2.FireAlpacaのダウンロードとセットアップ

おおまかなイメージが決まったら、ペイントソフトを用意します。本記事ではフリーソフトとして定評のあるFireAlpacaをご紹介します。

FireAlpacaは、2011年から公開されていますWindows/Mac両対応の無料のペイントソフトです。とくに、漫画やイラスト作成などの機能に特化し、その軽快さと使いやすさで利用者を増やしています。ペンタブレットにも対応し、微妙なニュアンスの筆使いまで再現できるほどのツールです。

以下の公式ホームページから、ダウンロードしパソコンにインストールしましょう。とても軽量なソフトなのでセットアップ終了まで数分で終わります。

フリー ペイントツール (Mac/Win 両対応) FireAlpaca [ ファイア アルパカ ]
FireAlpaca

なお、興味がわいた方はペンタブレットの購入もオススメします。やはり慣れますと使い勝手が違います。

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ペンタブ

3.FireAlpacaの基本操作

セットアップが終わりましたら、早速、FireAlpacaを起動しスタンプを作っていきましょう。

新規作成

FireAlpacaを起動後、ファイル>新規作成 を選びます。

すでにLINEスタンプのサイズが登録されていますので、それを選びます。なおスマートフォンの画面用に手入力で解像度は72と入れると良いでしょう。

新規作成

基本操作

以下のように、一般的なペイントソフトと同等の操作で扱えます。基本的にはレイヤー(画面右)に対し、ペンを使って描いていきます。

基本パレット

ブラシの太さや形状などは、画面左下のブラシパレットをダブルクリックしますと調整できます。

ツール群

ツールは以下のものが使えます。基本的にはブラシと消しゴムとバケツ(線の内側を塗る)と文字だけで問題ないでしょう。

基本ツール

とくにLINEスタンプでは、シンプルなキャラクターでも問題ありませんので、まずは40パターンの完成を優先させて作業しましょう。

メッセージなども文字は著作権をクリアしているものを使おう

LINEスタンプでは吹き出しや一言など、何かしらのメッセージをともなった画像にすることも多いと思います。そこで注意したいのは、そういった複製前提の画像で使用しても良いフォント(文字・書体)を使うことです。

フォントに注意

無料フォントだからといって、複製や頒布、まして売り物として使って良いものかまで許可されているのかは、フォントごとに違うのです。

編集部では以前の記事で、印刷まで可能なフリーフォントをまとめています。あなたのスタンプのイメージにあったものがあれば、それらをダウンロードしパソコンに組み込みましょう(インストール手順に以下に書いてあります)。

【保存版】2014年・商用無料/印刷可のフリーフォントまとめ35選|Ferret [フェレット]

ペイントソフトは奥が深い

さて、LINEスタンプは全部で40個のパターンを作ります。ある程度、ソフトの使い勝手に慣れているほうがより効率的に作成できます。

FireAlpacaは著名なソフトですので、情報源も多数あります。以下に紹介するもの以外でもぜひ検索をして調べスキルアップしましょう。

【素人でもできる】『FireAlpaca』を使ってLINEスタンプを作るまで | ガシュログ.com
1万4千個のスタンプを見てまとめた、簡単!LINEスタンプの作り方とリンク54本