Google検索やYouTube、Google PlayといったGoogle関連のサイトを利用する中で、特定のスマホアプリのインストールを促す広告を見かけることがあります。これは、「Google広告」の中のメニューの一つで「アプリキャンペーン」と呼ばれるものです。

このメニューを活用すれば、自社アプリの宣伝を行い、より多くのネットユーザーに向けてインストールを促すことも可能です。

この記事では、これから自社アプリをWeb上でもっと宣伝したい人に向けて「Google広告 アプリキャンペーン」の基礎知識や、出稿の手順について解説します。

Google(グーグル)広告の「アプリキャンペーン」とはどんなもの?

[図1]Google広告アプリキャンペーン」の広告サンプル

出典:アプリ キャンペーンでモバイルアプリを宣伝しましょう | Google 広告

スマホで「Google Play」や「YouTube」、「Google検索」などを利用する中で、[図1]のように特定のスマホアプリへ誘導する広告を目にすることがあります。

これが、「Google広告」のメニューの一つ「アプリキャンペーン」というものです。

ネットユーザーに対して特定のスマホアプリを宣伝し、インストールを促す目的で、企業がGoogleに対して広告出稿しているものが表示される、というわけです。

これは、「Google広告」のうち「アプリキャンペーン」というメニューの使い方を知りさえすれば、誰でも出稿することができます。

iOSアプリAndroidアプリのどちらでも宣伝が可能で、自社アプリと似たアプリに関心の高いユーザーに自動的にリーチ。

例えば、自社で料理レシピアプリを運営していて、この「アプリキャンペーン」を出稿したなら、ネットユーザーがGoogle検索で「レシピ アプリ」などと検索したときに自動的に広告を表示させる仕組みになっています。

つまり、自社アプリを気に入ってくれそうなユーザーをもっと開拓してくれる、という広告メニューなのです。

参考:アプリ キャンペーンでモバイルアプリを宣伝しましょう | Google 広告

どんな課題を解決できる?

この「アプリキャンペーン」では、主に以下のような課題を解決できます。

アプリのインストール数の向上(その後のユーザー行動は追跡しない)

アプリ内でのユーザー行動の向上(例:ECアプリなら商品の注文完了、ゲームアプリなら特定レベルのクリアなど)

ただし、一度の出稿で上記①と②両方の目標を設定することはできません。「初回の出稿では①のみを目指す」「次回の出稿では②を目指す」といった、それぞれ別の出稿時に設定をする必要があります。