い勝手が良かったら製品版を購入しましょう。

Adobe After Effects

Adobe_After_Effects.png
http://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html

Photoshopで有名なAdobe社が出している動画編集ソフトの「After Effects」は、プロも愛用するほど高機能な動画編集ソフトです。
有料かつ有名なソフトなので、他のソフトに比べても豊富な機能、エフェクトが揃っています。月額2,180円で利用できるため、非常にリーズナブルにプロと同じ環境が使えます。

覚えておきたい動画作成のときの用語

1.画質(単位:px)

動画の画質は、画素数を意味しています。画素数が低い動画は映像が荒くなってしまうため、最後まで映像を見てもらいにくくなります。

一般的な画質としては以下の4つが挙げられます。数字は画素数を表しています。
(画素数:画像を構成する画素(点)の数)

  • SD画質:720×480
  • HD画質:1280×720
  • フルHD:1920×1080
  • 4K:4096×2160

画素数が上がれば上がるほど美しい映像になりますが、それに伴いデータが重くなってしまうというデメリットもあります。画素数・データ量を鑑みると、HD画質がオススメです。なお、YouTubeなどの動画再生サービスでは、動画が再生されることが最優先となります。そのため、回線の遅い環境で動画を再生すると、自動で画質が下がるようになっています。

2.ビットレート(単位:bps)

ビットレートとは、1秒ごとのデータ量を意味しています。データ量には映像と音声が含まれますので、ビットレートが高ければ高いほど画質・音質ともに高くなります。また、フレームレート(以下で解説しています)が高くなればなるほどビットレートも高くなります。

画質のビットレートと音声のビットレートそれぞれを設定することが可能です。基本的に、音声は映像に比べてデータ量が大幅に小さくなります。そのため、音声のビットレートを大幅に上げても全体のデータ量にはそれほど影響しません。

映像のビットレートを大幅にあげると、画質はよくなりますが全体のデータ量も大きくなります。使用する動画配信サービスの推奨サイズを見ながら設定してください。

ビットレートの単位は、以下の通りです。

  • キロビット毎秒(kbps, kb/s、bpsの10の3乗倍)
  • メガビット毎秒(Mbps, Mb/s、bpsの10の6乗倍)
  • ギガビット毎秒(Gbps, Gb/s、bpsの10の9乗倍)
  • テラビット毎秒(Tbps, Tb/s、bpsの10の12乗倍)

3.フレームレート(単位:fps)

フレームレートとは、1秒間に何枚の静止画が使用されているのかを意味します。例えば30fpsは、1秒間に30枚の静止画が使用されている、という意味です。フレームレートが大きくなればなるほど1秒間に使用する静止画の枚数が増えるため、映像で見た時の動きがなめらかになります。

iPhone6Sでは4kで撮影した場合が30fps、フルHDで撮影した場合が60fpsとなっています。映画の場合は1秒間に24コマ再生されていますので、24fpsとなっています。

フレームレートについても大きくなればなるほどデータも大きくなりますが、動画を再生するディスプレイのフレームレートは決まっているため、動画そのもののフレームレートを上げてもその頻度で描画されるわけではありません。

4.ファイル形式

静止画の場合でもJPG、PNGなどのファイル形式があるように、動画にもファイル形式があります。編集ソフトや使用する動画配信サービスによって対応しているファイル形式が異なりますので、あらかじめ調べておくようにしましょう。

一般的なファイル形式としては、以下の4つが挙げられます。

  • .mp4:一般的なファイル形式
  • .mov:Apple製品で指定されている標準形式
  • .aviまたは.WMV:Windows製品で指定されている標準形式
  • .mpgまたは.mpeg:DVDで使用される形式

主要SNSが対応しているファイル形式

Twitter、Facebook、YouTubeといった主要SNSが対応しているファイル形式については、以下のURLより確認することができます。なお、インスタグラムはFacebookに準じています。

TwitterTwitterで動画を共有または視聴する | Twitterヘルプセンター
Facebook:どのような形式の動画ファイルをアップロードできますか。 | Facebookヘルプセンター
YouTube:YouTube でサポートされているファイル形式|YouTube ヘルプ

動画をアップロードする前に、必ず各SNSでアップロード可能なファイル形式を確認するようにしましょう。

まとめ

クオリティの高い動画を作成したり、マーケティング手法について細かい分析を行ったりと、動画を活用して成果を期待するためには知っておくべきことは多々あります。
しかし、今回ご紹介した4つの要素については動画を作成する際に必要となる基本知識です。

効果のある動画作成を行うためにも、まずはこの4つの要素についてしっかりと理解することから始めましょう。

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