ヒストグラムの使い方!Excel(エクセル)でデータ比較のグラフを作ろう
発展編:「ヒストグラム」で絶対に使いたい裏技1つ
基本的な作り方をマスターしたところで、覚えておきたい裏技を1つご紹介します。
それは、ヒストグラムを作るときの注意点です。
以下の図は、1000人分のアンケートから作成した現年収を表すヒストグラムです。
この図は1箇所大きく間違っていますが、どの点かわかるでしょうか。
正解は、年収1000万〜2000万の縦の高さ、横の幅です。
ヒストグラムは面積で表現していると説明しました。
つまり区間の長さを縦軸の数字で掛け合わせた値の合計でヒストグラムは成り立ちます。
上のグラフを見てみましょう。
200万間隔で区間が区切られていますが、1000万から2000万だけ1000万間隔になっています。
つまり1000万〜2000万の区間は、本来のその他の区間の5倍の長さになります。
高さにしても同様です。
その他の区間が200万間隔で高さが1なら、1000万間隔で高さが0.2にならなければ同じに見えません。
正しい表記は以下のとおりです。
ここが棒グラフと大きく違う点です。
棒グラフは、1000万~2000万で1つの項目と見るから、横幅も高さも気にする必要がありません。
ある項目の散らばりを表現するなら「ヒストグラム」
今回は、「ヒストグラム」に焦点をあてて、最も伝えたいことを、最も解りやすく伝えるグラフ表現方法をお伝えしました。
「ある項目の散らばりを表現」するならヒストグラム、です。
見せ方さえコツを掴めれば最強のコミュニケーション方法である「グラフ表現」。
マスターして、分析レポートに活かしてみてはいかがでしょうか。
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