リニューアルやメンテナンス前は要注意。SEOのリスク回避にはメンテナンスページが必須
メンテナンス後の対策:Search Consoleで復旧状況を観察しましょう
メンテナンスが完了したら、ユーザー向けメンテナンス画面を撤去し、前述の.htaccessファイルに記載した内容の部分だけををまるっと削除しましょう。
そして、Search Console(旧Web Master Tool)のクロール>クロールエラーにて、復旧状況を観察します。
クロールエラーでは、「メンテナンス直後はクロールエラーで503エラーが多数検知され、数日経過すると徐々に減っていく」というのが通常のケースですが、そうならない場合は注意が必要です。
例えば、ずっと503のエラーが増えていくという場合は、.htacessを見直し、前述の記述が無いかどうかを確認しましょう。
.htaceessに問題が無いようでしたら、サーバー管理会社へ確認してみることをオススメします。
もしくは、「クローラーの認識に問題がある」という可能性が考えられますので、Fetch as Google(サイト上で Google が行う URL のクロール状況をテストする機能のこと)」を使用してみましょう。
まとめ
サイトメンテナンスにおける、SEOリスクの回避策を解説しました。
この中での最も重要なのは、検索エンジンに対してメンテナンス中であると伝えることです。
施策自体は一見すると難しく見えがちですが、コピペして一部分だけを書き換えるだけなので、すぐに実践できます。
また、メンテナンス前に準備する“メンテナンスページ”は、いかにユーザーフレンドリーであるかどうかがポイントになります。
丁寧さと利便性を心掛けるようにしましょう。
このニュースを読んだあなたにおすすめ
SEO対策に関するカリキュラム
SEOはURLの正規化が重要
コンテンツSEOにおける魅力的なコンテンツの作り方
このニュースに関連するカリキュラム
SEO対策に関するカリキュラム
SEO対策に関するカリキュラムを体系立てて学ぶことができます。
- .htaccess
- htaccess(エイチティアクセス)とは、サーバソフトウェアのApacheを制御できるファイルのことで、正確には「.htaccess(ドットエイチティーアクセス)」です。htaccessを利用することによって、ページにアクセス制限を設けたり、ページを転送するリダイレクトなどの設定を行うことができます。
- クロール
- クロールとは、検索エンジン内のシステムであるクローラ(ロボット)が一つ一つのサイトを巡回し、サイトの情報を収集することを指します。
- クロール
- クロールとは、検索エンジン内のシステムであるクローラ(ロボット)が一つ一つのサイトを巡回し、サイトの情報を収集することを指します。
- クローラー
- クローラーとは、検索エンジンへのインデックス作業のために、インターネット上に存在する様々なページの情報を集めデータベースに登録するプログラムのことです。クローラーが動くことをクローリングといいます。クローラーがページを巡回する際、ページに埋め込まれているリンクを辿って、ページ構造やキーワードなどに関する情報を収集します。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- クロール
- クロールとは、検索エンジン内のシステムであるクローラ(ロボット)が一つ一つのサイトを巡回し、サイトの情報を収集することを指します。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- 検索エンジン
- 検索エンジンとは、インターネット上に無数に存在するホームページのデータを集め、ユーザーにそれらを探しやすくしてくれるサービスのことです。「検索サイト」とも呼ばれます。代表的な検索エンジンとしては、Yahoo! JAPANやGoogleなどがあります。また、大手検索エンジンは、スマートフォン向けのアプリも提供しており、これらは「検索アプリ」と呼ばれています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
おすすめ記事
関連ツール・サービス
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
●課題
●その他
現在の会員数508,696人
メールだけで登録できます→
会員登録する【無料】