日本のユニコーン企業は?

日本国内にも、少数ながらユニコーン企業は存在しています。

例えば、フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリは、数十億単位の大型資金調達を複数回実施しており、これまで調達した資金は126億円を超えています。
国内でいち早くオンラインフリマサービスを展開したメルカリは、大手企業が続々と参入した後も成長を続けており、流通総額は100億円を超え、2013年の創業からわずか2年で黒字化を実現しています。
時価総額は正式に公開されてはいませんが、メルカリ取締役の小泉文明氏は「ビリオン(10億ドル=約1130億円)を超える」と公言しています。

参考
フリマアプリのメルカリ、今度は84億円の大型資金調達——評価額10億ドル超の日本発ユニコーンに | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/2016/03/02/mercari-raised/
他にもLINEもユニコーン企業に当てはまると言う見方もありますが、東証での上場準備を進めているようです。

参考
LINEが夏前に東京とNYで上場、資金調達は最大30億ドル=IFR
http://jp.reuters.com/article/line-ipo-idJPKCN0W60SE

まとめ

日本にはユニコーン企業の定義に当てはまる企業は現状ほとんど存在しませんが、日本は市場が狭く、それほど資金がなくても事業を進めることができます。

参考
日本でユニコーン(1000億円超の未公開企業)が生まれない理由、解説します【ウェビナー】 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
http://thebridge.jp/2015/09/why-japanese-startups-cant-get-raising-money-so-muc

日本国内で事業を行う場合、未上場のままでいるよりも上場して事業拡大を進めた方が有利に働く場合も多いため、ある程度成長した国内ITベンチャーは早い段階で上場する傾向にあります。

また、ユニコーンまではいかないものの、急成長を遂げて時価総額が1億を超える企業は続々と誕生しており、今後の日本市場、世界市場にどのような影響を及ぼすのか期待です。

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