WordPressの最大の特徴といっても過言でないのが、機能性を高めるプラグインです。
プラグインとは、ユーザーによって開発されているPHPスクリプトで、新しい機能を追加したり、より機能性を高めることができます。
インストール後の標準機能でもそのまま使えますが、プラグインを利用することでより様々な機能が使えるようになりますので使わない手はありません。

今回は、特に画像や写真を頻繁に使う方にとって重宝する、画像加工、編集機能があるプラグインをご紹介します。
ブログや記事作成の効率を高めてくれますので、気になるものがあればぜひ実際にインストールして使ってみてください。

画像加工、編集機能をもつWordPressプラグインまとめ

1.Imsanity

Imsanity
https://ja.wordpress.org/plugins/imsanity/
画像をアップロード時に一括でリサイズしてくれるプラグインです。
設定画面で画像のサイズと、サイズ変更後の画質、BMPをJPGに変更するかどうかを指定すれば、次回アップロード時から自動的にリサイズします。
記事ページ・固定ページ内、メディアライブラリ、その他の画面と3タイプ指定することができます。

また、新規でアップロードする画像だけでなく、過去アップロードした画像のリサイズも可能です。

2.Regenerate Thumbnails

Regenerate Thumbnails
https://ja.wordpress.org/plugins/regenerate-thumbnails/
既にアップロードが済んでいるサムネイル画像を再生成するプラグインです。
一括でも、画像ごとの再生成も可能です。
使い方は非常に簡単で、管理画面内のメディア設定画面にあるサムネイル画像サイズを指定しておくだけで準備完了です。

あとは、プラグインを実行するだけで、自動的に再生成してくれます。
一部の画像だけに適用したい場合は、メディアライブラリから指定して実行します。
サムネイルを一から作り直さなければならない時に便利です。

3.isshrinker

isshrinker
https://ja.wordpress.org/plugins/isshrinker/
最大ファイルサイズの制限機能がついた、画像縮小プラグインです。
設定画面で有効を指定しておくと、アップロード時に自動で画像をリサイズします。
画像の長辺の長さ、最大ファイルサイズ、画像の品質、Filter設定がついています。
有効になっている場合、デフォルトでは自動的に横幅(もしくは縦幅)640px、50kb以下で保存してくれます。

また、画像の向きも自動で修正してくれますので、iPhoneの写真などで向きがおかしい場合でもそのままアップロードできます。

4.Watermark RELOADED

Watermark RELOADED
https://ja.wordpress.org/plugins/watermark-reloaded/
アップロードした画像に自動でテキストを入れるプラグインです。
例えば、撮影した写真の無断使用を禁じるためにロゴや著作権者の名前を入れたい時に使えます。
Photoshopのようなツールで一つ一つ入れることも可能ですが、手間がかけられないという方にオススメです。
画像サイズごとに文字を入れるかどうかを設定できますので、ある程度入れる画像を絞ることもできます。

また、文字の位置、余白、テキストフォント・色・サイズの指定が可能です。

5.Shadows

Shadows
https://ja.wordpress.org/plugins/shadows/
画像に自動で影をつけてくれるプラグインです。
影の種類は4パターンで、shadow _ curl・shadow _ flat・shadow _ osx・shadow _ osx _ smallから選択して使用します。
インストール後、有効化した状態でHTMLタグに追加するだけで利用が可能です。

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

6.Jquery colorbox

Jquery colorbox
https://ja.wordpress.org/plugins/jquery-colorbox/
全11種類のデザインパターンを揃えた、Lightboxプラグインです。
角丸シャドウつき、白い枠あり、テキストあり、といった風に異なるデザインから好きなものが選択できます。

画像クリック時の見た目にこだわりたい方必見です。
対応するファイル形式は、JPG・GIF・PNG、FLASHです。

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

7.Image Rotation Repair

Image Rotation Repair
https://ja.wordpress.org/plugins/image-rotation-repair/
向きがおかしい画像の縦横を、自動で正しく修正してくれるプラグインです。
デジカメなどで撮った写真の場合、画像が持つExif情報が原因でおかしな向きに変わってしまうことがあります。
手動で編集するのが面倒な方は、このプラグインを有効化しておけば画像を正確な向きでアップロードしてくれます。

