マーケティングオートメーション(MA)を利用したいけれど、実際どのツールを使えば良いか分からない。」

このような悩みを抱えているマーケティング担当の方、少なくないと思います。マーケティングオートメーションのツールは年々増えてきているので、どれを使えばよいか迷ってしまうのも無理はありません。

本記事では、このような悩みを解決するべく、国内外のマーケティングオートメーションのシェアについて解説していきます。マーケティングオートメーションのシェアを知ることで、どのツールを使えば良いか選択の助けになります。ぜひ本記事を一読してみてください。

マーケティングオートメーション(MA)のシェアを知る前に基本用語を解説

マーケティングオートメーションの基本事項を理解しておくことで、マーケティングオートメーションのシェアに対する理解をより一層深められます。

マーケティングオートメーションの意味や市場規模など、基本事項を今一度確認していきましょう。

マーケティングオートメーション(MA)とは?

マーケティングオートメーション(Marketing Automation)とは、マーケティング活動を自動化すること、またマーケティング活動を自動化するツールのことです。頭文字をとって「MA」と呼ばれることもあります。

これまでのビジネス、とりわけ日本企業のビジネスでは、営業が中心になって新規顧客開拓・既存顧客への訪問が行われてきました。顧客情報も営業担当が保有していることが多く、経験を積んだトップセールスマンに売上や情報収集を依存してしまう企業体質が見られました。

ただ、近年はIT技術の発展によってデジタルマーケティングを駆使した顧客開拓・顧客管理が行われるようになっています。情報を社内で一元管理して、効率的に販売・生産を進めていく形です。

このような時代の変化の中で、デジタルマーケティングにおいて人手による作業を極力なくして自動化しようという動きが出てきます。こうして生まれたのが「マーケティングオートメーション」です。

マーケティングオートメーションを利用することで、これまで営業などの人的資源に頼っていた顧客開拓・顧客管理を自動化することが可能です。たとえば、顧客リストの中から有効な商談が行えそうな顧客を自動集計して、そのデータを営業部門に渡すといったことが挙げられます。

日本のマーケティングオートメーション(MA)と市場規模

矢野経済研究所が行った2020年度のマーケティングオートメーション市場に関する調査によると、日本のマーケティングオートメーション市場の規模は今後も拡大していく模様です。

2020年度の時点で、市場規模は447億3,500万円となっています。今後、1年ごとに約40~50億円規模で市場が拡大していくと予想されています。

日本のマーケティングオートメーション市場が拡大している背景として、コロナ禍におけるオンライン需要の拡大が挙げられます。実際の店舗には行かず、ネット上で商品やサービスを購入する消費者が増えているため、これまで以上にオンライン上での顧客情報管理・分析が重要になってきています。

このような背景から、今後もマーケティングオートメーションを導入する企業が着実に増えていくことが予想されるでしょう。

参考:DMP / MA市場に関する調査を実施(2020年)│矢野経済研究所

海外のマーケティングオートメーション(MA)と市場規模

海外におけるマーケティングオートメーションの市場規模も、国内市場と同様に拡大していくことが予想されます。

Markets and Markets社によると、世界のマーケティングオートメーションの市場規模は2019年の33億ドルから、2024年に64億ドルまで成長すると予想されています。

海外、特に欧米諸国においては2000年代からマーケティングオートメーションの導入が進んでおり、日本よりも数歩先を行っている状態です。

コロナ禍におけるオンライン需要は世界でも顕著ですので、海外におけるマーケティングオートメーション市場も着実に拡大していくでしょう。

参考:Marketing Automation Market worth $6.4 billion by 2024│Markets and Markets