メンテナンス後の対策:Search Consoleで復旧状況を観察しましょう

メンテナンスが完了したら、ユーザー向けメンテナンス画面を撤去し、前述の.htaccessファイルに記載した内容の部分だけををまるっと削除しましょう。
そして、Search Console(旧Web Master Tool)のクロールクロールエラーにて、復旧状況を観察します。
クロールエラーでは、「メンテナンス直後はクロールエラーで503エラーが多数検知され、数日経過すると徐々に減っていく」というのが通常のケースですが、そうならない場合は注意が必要です。

例えば、ずっと503のエラーが増えていくという場合は、.htacessを見直し、前述の記述が無いかどうかを確認しましょう。
.htaceessに問題が無いようでしたら、サーバー管理会社へ確認してみることをオススメします。

もしくは、「クローラーの認識に問題がある」という可能性が考えられますので、Fetch as Google(サイト上で Google が行う URLクロール状況をテストする機能のこと)」を使用してみましょう。

まとめ

サイトメンテナンスにおける、SEOリスクの回避策を解説しました。

この中での最も重要なのは、検索エンジンに対してメンテナンス中であると伝えることです。
施策自体は一見すると難しく見えがちですが、コピペして一部分だけを書き換えるだけなので、すぐに実践できます。

また、メンテナンス前に準備する“メンテナンスページ”は、いかにユーザーフレンドリーであるかどうかがポイントになります。
丁寧さと利便性を心掛けるようにしましょう。

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