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

8.Easy FancyBox

Easy FancyBox
https://ja.wordpress.org/plugins/easy-fancybox/
画像の拡大表示をちょっとお洒落に演出してくれる、Lightbox系プラグインです。
有効化すると、画像をクリックした際にふわっとした動きをつけてくれます。
デフォルトのままでも使えますが、様々な項目を設定することでより自分好みの動きをつけることが可能です。

例えば、枠のカラー、動く速度が設定できます。
JPG、PNG、GIF画像で使えるほか、SWF、SVG画像、YouTube動画にも対応します。

9.Post Thumbnail Editor

Post Thumbnail Editor
https://ja.wordpress.org/plugins/post-thumbnail-editor/
トリミング範囲を自分で指定できるプラグインです。
通常のサムネイルの場合、写したい被写体が端にある場合には必ず希望通りのトリミングができるとは限りません。
しかし、このプラグインを使えば手動で任意の範囲を設定し、サムネイル画像が作れます。

元画像をベースに新たに生成するので、何度でもサムネイルの作り直しが可能です。

10.Thumbnail Crop Position

Thumbnail Crop Position
https://ja.wordpress.org/plugins/thumbnail-crop-position/
サムネイル画像を切り取る基準点を変更できるプラグインです。
デフォルトのトリミング範囲で、メインの被写体が切れてしまう場合に使えます。
コアファイル、functions.phpに手を加える方法でもできますが、より手軽に基準点を指定できます。

先に紹介した「Post Thumbnail Editor」と違い、変更後にアップロードした画像は全て指定した基準点でトリミングします。

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

11.WP Smush it

WP Smush it
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-smushit/
アップロードした画像を最適化、可逆圧縮してくれるプラグインです。
Yahoo!提供のサービス「Smush.it」のAPIを通して、一括または選択した画像をyahoo推奨の方式で最適化します。
画像を沢山使う方で、容量サイズが気になる場合に使えます。

対応しているファイル形式はJPG、PNGです。

12.Max Image Size Control

Max Image Size Control
https://ja.wordpress.org/plugins/max-image-size-control/
アップロード時に、画像サイズをコントロールできるプラグインです。
サムネイル、中サイズ、大サイズに追加する形で、自由に縮小サイズが設定できます。
縮小サイズはいくつでも追加可能です。

また、画像サイズをカテゴリーID、ポストIDごとで設定できます。
通常サムネイルでしか使えないトリミングを、その他の画像サイズで使えるのも魅力的です。

13.Shutter Reloaded

Shutter Reloaded
https://ja.wordpress.org/plugins/shutter-reloaded/
画像をLightbox系ポップアップで表示してくれるプラグインです。
表示方法の設定の柔軟さが特徴です。
原寸大で表示したり大きく表示したりと、様々な表示ができます

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

14.WP SexyLightBox

WP SexyLightBox
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-sexylightbox/
ユニークなエフェクトが特徴的なLightboxプラグインです。
画像をクリックすると、拡大時に上から落ちてくるような動きをつけてくれます。

対応するファイル形式はJPG、PNG、GIFです。

※注意点:このプラグインは2年以上更新が止まっています。

15.Image Watermark

Image Watermark
https://ja.wordpress.org/plugins/image-watermark/
画像をアップロード時に、自動的にウォーターマーク(透かし)を入れるプラグインです。
つけたい画像サイズ・画像のファイル形式が選択できますので、例えばフルサイズの画像にだけつけるというようなことが可能です。

また、ウォーターマークのタイプが3種類あり、画像・テキスト・両方が選べます。
ウォーターマークの位置や文字色も自由に設定可能です。

先程紹介した「Watermark RELOADED」と比較すると設定項目が多い分、柔軟性が高いプラグインとなっています。