お客様の声がきっかけでカート遷移率を166%改善したネットショップ事例
改善後のカート遷移率
2つの改善を行った結果、アクセスの多い金曜日~日曜日で前月比較(PCサイト)をすると最大で以下のような変化がありました。
改善前:8.23%
改善後:12.35%
カートへの遷移率が約4%アップとなりました。
このような結果を見て分かることは、ユーザーに表示する情報の多さや頻度が、ユーザーの気持ちやカートまでの遷移に影響することが考えられるということです。
そのため、必要な情報を伝えることは当然ですが、情報過多になりすぎないようにしましょう。
まとめ
今回の事例のように、ホームページ運営で重要なユーザー視点を意識していても、ユーザーにしてみれば『ちょっとこれ違う…。』といった事も起こりえます。
こういったユーザー視点を意識する際に必要な事は、アクセス解析によるチェックやアンケート、お問い合わせを行うといった生の声です。そのうえで、ユーザーにとって必要な情報なのかといったことを考えましょう。
この定量と定性データを持ち合わせることが改善の精度を高めるうえで重要といえます。
この事例の元になったカリキュラム
100万PVをほこる有名ネットショップの事例です。phocaseというデザインスマホケース通販のネットショップですが、そのコンセプトづくりにも3C分析などが役立てられています。顧客のことを考え、必要なものを提供する。ビジネスの基本は変わりません。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- PV
- ページビューとは、ホームページにおいて閲覧者が実際に見たページのページ数を言います。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
- 3C分析
- 3C分析とは、市場や競合などの外部要因の分析を通じて自社の戦略策定に活かすためのフレームワークのことです。3Cは、市場(customer)、競合(competitor)、自社(company)の3つの要素を表します。
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