これからマーケティングを勉強しようとしている方は、どのように進めようと考えていますか?
Web上で学べることは多数ありますが、やはり最初は書籍から学ぶべきです。
知識が整理され、体系化された書籍を数冊読めば、マーケティングの基本的な概念が理解できるでしょう。

今回は、初心者向けのマーケティング解説書籍をまとめました。

1.ドリルを売るには穴を売れ(佐藤 義典)

ドリルを売るには穴を売れ
この書籍タイトルは、*「商品ではなく価値を売れ」*ということを意味しています。

MBAを取得したマーケティングのプロが、小説を織り交ぜながらマーケティングの基本から本質を解説しています。
マーケティングの基本を学ぶ書籍としては最適でしょう。

2.この1冊ですべてわかるマーケティングの基本(安原 智樹)

この1冊ですべてわかるマーケティングの基本
この本は「マーケティングとは何か」「ブランディングとは何か」という質問に対して明確な答えを出せる事例やヒントが詰まった一冊です。

0からマーケティングを勉強したい方には難しいと感じる内容が含まれているかもしれません。
ですが、手元において繰り返す読むことで有益な情報を得られることは間違いないでしょう。

3.コトラーのマーケティング・コンセプト

コトラーのマーケティング・コンセプト
マーケティング業界で最も著名な人物として挙げられるのがアメリカの経営学者フィリップ・コトラーです。

こちらの書籍は、彼の膨大な著書の中から特に重要な80のコンセプトを抽出して解説を加えた一冊です。
各章ごとの完結型でかかれていますので、分からないことがあった時に必要な部分だけ抜き出す辞書のような使い方も可能です。

4.口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム(神田昌典)

口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム

ソーシャルメディアの発達した現代は、インターネット上の口コミ・評判がビジネスに大きく影響することはもはや常識です。

こちらはTwitterもFacebookも登場していない2001年に書かれた書籍ですが、口コミを生み出すための「感情マーケティング」の概念は現代でも十分に通用します。

5.いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り (宗像 淳 , 亀山 將)

いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り
近年耳にすることの増えた「コンテンツマーケティング」という言葉について、皆様はしっかり理解できているでしょうか。
こちらの書籍は、コンテンツマーケティングとは何かを一から学びたい方にはオススメの一冊です。

著者の所属する会社はコンテンツマーケティングを実施する立場にあるため、現場で行われている実践的な内容も知ることが出来ます。
ECサイトや企業サイトを運営されている担当者様にもオススメの一冊です。

まとめ

こういった書籍を通じて得た経験は、実際に自分の経験に落とし込まないことには血肉になりません。

単に本を読んで終わらせるだけでなく、実践して検証を繰り返して自分のものにしましょう。